
人事に聞く前に、就業規則を自分で読むといいよ。
Hi!Aceだよ。今日は社会人が留学するときの、休職か退職かという話をするね。
私はニュージーランドで1年、語学留学をした。その後イギリスの大学院も修了している。
この判断は、留学の準備でいちばん重い決断だと思う。学校選びや国選びより、人生への影響が大きいからね。
先に結論を書くよ。制度があるなら休職。無いなら、退職の覚悟を決めてから動く。中途半端がいちばん危ない。
この記事では、制度の調べ方、それぞれの落とし穴、帰ってきたときの説明の3つを書いていくね。
まず、就業規則を自分で読む
最初にやるべきことは、人事に相談することじゃないんだ。
なぜ、自分で読むのが先なのか
理由は3つある。
- 相談した時点で「辞めるかもしれない人」として見られることがある
- 人事も全部を把握しているとは限らない
- 制度の名前を知っていると、話が一気に速くなる
特に1つ目は現実的な話でね。まだ何も決めていない段階で相談すると、こちらの立場が弱くなることがある。
だから、まず自分で調べる。そのうえで「この制度を使いたい」と言う。この順番だと、対等な話になるんだ。
何という名前で探すか
「留学休職」という名前とは限らないよ。こういう名前で入っていることがある。
- 自己啓発休職
- 私事休職
- 配偶者同行休職(家族の赴任に伴うもの)
- 長期休暇制度・サバティカル
社内の規程集を検索できるなら、「休職」で引いてみるといい。紙しかないなら、目次の「休職」の章を見ることだね。
見るべきポイント
- 対象になる条件(勤続年数など)
- 期間の上限
- 給与や社会保険がどうなるか
- 復職後の義務(戻ってから何年働くこと、など)
- 申請の締め切り(意外と早い)
特に復職後の義務は必ず見ること。「戻ってから3年以内に辞めたら費用を返す」といった条項があることもあるんだ。
休職を選ぶときの、利点と落とし穴
利点:戻る場所があるのは、想像以上に大きい
これは精神的な話に聞こえるけど、実際の学習に直結するんだ。
現地で伸び悩んだとき、帰る場所がある人と無い人では、粘りが違う。無い人は「このままで大丈夫か」と焦って、勉強どころじゃなくなることがある。
私が見てきた中でも、余裕のある人ほど伸びていたよ。
落とし穴1:期間が決まってしまう
休職には上限がある。だから期間を延ばす選択ができないんだ。
現地で「あと半年いたら伸びそうだ」と思っても、戻らなければいけない。これは意外とつらいよ。
落とし穴2:戻る前提だから、動き方が変わる
これは書きにくいけど、正直に書くね。
戻る場所があると、現地での必死さが少し落ちることがあるんだ。
「まあ帰れば仕事はある」と思えてしまうからね。この安心感が、逃げ場になってしまう人もいた。
だから休職で行く人こそ、目標を判定できる形にしておくことが大事だと思う。
落とし穴3:制度を使えるのは一度きりのことが多い
何度も使える制度は少ない。だから使うタイミングを間違えないこと。
英語がゼロの状態で使ってしまうと、慣れるだけで期間が終わる。先に日本で基礎を作ってから使う方が、同じ期間でも成果が違うんだ。
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退職を選ぶときに、考えておくこと
制度が無い会社の方が多い。だから退職して行く人の方が、実際は多いと思う。
利点:期間も進路も、自分で決められる
縛りが無いのは大きいよ。
現地で「もう半年いよう」と決められるし、そのまま現地で働く道を探すこともできる。選択肢が開いたままになるのが、退職のいちばんの強みだね。
落とし穴1:収入がゼロになる期間の計算
ここは何度でも書くよ。私がいちばん甘く見ていた部分だからね。
出ていくお金(学費・生活費・渡航前費用)は計算するのに、入ってこない分を計算に入れ忘れるんだ。
そして貯金が一方通行で減っていく感覚は、想像よりずっときつい。働いていれば翌月入ってくるけど、留学中は減るだけだからね。
落とし穴2:社会保険や税金の手続き
地味だけど、これを忘れると後で困る。
- 健康保険をどうするか(任意継続か、国民健康保険か)
- 年金の扱い
- 住民税は前年の所得にかかるので、退職後も請求が来る
- 海外転出届を出すかどうか
特に住民税は見落としやすい。収入が無いのに、前年分の請求が届くからね。
詳しい扱いは自治体や状況で変わるから、必ず住んでいる市区町村と年金事務所で確認すること。ここは個人ブログの情報で判断しない方がいい部分だよ。
落とし穴3:帰国後の空白
履歴書に空白が生まれる。これをどう説明するかは、行く前に考えておいた方がいい。
「英語を学びに行きました」だけだと弱いんだ。
その期間に何をして、何ができるようになったか。ここを言えるかどうかで、まったく印象が変わるからね。
どちらを選ぶか、判断の手順
実際の決め方を、順番で書くね。
手順1:制度の有無を確認する
あるなら、原則それを使う。無いなら退職しかないから、そこで分岐は終わる。
手順2:制度の条件が、自分の目的に合うか見る
