留学で英語力が伸びない理由|2年住んで駄目だった私

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留学で英語力が伸びない理由|2年住んで駄目だった私
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「留学すれば話せるようになる」と思っていた時期が、私にもあったんだ。

「留学したのに英語力が伸びない」——そう検索して、ここに辿り着いたんだと思う。あるいは、これから行くつもりで、そうならないか不安になっているのかもしれないね。

先に結論を言うよ。伸びない一番の原因は、行き先でも期間でもなく「英語を使わなくても一日が終わる状態」を作ってしまうことだ。英語が飛び交う場所にいるだけでは、英語は身につかない。

これは他所から借りてきた話じゃない。私自身が、英語が通じる島に2年住んで、ほとんどできないまま帰ってきたからね。

この記事では、その2年で何が起きたのか、その後1年の語学留学で何が変わったのか、そしてTOEICの点が600→800→900とどう動いたかを、順番に書いていく。「伸びない」と感じている理由が、どれに当てはまるか見てみてほしい。

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【先に結論】留学で英語力が伸びない3つの理由

私が自分の失敗と、その後の1年で分かったことを整理すると、伸びない理由はだいたいこの3つに落ち着く。

  • 英語を使わなくても一日が終わってしまう
  • 伸びてはいるのに、測り方が合っていない
  • まだ伸びる前の段階にいる(時間が足りていない)

理由1|英語を使わなくても一日が終わってしまう

これが一番多いし、私がやったのもこれだ。海外にいても、生活の型が決まってしまえば、口を開かなくても一日は終わる。買い物も、通勤も、決まった言い回しだけで回ってしまうんだ。

そうなると、使っている英語の量が、日本にいるときと大して変わらない。場所が変わっただけで、中身が変わっていない。これでは伸びようがないよね。

理由2|伸びてはいるのに、測り方が合っていない

これも本当に多い。聞き取れる量は確実に増えているのに、TOEICの点が動かないから「伸びていない」と思ってしまうんだ。

後で詳しく書くけれど、英語力とTOEICの点は、必ずしも一緒には動かない。私はそれを、自分の点で思い知ったよ。

理由3|まだ伸びる前の段階にいる

耳が慣れるまでにはどうしても時間がかかる。最初の数か月で「駄目だ」と判断するのは早すぎることが多い。

ただし、これは理由1をやっていない人にだけ当てはまる。英語を使わない生活で時間だけ過ぎても、待っていて伸びることはないからね。

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英語が通じる島に2年いて、それでもできなかった私の話

ここが、この記事で一番書きたかったところだ。

私は青年海外協力隊として2年間、大洋州の島国でコンピュータを教えていた。その島は英語が通じる土地だった。つまり、環境としては申し分なかったわけだ。

それなのに、2年経っても英語はほとんどできないままだった

通じなかったのは、島の人たちのせいじゃない。できないのは、完全に私の側だけだったんだ。この事実は、いま思い出しても少し苦い。

なぜ2年もいて駄目だったのか

理由ははっきりしている。教える仕事は、英語ができなくてもある程度回ってしまったからだ。

コンピュータの操作は、画面を指させば伝わる。手を動かして見せれば伝わる。実際、言葉が満足に通じなくても、気持ちは通じるものだと私はあの2年で学んだ。それは今でも私の財産だと思っている。

でもね、それで済んでしまうから、英語を覚えなくても困らなかったんだ。困らないものは、身につかない。ここが落とし穴だった。

「英語ができたら、もっと良い活動ができたのに」

帰る頃になって、私は強く悔しく思った。もし英語ができていたら、もっと良い活動ができたはずだ——と。

伝えたいことの半分も伝えられなかった。相手が言っていることの半分も受け取れなかった。2年という時間があったのに、そこを埋められなかった。

その悔しさが理由で、私は語学留学を決めたんだ。だから私にとっての留学は、憧れじゃなくてやり直しだった。

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600→800→900|私のTOEICの点がどう動いたか

ここからは数字の話をしよう。曖昧に書いても役に立たないからね。

  • 留学前:約600点
  • 1年の語学留学から帰国し、対策せずに受けた:約800点
  • その後、TOEIC対策の勉強をして:900点

留学で200点上がった。でも900には届かなかった

ニュージーランドで1年過ごして、対策を何もせずに受けて約800点。600からの伸びとしては、悪くない数字だと思う。

でも、ここが大事なところだ。1年海外にいても、対策なしでは900に届かなかった

900に乗ったのは、帰国後にTOEICそのものの勉強をしてからだ。問題の形式に慣れ、時間配分を作り、出る文法を潰した。その作業をやって初めて動いた。

英語力とTOEICの点は、必ずしも連動しない

この経験から、私はこう思っている。英語力とTOEICの得点は、必ずしも連動しない。点を上げたいなら、点を上げるための対策が要る

留学中、私の英語は確かに伸びていた。聞き取れる量も、口から出る量も増えていた。それでも点が900に届かなかったのは、英語力が足りなかったからじゃなく、その試験の解き方を知らなかったからだ。

