
1年で流暢になる、とは言わないでおくね。
Hi!Aceだよ。今日は語学留学を1年やると、英語がどうなるのかを書くね。
私はニュージーランドで1年、語学留学をしている。その後イギリスの大学院も修了した。
先に、いちばん知りたいところを正直に答えるよ。1年では、ペラペラにはならない。
こう書くと夢がないように聞こえるかもしれない。でもこれは私の実感だし、同じ時期にいた日本人を何人も見てきた上での話なんだ。
ただし、変わるものは確かにある。しかもそれは、日本にいたままでは手に入らないものだった。この記事では、変わったことと変わらなかったことを分けて書くね。
1年で「変わったこと」は3つあった
順番に書いていくね。実感の強かった順だよ。
① 耳が変わる。これがいちばん大きい
最初の3か月、私は本当に何も聞き取れなかった。教室で愛想笑いをしていた記憶しかないよ。
でも半年を過ぎたあたりから、相手が何の話をしているかは分かるようになった。全部の単語は拾えなくても、話の筋が見える感じだね。
これは日本で教材を聞いているだけでは、なかなか起きなかったことだった。教材の英語は、聞き取りやすく作られているからね。
② 分からないときに、聞き返せるようになる
地味だけど、これが本当に効くんだ。
日本にいた頃の私は、分からないときに分かったふりをしていた。聞き返すのが恥ずかしかったからね。
でも生活がかかると、そうも言っていられない。銀行の手続きも、部屋を借りるのも、聞き返さないと前に進まないんだ。
この「分からないと言える力」は、英語力そのものより役に立ったと思っているよ。
③ 勉強のやり方が分かる
1年いると、自分の弱点がはっきりする。
私の場合は語彙が絶望的に足りないことだった。聞き取れているのに意味が分からない、という場面で毎回止まっていたからね。
これが分かったから、帰国後にやるべきことが決まった。留学の一番の成果は、帰ってからの方向が決まることかもしれない。
正直に書く。1年で「変わらなかったこと」
ここが、この記事でいちばん書きたかったところだよ。
語彙は、留学では増えない
意外に思うかもしれないけど、これは本当なんだ。
日常生活で使う言葉は、実はそれほど多くない。同じ言い回しを毎日繰り返しているうちに、その範囲だけは達者になって、外に出ないという状態になる。
語彙は、結局座って覚えるしかない。留学していても、していなくても、ここは同じだった。
議論の英語は、別の力
買い物や雑談ができるようになっても、意見を組み立てて、根拠を出して、反論するのはまったく別の力だった。
私はこれを、後の大学院で思い知ることになる。語学の1年があっても、初日の議論には入れなかったからね。
日本人と一緒にいると、何も変わらない
これは書きにくいけど、書いておくね。
語学学校には日本人がたくさんいる。そして日本人だけで固まって1年を過ごす人が、必ず一定数いるんだ。
その人たちは、1年経ってもほとんど変わっていなかった。住んでいる国が変わっただけで、生活の中身は日本と同じだからね。
つまり留学は「行けば身につく」ものじゃない。行った先で何をするかが、全部なんだ。
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1年を無駄にしないために、私が思うこと
同じ1年でも、人によって差がはっきり出る。その差はどこから来るのか、書いてみるね。
行く前に、日本でやっておくこと
断言するけど、行く前の英語力が高いほど、1年の伸びも大きい。
ゼロで行くと、最初の数か月が「慣れ」だけで消えるからね。その数か月を日本で済ませておけば、現地の1年を丸ごと使えるんだ。
だから留学を考え始めた日から、日本での学習を始めていい。行かないことにしても無駄にならないしね。
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現地で「英語を使わざるを得ない場」を作る
- 日本人のいない住まいを選ぶ
- アルバイトや地域の活動に入る
- 学校以外に、通う場所をひとつ作る
- 週に一度は、日本語を一切使わない日を決める
私は最後のやつをやっていた。効いたと思うよ。
「何ができるようになりたいか」を具体的にする
「英語が話せるようになりたい」は、目標として弱い。できたかどうか、自分でも判定できないからね。
仕事の会議で発言できるとか、字幕なしで映画が分かるとか、判定できる形にすること。
そうすると、日々の勉強で何を選ぶかも決まってくるんだ。
1年の中で、いつ何が起きたか
1年といっても、ずっと同じ調子で伸びるわけじゃない。私の場合はどうだったか、時期を分けて書いてみるね。
0〜3か月:何も聞き取れない
ここが一番きつい。まったく歯が立たないという時期だよ。
教室では愛想笑い、買い物では指差し、電話は取れない。自分は英語ができないという事実を、毎日突きつけられるんだ。
この時期に折れて、日本人だけで固まるようになる人が多い。気持ちは分かるよ。楽だからね。
でもここを越えられるかどうかで、残り9か月の中身が全部変わる。そう思って耐えてほしい。
