
いちばん見落とすのは、入ってこない分だよ。
Hi!Aceだよ。今日は社会人の留学にかかるお金の話をするね。
私はニュージーランドで1年、語学留学をした。その後イギリスの大学院も修了している。
先に断っておくと、この記事では「総額いくら」とは書かない。
国も期間も滞在の形も違えば、金額はまるで変わるからね。為替でも変わる。だから金額を断言する記事は、あまり信じない方がいいと思う。
そのかわり、どこにお金がかかるのか、という内訳を書くよ。これは国が変わっても同じだから、そのまま自分の計算に使えるはずだよ。
そして私が計算に入れていなくて痛い目を見た項目も、正直に書くね。
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費用は4つに分けて考えると、抜けがなくなる
留学のお金を考えるとき、多くの人は学費と生活費だけを見る。でもそれだと足りないんだ。
- ① 学費(学校に払うお金)
- ② 生活費(現地で毎月消えるお金)
- ③ 渡航前費用(行く前に消えるお金)
- ④ 逸失収入(働かないことで入ってこないお金)
この4つで考えると、抜けがなくなるよ。順に見ていくね。
① 学費
いちばん分かりやすい費目だけど、注意点がひとつある。
留学生の学費は、その国の学生より高く設定されていることが多いんだ。国が自国の学生を優遇しているからだね。
調べるときは、必ず学校の公式サイトの「International students」向けの金額を見ること。まとめサイトの数字は古いことがあるし、毎年改定されるからね。
② 生活費
家賃・食費・交通費・通信費。ここは都市によって倍くらい違う。
同じ国でも、大都市と地方の学園都市ではまるで別の金額になる。だから「イギリスは高い」みたいな国単位の話は、あまり意味がないんだ。
滞在の形でも変わるよ。ホームステイなら食事込みのことが多いけど、自分で借りるなら家具や敷金から始まる。
③ 渡航前にかかるお金
ここが、いちばん見落とされる。
- 英語試験の受験料(何度も受けることになる)
- 出願料(学校ごとにかかる)
- ビザの申請費用
- 航空券
- 海外保険
- 国によっては医療の追加負担
特に英語試験は1回では終わらない。私も必要な点に届くまで、何度か受け直しているよ。
この③だけで、想像よりずっとかかる。しかも行くと決まる前から出ていくのが、地味に効くんだ。
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私がいちばん甘く見ていた「④逸失収入」
ここが、この記事でいちばん伝えたいところだよ。
出ていくお金ばかり数えていた
私は留学の準備をしていたとき、①〜③をノートに書き出して計算していた。
でも「入ってこない分」を書いていなかったんだ。
社会人が留学するということは、その期間給料が止まるということだよ。当たり前の話なんだけど、なぜか計算に入れ忘れる。
貯金が減る速度は、想像よりずっと速い
働いているときは、減っても翌月に入ってくる。だから減る感覚が鈍いんだ。
でも留学中は一方通行で減り続ける。これは精神的にかなりくる。数字が毎月確実に小さくなっていくからね。
そして怖いのは、お金の不安が学習の質を落とすことなんだ。「あと何か月いられるか」を考えながら授業を受けても、頭に入らないよ。
だから、こう考えるといい
予算を組むときは、①+②+③ に加えて、帰国後2〜3か月の生活費まで用意するのがいいと思う。
帰ってすぐ仕事が決まるとは限らないからね。その余白があるかどうかで、帰国後の選択肢がまったく変わるんだ。
余白がないと、とりあえず就ける仕事に飛びつくことになる。せっかく留学したのに、それでは何のために行ったのか分からなくなってしまう。
費用を下げる、現実的な方法
節約の話もしておくね。効く順に書くよ。
① 国を変える
いちばん効くのがこれ。国が変われば、費用は倍近く変わるからね。
物価の安い国を選べば、同じ予算で期間を伸ばせる。そして期間の長さは、伸びに直結するから、これは合理的な選択だよ。
② 期間の配分を変える
ずっと学校に通う必要はないんだ。
前半は学校で基礎を作って、後半は現地で暮らしながら使う。こうすると学費を抑えつつ、期間は保てるよ。
③ 行く前の英語力を上げておく
これは節約に見えないかもしれないけど、実はいちばん効率がいい。
ゼロで行くと、最初の数か月が「慣れ」だけで消えるんだ。その数か月分の学費と生活費が、ほぼ無駄になるということだよ。
日本で先に基礎を作っておけば、現地の期間を丸ごと使える。しかも日本での学習の方が、圧倒的に安いからね。
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合わなかったら、やめればいいだけだから。
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④ 奨学金や制度を調べる
社会人向けの制度もあるよ。国の制度、自治体の制度、学校独自のもの。それぞれ条件が違う。
ただし締め切りが早い。行く1年前には調べ始めた方がいい。気づいたときには締め切っていた、というのがいちばんもったいないからね。