期間の上限が半年で、自分は1年行きたいなら、そこで合わない。
復職後の義務が重すぎると感じるなら、それも判断材料だね。制度があるから使う、ではなく、目的に合うかで選ぶこと。
手順3:帰ってきたときの姿を、一行で書く
これがいちばん大事だと思っている。
「帰ってきたとき、自分は何ができるようになっていたいか」
これが書けるなら、休職でも退職でも大丈夫。書けないなら、どちらを選んでも後悔しやすいんだ。
手順4:お金の見積もりを作る
学費・生活費・渡航前費用に、収入がゼロになる分を足す。そして帰国後2〜3か月の生活費も足しておくこと。
この余白があるかどうかで、帰ってきてからの選択肢が変わるからね。
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行くと決めてから調べるんじゃなくて、調べてから決めればいいんだ。
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私の場合は、どうだったか
自分の話も書いておくね。参考になるか分からないけれど、判断の材料にはなると思うから。
語学留学のときと、大学院のときで違った
私は二度、海を渡っている。ニュージーランドの語学留学と、イギリスの大学院だよ。
そしてそのときどきで、置かれた状況は違った。同じ人間でも、タイミングによって選べる道は変わるんだ。
だから「社会人はこうすべき」という一般論は、あまり意味がないと思っている。
共通していたのは、戻ってからのことを軽く見ていたこと
どちらのときも、行くまでの準備には必死だった。ビザ、学校、お金、荷造り。やることが多いからね。
でも「帰ってきてから何をするか」は、ずっと後回しにしていた。ここが反省点なんだ。
行くと決まると、それだけで前に進んでいる気がしてしまう。準備が忙しいから、なおさら錯覚するんだよ。
いま同じ立場なら、何をするか
順番を変えると思う。先に帰国後の姿を決めて、それから休職か退職かを選ぶ。
帰ってきたときに何をしていたいかが決まっていれば、必要な期間も、必要な英語力も、自然に決まるからね。
そうすれば「制度があるから半年」ではなく、「目的に必要だから半年」という選び方になる。
この二つは、同じ半年でも中身がまるで違うんだ。
休職と退職について、よく聞かれること
会社に留学すると言いにくい
分かるよ。特に制度が無い会社だと、言い出しにくいよね。
ただ、黙って準備を進めるのは避けた方がいい。急に辞めることになると、関係が悪い形で終わってしまうからね。
業界は意外と狭いし、帰国後に元の会社と仕事で関わることもある。去り方は、帰ってきた後に効いてくるんだ。
休職の申請は、どのくらい前に出す?
会社によるけど、思っているより早いと考えておいた方がいい。
半年前、というところもある。そして留学の準備自体も半年〜1年かかるから、行きたい時期の1年前には調べ始めるのが安全だよ。
有給を使って短期で行くのは?
これは良い選択だと思う。
1〜2週間の短期留学なら、仕事を辞めずに行けるからね。本格的に行く前の下見としても使える。
実際に行ってみると、想像と違うことが必ずある。その差を先に知っておけるのは大きいよ。
留学しないで英語力を上げる方法は?
あるよ。というより、留学の前後どちらでも、日本での学習は必要なんだ。
語彙と、意見を組み立てる力。この2つは現地にいるだけでは伸びない。座って積むしかないんだ。留学していても、していなくても同じだよ。
だから留学するかどうかで迷っている間も、日本での学習だけは始めておいていいと思う。行かないことにしても、手元に英語力が残るからね。
まとめ:休職か退職か、決める前に押さえること
最後にまとめておくね。
まず、就業規則を自分で読む。人事に相談するのはその後。順番を逆にすると、こちらの立場が弱くなることがあるからね。
制度の名前は「留学休職」とは限らない。自己啓発休職、私事休職、サバティカルなど、いろいろな名前で入っているよ。
休職の利点は、戻る場所があること。落とし穴は、期間が決まることと、安心感が逃げ場になることだね。
退職の利点は、期間も進路も自分で決められること。落とし穴は、収入がゼロになる分の計算と、住民税などの手続きだよ。
そして何より、「帰ってきたとき、何ができるようになっていたいか」。これが一行で書けるなら、どちらを選んでも大丈夫だと思う。
書けないなら、そこを先に決めること。留学は目的じゃなくて手段だからね。
私はここを曖昧にしたまま動いてしまって、帰ってきてから困った。同じ思いをしなくて済むように、この記事を書いたつもりだよ。
最後にもうひとつ。この判断に、正解は無いと思っている。
休職で行って良かった人もいれば、退職して道が開けた人もいる。逆もまた同じだよ。
違いを生むのは制度の方じゃなくて、行く前にどれだけ考えたかだった。それだけは、見てきた中ではっきりしているんだ。
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