4〜6か月:話の筋が見え始める
全部の単語は拾えない。でも「今この人は何の話をしているか」が分かるようになる。
これが分かると、会話に入れるようになるんだ。分からない単語があっても、聞き返せばいいと思えるからね。
私がいちばん「来た」と感じたのは、この時期だった。
7〜9か月:伸びが止まったように感じる
ここで多くの人がつまずく。成長が止まったように感じるんだ。
実際には止まっていない。ただ、日常生活で使う範囲は一通りできるようになって、その外に出ていないだけなんだ。
だからこの時期は、意識して新しい場所に自分を置く必要がある。同じ人と、同じ話題で話していても伸びないからね。
10〜12か月:自分の弱点がはっきりする
最後の3か月で、私は自分に何が足りないかを理解した。
語彙と、意見を組み立てる力。この2つだった。
そしてこの2つは、現地にいるだけでは増えないと分かった。だから帰国後に何をするかが、そこで決まったんだ。
1年は、英語を完成させる期間じゃなくて、自分の課題を見つける期間だった。私はそう思っている。
どの国を選ぶかで、1年の中身は変わる
国選びの話もしておくね。ここは金額だけで決めない方がいい。
比べるべきは、この4つ
- 費用(授業料・滞在費・物価)
- 日本人の割合(多いと日本語を使ってしまう)
- 訛り(自分が将来どこで使うか、から逆算する)
- 働けるかどうか(ビザの条件は国によって全然違う)
特に2つ目を軽く見ない方がいい。日本人が多い学校は、居心地がいい分だけ伸びにくいからね。
訛りは、気にしすぎなくていい
「訛りのない英語を学びたい」と言う人は多いけど、実際に世界で使う英語は、いろんな訛りが混ざったものなんだ。
私がニュージーランドにいたとき、クラスメイトは南米やアジア、ヨーロッパから来ていた。そのやりとりの方が、実は将来の役に立ったと思っているよ。
決められないときは、相談してみる
国と学校の組み合わせは膨大で、自分で全部調べるのは正直きつい。
エージェントに条件だけ伝えて、候補を出してもらうのが早いよ。相談だけなら無料のところが多いしね。
そこで出てきた候補を自分で調べ直せばいい。ゼロから調べるより、候補を検証する方がずっと楽だから。
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語学留学1年について、よく聞かれること
実際によく聞かれることに答えるね。
半年と1年、どっちがいい?
予算が許すなら1年だと思う。
理由は、最初の3か月が「慣れ」で消えるから。半年だと、慣れた頃に帰ることになるんだ。
ただ、半年でも短期でも、行かないよりはずっといい。期間より、行った先で日本語を使わずに済む環境を作れるかの方が効くからね。
何歳まで行ける?
年齢の上限はないよ。私のいた学校にも、いろんな世代がいた。
むしろ大人になってから行く方が、目的がはっきりしている分だけ伸びる人が多いと思う。
費用はどのくらい?
国と期間と滞在の形で、まったく違う金額になる。だからここでは金額を断言しない。
かわりにどこにお金がかかるかを書いておくね。
- 学校の授業料
- 滞在費(ホームステイか、自分で借りるかで大きく変わる)
- 食費・交通費などの生活費
- 航空券、ビザ、保険
- そして、働かない期間の収入がゼロになる分
最後のひとつを、私は計算に入れていなかった。貯金が減る速度は、思っているよりずっと速いよ。
正確な数字を知りたいなら、エージェントに見積もりだけもらうのが早い。相談は無料のところが多いし、自分で調べるより現実的な金額が出てくるからね。
結局、行く価値はある?
私はあったと思っている。
ただしそれは英語が身についたからじゃないんだ。
分からないと言えるようになったこと、自分の弱点がはっきりしたこと、そして日本の外にも普通の生活があると知ったこと。この3つの方が、後々まで残ったよ。
まとめ:語学留学1年で、本当に手に入るもの
最後にまとめておくね。
1年ではペラペラにならない。これは正直に言っておくよ。でも耳は変わるし、聞き返せるようになるし、自分の弱点がはっきりする。
語彙と議論の力は、留学では伸びない。ここは座って積むしかない。留学していても、していなくても同じだった。
日本人だけで過ごすと、1年経っても変わらない。住む国が変わっただけになってしまうからね。
行く前の英語力が高いほど、1年の伸びは大きい。だから今日から日本で始めていい。行かないことにしても無駄にならないよ。
そして私がいちばん言いたいのは、留学の成果は「帰ってからの方向が決まること」だということ。
1年で完成させようとしなくていい。何を積めばいいかが分かれば、それで十分もとは取れるからね。
もし今、行くかどうかで迷っているなら、迷っている期間に日本での学習を始めておくのがおすすめだよ。
行くと決めたなら、その分だけ現地の1年が濃くなる。行かないと決めたなら、手元に英語力が残る。どちらに転んでも損はしないからね。
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