巷に騒がれる、鬼頭明里殿:先輩の一言で稽古のやり方を根から変えられた話について、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 10月16日のお生まれ。愛知県のご出身にて、公式は年の齢を載せておらぬ
- 子の頃、家でアニメ専門の放送を一日中観て過ごされる
- 高校生の折、好きな漫画を学校へ持ち込み回し読みをさせておられた
- 2014年、声優としての活動を始められる
- 2017年、『ようこそ実力至上主義の教室へ』堀北鈴音役を務められる
- 2018年、『ウマ娘 プリティーダービー』セイウンスカイ役を務められる
- 2019年、『鬼滅の刃』竈門禰豆子役を務められる
- 2019年10月16日、アーティストとしてデビューされる
- 2020年、『地縛少年花子くん』八尋寧々役を務められる
- 2025年3月14日、稽古を変えた経緯を語られる
- 2026年7月26日、TBS『VIVANT』第2シーズンにて実写のドラマに初めて出られる
【鬼頭明里が「行き詰まる」と言われた日】
2025年3月14日でござる。
鬼頭明里殿が、ご自身の稽古を根から変えた出来事を語っておられる。
話の場は、『地縛少年花子くん』という作の収録が終わった後の宴の席じゃ。
この作でこの御方は、八尋寧々という役を務めておられた。
そして相役の花子くんを演じておられたのが、緒方賢一殿でござる。
その宴の席で、緒方殿がこう言われた。
「君はこのままだと行き詰まるかもしれないな」
……お主、聞かれたか。
行き詰まるでござる。
収録が無事に終わった、その打ち上げの場でじゃ。
吾輩はここで、思わず息を呑んだ。
普通ならば「よくやった」と労う場面でござろう。
……そこへ、真っ向から刃を出されたのじゃ。
そして、この御方は逃げなんだ。
その場で理由を尋ねておられる。
返ってきた答えが、これでござる。
「録り直しでもう1回やるときに、私がお芝居をどれだけ変えても同じものが返ってくるんだよね」
……同じものが返ってくる。
お主、これは怖い指摘でござるぞ。
相手が変えても、こちらが変わらぬ。
つまり、聞いていないということじゃ。
そして、この御方はそれを認めておられる。
「言われてみると、私、確かに相手のセリフを聞けていなかったんですよね」
この御方は10月16日、愛知県のお生まれ。
子の頃から家でアニメ専門の放送を一日中観て過ごし、
2014年に声優としての活動を始められた。
……好きで入った道で、その言葉を受け取られたのでござる。
【個ではなく和、そして練習量を減らす】
さて、では何が足りなんだのか。
この御方が言い当てた言葉が、実に見事でござった。
「私と寧々という『個』でお芝居をしていた。でも掛け合いって本来、相手のセリフを聞いて、それに対して返すことで出来上がる『和』でお芝居をするものなんですよね」
……個と和でござる。
お主、この二文字の対で、話が全部見えぬか。
己と役だけで作るのが個。
相手との間で生まれるのが和。
……同じ台詞を喋っていても、出来上がる物が違う。
そして、この御方は改められた。
「それ以来、相手の感情やお芝居が変わるなら私のお芝居も変わるはずだと意識するようになり、相手のセリフを聴いて、その反応としてセリフを喋るようになりました」
ここまでなら、よくある改心の話でござる。
……ところが、この御方の変え方には、意外な一手があった。
「その準備は最低限でいいのかなと思うようになって、逆に練習量は減らしていきました」
……練習量を減らしたでござる。
お主、驚かれたか。吾輩は驚いた。
普通、指摘を受ければ、稽古を増やすものでござろう。
……この御方は、逆に減らされた。
だが、話を聞けば道理が通っておる。
それまではこうであった。
「アフレコ前の台本チェックも『ここの台詞はこういう感情』『話の流れとして、ここはこういう言い方』というのを家で決めてから練習していたんです」
……家で全部決めてから、現場へ行っておられた。
そうすると、どうなるか。
決めてきた通りにしか喋れぬ。相手が変えても、返せぬ。
……稽古そのものが、聞けぬ体を作っておったのじゃ。
ゆえに減らされた。
そして、減らした分をどこへ回されたか。
