【1993年春】英語ソングオススメ10曲！年代別洋楽コレクション特集

1993年春によく聞かれていた洋楽を10曲選択しました。名曲を懐かしみ振り返ってみてはいかがでしょうか？楽曲と共に過ごした記憶がよみがえるかもしれません。

“Linger” – The Cranberries

【Linger】はアイルランドのロックバンド、The Cranberriesの代表曲のひとつで世界中で大ヒットしました。恋人と別れた女性の切ない想いを語っており、一緒にいるときの思い出や、別れる決心をする苦悩が描かれています。女性の心情を表現する歌詞と、バンドのポップなメロディが相まって、聴く人の心に深く響く曲となっています。アコースティックギターのイントロから始まり、コーラスの部分で高揚感が生まれ、エモーショナルなフィナーレで締めくくられます。繰り返される【Do you have to let it linger?（あの想い出を引きずる必要があるの？）】というフレーズは、聴く人の心に強く残るメロディとなっています。
リリース日：1993年2月15日

“No Rain” – Blind Melon

【No Rain】はアメリカのバンドBlind Melonの楽曲で、彼らのデビューアルバムからのシングルとしてリリースされ、全米で大ヒットしました。自分を理解してもらえず孤独を感じる主人公、Bee Girlの物語です。彼女は、昆虫採集をしながら草原を飛び回ることが好きで、他の人たちは彼女を変な子だと見なしています。Bee Girlが日常生活で孤独を感じていること、自分を理解してもらえないことが描かれています。そして、彼女が幸せになるためには、自分であることを受け入れ、感情を自由に表現することが重要だと訴えています。曲自体は、陽気でキャッチーなメロディーと、フロントマンのShannon Hoonの独特のボーカルスタイルが印象的です。また、不思議なコーラスの【All I can say is that my life is pretty plain】というフレーズが登場し、印象的なサビとなっています。
リリース日：1993年

“Livin’ on the Edge” – Aerosmith

【Livin’ on the Edge】は、アメリカのロックバンドAerosmithによる楽曲です。社会問題や環境問題について伝えられた楽曲で、社会的な不安や疑問を投げかける歌詞が特徴的です。今日の世界の複雑さと混乱について、現代社会の人々がどのように生きているかを表現しています。環境破壊、経済格差、人種差別、暴力など、様々な問題が登場し、それらに直面する人々の苦しみや、それらに対する抵抗が語られています。曲のタイトルである【Livin’ on the Edge】は、境界線を超えた生き方や、限界ギリギリで生きていることを表現しています。人々は時に自分たちの手で問題を解決しようとしているが、それが逆効果になることもあるということが語られています。最後には、問題に対しての解決策を見つけるためには、お互いを助け合うことが必要であることが強調されています。
リリース日：1993年2月23日

“If I Ever Lose My Faith in You” – Sting

【If I Ever Lose My Faith in You】は、信仰や人間関係の不安についてテーマにしています。信仰が揺らいだときに自分が何をすべきかについて考える人物の内面を描写しています。自分が唯一信じるものが失われた場合、孤独に陥ることを恐れています。神や信仰についての問いかけを続け、自分に向かっても疑問を投げかけています。しかし、もう一度信仰を取り戻すことができることを望んでおり、それが人生の意味であると信じています。歌詞は哲学的で、自分との対話や深い考察を示しています。それに加えて、エモーショナルなボーカルと力強い楽器演奏が、聴衆に深い印象を与えます。
リリース日：1993年2月1日

“Runaway Train” – Soul Asylum

【Runaway Train】は、アメリカのロックバンドSoul Asylumの曲です。苦悩する人々の物語を語った曲で、自殺や家出、性的虐待、失踪、誘拐など、人生の苦難に直面している人々を取り上げています。孤独や失望から逃げる方法を探し続ける人々の苦悩が描かれています。そして、自分たちを救う方法を見つけるために、探求する道があることを示唆しています。メッセージ性の高い歌詞と、力強い歌声と楽器の演奏が特徴的で、激動の時代に生きる人々に多大な影響を与えました。また、曲中に登場する実際に行方不明になっている人々の写真が使われたミュージックビデオも話題となり人々の注目を集めました。
リリース日：1993年6月1日