やらない方がいい節約
逆に、削らない方がいいものも書いておくね。
保険は削らないこと。海外の医療費は、日本の感覚だと信じられない額になることがある。一度の入院で、留学費用が吹き飛ぶこともあるんだ。
住む場所も、安さだけで選ばないこと。治安の悪い場所は、結局それ以上のものを失うからね。
自分の見積もりを作る手順
ここまで読んだら、実際に自分の数字を出してみてほしい。紙一枚でできるやり方を書くね。
手順1:国と期間を、仮でいいから決める
決まらないと、何も計算できないからね。仮で構わないよ。
むしろ複数の案を並べて比べるのがいい。「A国に半年」「B国に1年」のように書き出すんだ。
手順2:学校の公式サイトで、学費だけ拾う
ここは1時間もあれば終わる。公式サイトの数字だけを使うこと。
そして必ずその国の通貨で控えておく。円に直すのは最後でいい。為替が動くからね。
手順3:生活費は、月額で置く
月にいくら、で置いておくと計算が楽だよ。そして期間を掛けるだけにしておく。
月額が分からないときは、その都市の家賃相場を調べて、それを1.8倍くらいにすると、だいたいの生活費になる。家賃が生活費の半分強を占めることが多いからね。
手順4:渡航前費用を、項目で足す
英語試験の受験料は3回分で見ておくといいよ。1回で終わる人は少ないからね。
ビザと保険と航空券は、調べれば正確な数字が出る。ここは推測しなくていい部分だよ。
手順5:最後に、逸失収入と帰国後の余白を足す
いまの手取りに、留学する月数を掛ける。それが入ってこない分だね。
そして帰国後2〜3か月分の生活費を足す。
この数字を見て、はじめて「行けるかどうか」が判断できる。①〜③だけで判断すると、必ず足りなくなるよ。
手順6:出した数字を、誰かに確かめてもらう
自分で作った見積もりには、必ず抜けがあるんだ。知らない費目は、そもそも書けないからね。
だからエージェントに自分の案を見せて、抜けを指摘してもらうのがいい。ゼロから聞くより、こっちの方が話が早いし、こちらに軸があるぶん、流されずに済むよ。
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費用について、よく聞かれること
実際によく聞かれることに答えるね。
現地で働けば、費用は賄える?
国とビザの種類によっては働ける。でも賄えるとは思わない方がいい。
学生ビザだと働ける時間に上限があることが多いし、そもそも語学の途中で就ける仕事は限られるからね。
生活費の一部を補う、くらいの位置づけで考えるのが現実的だと思う。
エージェントに頼むと高くなる?
無料のところも多いよ。学校からの手数料で成り立っているからね。
ただ、無料だからこそ紹介先に偏りが出ることはある。だから出してもらった候補は、自分で公式サイトを見て確かめること。
それでも、見積もりをもらうだけでも価値はある。自分で調べると必ず抜けが出るけど、向こうは毎日やっているからね。
貯金はいくらあれば行ける?
金額では答えられない。かわりに、判断の仕方を書くね。
①+②+③を計算して、それに帰国後2〜3か月の生活費を足す。その額が用意できるなら、行っていいと思う。
ギリギリで行くと、現地で冷静な判断ができなくなる。お金の不安は、留学の質そのものを下げてしまうからね。
借金してでも行く価値はある?
これは正直に答えるね。私はおすすめしない。
留学は行けば成果が出るものじゃない。行った先で何をするかで決まる。つまり結果が保証されていない投資なんだ。
返済を抱えたまま帰ってくると、せっかくの経験を活かす選択肢が狭まってしまう。それなら1年遅らせて、貯めてから行く方がずっといいと思うよ。
まとめ:社会人の留学費用で、押さえるべきこと
最後にまとめておくね。
費用は4つに分ける。学費・生活費・渡航前費用、そして働かない期間の逸失収入だよ。
いちばん見落とすのは4つ目。出ていくお金ばかり数えて、入ってこない分を忘れるんだ。私がそうだった。
帰国後2〜3か月の生活費まで用意しておくこと。この余白があるかどうかで、帰ってきてからの選択肢が変わるからね。
費用を下げるなら、まず国を変える。次に、行く前の英語力を上げておくこと。これがいちばん効率がいいよ。
保険と住む場所は削らないこと。削ると、それ以上のものを失うからね。
そして最後に。金額を知りたいなら、エージェントに見積もりだけもらうのがいちばん早い。相談は無料のところが多いし、自分で調べるより現実的な数字が出てくるよ。
行くかどうかは、その数字を見てから決めればいいからね。
ひとつ付け足しておくと、この計算は行かないことにしても無駄にならないよ。
自分がいま、どれだけの余裕を持っているのかがはっきりするからね。それが分かるだけでも、次に何をすべきかが見えてくるものだよ。
そして、もし金額を見て「いまは無理だ」と思ったなら、それも立派な答えだと思う。
1年遅らせて貯めてから行くのは、負けじゃない。むしろ現地での1年を、お金の不安なく使えるということだからね。
私は貯金が減っていく速度に、最後まで慣れなかった。同じ思いをしなくて済むように、この記事を書いたつもりだよ。
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