「キャラクターの感情や性格のほうを、より考えて自分の中に入れるようにして」
……台詞の言い方ではのうて、その者の心のほうへでござる。
言い方を決めておけば、その通りにしか出ぬ。
だが心が入っておれば、相手に合わせて出方が変わる。
吾輩は唸った。
減らすことで、動けるようになられたのじゃ。
【未来予想図-数年越しに答えを受け取られた御方】
さて、この話には後日談がござる。
それが、吾輩の最も好きなところでな。
年月が流れ、『地縛少年花子くん』の第2期で、
この御方は再び緒方殿と相役を務められた。
そこで、こう言われたのでござる。
「自由に楽しんでやれるようになってるね」
……お主、これが答え合わせでござる。
そして、この御方の受け取り方がまた良い。
「あのとき、緒方さんにかけていただいた言葉で、ちゃんといい方向に自分が変われていたんだな、っていうのが……数年越しに確認できたような気がしました」
……数年越しでござる。
指摘した御方が、同じ作で、同じ相手に、後から答えを渡された。
こういう縁は、そうそうあるものではない。
さて、ここからは吾輩の見立てを申し上げようぞ。
この一連で効いたのは、緒方殿の言葉そのものではないと吾輩は見る。
効いたのは、この御方が「なんでですか」と聞き返されたことじゃ。
考えてみられよ。
打ち上げの席で「行き詰まる」と言われたら、たいていは笑って流す。
……あるいは、後で一人で落ち込む。
ところがこの御方は、その場で理由を求められた。
だから「同じものが返ってくる」という具体が手に入った。
……具体が無ければ、直しようがない。
そして、もう一つ。
この御方は八尋寧々という役について、こうも語っておられる。
「元来、地声が低いので、高い声でお芝居をすることへの不安が大きかったけど、寧々を演じてみて『私、こんなに高い声が使えるんだ』と初めて気がつきました」
……己の幅を、役に教えられたということでござる。
指摘で聞き方を教えられ、役で声の幅を教えられた。
この御方は、外から来るものをよく受け取っておられる。
そして2026年7月26日、TBS『VIVANT』第2シーズンにて
実写のドラマに初めて出られた。
……声だけの場から、顔の出る場へ。
また新しい相手と、新しい和を作られることになろう。
稽古を増やすのではのうて減らす。決めて行かぬから、相手に合わせて動ける
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【行き詰まると言われ!?練習量を減らした訳についてのまとめ】
今回は鬼頭明里殿について調査してみた!
一つ。『地縛少年花子くん』の打ち上げの席で、相役の緒方賢一殿から「君はこのままだと行き詰まるかもしれないな」と言われた。
二つ。訳を尋ねると「録り直しでもう1回やるときに、私がお芝居をどれだけ変えても同じものが返ってくるんだよね」との答え。
三つ。鬼頭明里殿は認められた。「言われてみると、私、確かに相手のセリフを聞けていなかったんですよね」
四つ。言い当てた言葉が「私と寧々という『個』でお芝居をしていた。でも掛け合いって本来……『和』でお芝居をするものなんですよね」。
五つ。そして意外な一手が出る。「その準備は最低限でいいのかなと思うようになって、逆に練習量は減らしていきました」
六つ。……家で言い方を決めてから行くと、その通りにしか喋れぬ。稽古そのものが、聞けぬ体を作っておったのでござる。
七つ。第2期で再び共演した折、緒方殿から「自由に楽しんでやれるようになってるね」と言われ、数年越しに答えを受け取られた。
お主、効いたのは言葉そのものではあるまい。
……その場で「なんでですか」と聞き返されたことでござる。訳を聞いたから、直せた。
稽古を増やすのではのうて減らす。決めて行かぬから、相手に合わせて動けるのでござるよ
吾輩は鬼頭明里殿に対して、稽古を減らすことで、かえって動けるようになられた、と思ったんだがお主は鬼頭明里殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
J:magazine!(声優・鬼頭明里インタビュー#1・2025年3月14日)
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