“What’s Up?” – 4 Non Blondes

【What’s Up?】は4 Non Blondesの楽曲です。自分の人生に悩む人々の感情を表現したもので、大自然や宗教、政治、性別などの問題についても語られています。自分と向き合い、本当に求めているものを探すことが重要であるというメッセージを伝えています。また、繰り返されるフレーズ【What’s Up?】は、自分や他の人々とのつながりを探し、相手に聞きたいことを問うためのものであり、共感や理解を求めるために用いられています。曲は、大変にパワフルで、しっかりとしたリズムとメロディによって、リスナーの心を揺さぶる感動的なサウンドとなっています。
リリース日：1993年6月11日

“Fields of Gold” – Sting

【Fields of Gold】は、大草原の黄金色の穀物畑を舞台にした情緒的なバラードです。愛する人と一緒にこの美しい場所にいることを願っています。太陽が沈むときに麦畑が美しく輝く様子を描写し、この美しい場所に一緒にいる限り、彼女を失うことを恐れることはないと語られています。しかし、人生は不確実で、彼女が去ってしまうかもしれないという不安も伝えられています。自分がいくつかの悩みを抱えていることを認めますが、彼女がそばにいるだけで彼は幸せです。自然の美しさと人間の感情を描写した深いメッセージを持っている楽曲です。
リリース日：1993年6月7日

“Whoomp! (There It Is)” – Tag Team

【Whoomp! (There It Is)】は、Tag Teamのヒット曲です。楽しい雰囲気のヒップホップダンスナンバーで、キャッチーなリズムと韻を踏んだラップが特徴的です。パーティーやダンスに関する言葉が多く登場し、リズムに合わせて踊ることを促します。タイトルの【Whoomp! (There It Is)】は、パーティーなどで盛り上がる瞬間に言われるかけ声のようなもので、曲の中でも何度も繰り返されます。この曲は、ダンスクラブやスポーツイベントなどで広く使われ、今でも定番のパーティーソングの1つとして親しまれています。
リリース日：1993年5月7日

“That’s the Way Love Goes” – Janet Jackson

【That’s the Way Love Goes】は、甘くなめらかなリズムに乗せた官能的な愛の歌です。愛が時には予測不可能であること、そしてそれが私たちをとりまく世界を塗り替えてしまうことを探求しています。Janetは自分の恋愛の喜びを歌い、パートナーに向けて優しく、激しく、そして深く愛することを約束します。愛が人生の旅の中でたくさんの変化をもたらすことを理解しており、それでも愛に従いその瞬間を楽しむことを決めます。ジャズの影響を受けたコンテンポラリーなR＆Bの要素を備え、Janet Jacksonのソフトなヴォーカルが前面に出ています。彼女の歌声は、あたたかみと包容力を持ち、聴衆を誘惑する魅力があります。全体的に、穏やかで官能的な雰囲気を持ち、愛についての素晴らしい探求を描いた楽曲となっています。
リリース日：1993年4月20日

“Cryin'” – Aerosmith

【Cryin’】は、Aerosmithがリリースした楽曲で、恋愛の失敗や傷心をテーマにしています。恋人に振り向いてもらえずに泣いている様子が描かれています。彼女は彼を騙して別の男性と浮気し、彼は裏切られたことにショックを受けています。彼は彼女に向かって泣き、自分に与えた傷を癒そうとしますが、それでも彼女は彼に戻ってくることはありません。激しいギターのリフとSteven Tylerの力強いボーカルが特徴で、激情を表現するメロディに乗せて、悲しみや失望の感情が表現されています。この曲は、Aerosmithの代表作のひとつとして、現在も多くの人々に愛されています。
リリース日：1993年6月20日

まとめ

1993年春の人気曲を様々なジャンルから選択しました。ポップス、バラード、ダンスミュージックなど、ジャンルの異なるアーティストの楽曲をお楽しみください。洗練されたメロディ、キャッチーな歌詞、そして多様な音楽ジャンルを取り入れたアレンジが特徴的な楽曲達です。力強くメッセージ性のある曲から元気をもらえます。現在でも広く聴かれているヒット曲も含まれます。名曲は時代を超えます。

千里も道も一歩から。Just do it!!