TOEICがどういう試験で、点が何を表すのかは、運営している団体の説明を一度読んでおくといい(参考:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)。自分が何を測られているのかが分かると、対策の要る理由も腑に落ちるはずだよ。

だから「留学したのに点が伸びない」と悩んでいる君へ。それは英語力の問題ではなく、測り方の問題かもしれない。まずそこを切り分けてみてほしい。

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「伸びない」を「伸びる」に変えるために私がやったこと

1|英語を使わないと困る状況を、自分で作る

島での2年の反省はここに尽きる。困らない環境にいる限り、人は覚えない

だから留学中は、黙っていても一日が終わる状態を避けるようにした。自分から口を開かないと進まない場面に、意識して身を置くということだね。

2|「話す量」を数える

英語に触れた時間ではなく、自分が口から出した量を見るようにするといい。聞いているだけの時間は、思っているほど力にならない。

私が2年で伸びなかったのは、まさにここだ。聞く機会はいくらでもあったのに、自分から話す機会を作っていなかった。

3|点が要るなら、点の勉強を別にやる

留学と試験対策は、別の作業だと割り切ったほうがいい。留学は英語力を上げる。試験対策は点を上げる。この2つは重なるけれど、同じではない

私は帰国してから対策をやって900に乗せた。順番としては、これで良かったと思っている。

4|行く前から英語に触れておく

これは私ができなかったことだ。正直に書いておくよ。

600点の状態で渡航して、最初はずいぶん苦労した。行ってから慣らすより、行く前にある程度耳と口を動かしておいたほうが、現地の時間を無駄にしない

いまはオンラインで話す機会をいくらでも作れる。私の頃とは事情が違うからね。行くと決めているなら、その日までの時間を使わない手はないと思う。

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その後、私は英国の大学院に進んだ

もう一つだけ、自分の話を書かせてほしい。「伸びない」と悩んでいる人に、一番伝えたいことだからね。

島での2年で、私はほとんど話せないままだった。その後の語学留学1年で、対策なしのTOEICが約800になった。そして、その先で私は英国の大学院に進み、修了している

何が言いたいかというと

英語が通じる場所に2年いても駄目だった人間が、その数年後には英語で書かれた文献を読み、英語で論を組み立てて出すところまで行った、ということだ。

自慢したいわけじゃない。逆だよ。2年無駄にした人間でも、そこからは動いた——それが言いたいんだ。

だから、いま「伸びない」と感じていることは、才能の話じゃない。私も同じところにいた。違ったのは、そのあとに何をしたかだけだ。

ただし、楽ではなかった

都合のいいことばかり書くのは嫌なので、これも正直に書いておく。

大学院に入ってからも、英語で苦労はした。留学1年で「もう平気」になったわけではまったくない。読む速さも、書く量も、日本語のときとは比べものにならないほど時間がかかった。

「留学すれば英語の悩みが終わる」と思っているなら、そこは期待しないほうがいい。終わりはしない。ただ、できることの範囲は確実に広がる。それは保証するよ。

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留学しても伸びない人と、伸びる人の違い

ここまでを整理すると、違いは意外なほどはっきりしている。

  • 伸びない人:英語を使わなくても一日が終わる暮らしをしている
  • 伸びる人:英語を使わないと進まない場面に、自分から入っていく
  • 伸びない人:点が動かないことを英語力のせいだと思う
  • 伸びる人:点が要るなら、点の対策を別にやる

行き先の国でも、学校の名前でも、期間でもない。そこで自分が何をするかで決まる。

私は英語が通じる島に2年いて駄目だった。そして1年の留学では200点動いた。この差が、環境ではなく中身の問題であることの、私なりの証拠だと思っている。

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まとめ|留学で英語力が伸びないと感じたら

最後にもう一度だけ整理しておくよ。

留学で英語力が伸びない一番の原因は、英語を使わなくても一日が終わる状態を作ってしまうことだ。私は英語が通じる島に2年住んで、それでもほとんどできないまま帰ってきた。環境だけでは足りないんだ。

そして英語力とTOEICの点は、必ずしも一緒には動かない。私は1年の留学で600から約800まで動いたけれど、900に乗ったのは帰国後に対策をやってからだった。

いま「伸びない」と感じているなら、まず切り分けてみてほしい。本当に伸びていないのか、それとも測り方が合っていないだけなのか。この2つは、やるべきことがまるで違うからね。

私の2年は遠回りだった。でも、その悔しさがあったから留学を決めた。遠回りが無駄になるかどうかは、そのあと何をするかで決まると思っているよ。

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