巷に騒がれる、加賀まりこ殿:同じ名の役に二度めぐり合うた、その受け止め方について、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1943年12月11日、東京都のお生まれ
- 1960年、明星学園高校在学中にスカウトされ、この道へ入られる
- 1962年、映画『涙を、獅子のたて髪に』にて銀幕に初めて出られる
- 1977年、映画『八甲田山』に出演される
- 1983年、第6回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受けられる
- 2000年、連続テレビ小説『私の青空』にて「珠ちゃん」と呼ばれる役を演じられる
- 2021年、映画『梅切らぬバカ』にて54年ぶりの主演を務められる
- 2026年3月19日、『ブラッサム』への出演が公にされる
- 2026年9月28日、同作の放送が始まる
- 2026年、同作にて1980年代の葉野珠役を務められる
【加賀まりこが朝ドラで80代の主人公を演じられる】
2026年9月28日から始まる朝の連続ドラマ『ブラッサム』。
――明治から昭和を駆け抜けた、ある女流作家をもとにした物語でござる。
主役の葉野珠を演じるのは石橋静河殿。
そして、その80代の姿を演じるのが加賀まりこ殿でござる。
80歳を越えてなお売れっ子で、毎日の執筆を欠かさぬ――そういう役どころじゃ。
秘書の役には松たか子殿が入られる。
――こちらは朝の連続ドラマが初めてとのこと。
さて、この御方が寄せた言葉が実に良い。
題からして違うのでござる。
「珠という名の女ひと」
――題を付けて寄越されたのじゃ。
そして、その中身がこれでござる。
「26年前の朝ドラ「私の青空」で私はヒロインの母親で、珠ちゃんと呼ばれる役だった。今回も「葉野珠」である」
――お主、これは驚きでござろう。
二十六年を隔てて、同じ名の役にめぐり合われたのじゃ。
しかも、前の役をよく覚えておられる。
「56歳で演じた珠ちゃんは、大間のまぐろ漁師のおかみさんで、肝っ玉母さん。ダンナ様に一途に惚れている女。大好きな役だった」
――大間のまぐろ漁師のおかみ、でござる。
細かいところまで、すらすらと出てくる。
そして、この一言が可笑しゅうて良い。
「未だに役名を覚えているのだから、手応えがあったのでしょうねェ!!」
――のでしょうねェ!!でござる。
他人事のような言い方じゃが、そこに温かみがござる。
【26年前も「珠ちゃん」と呼ばれておった】
さて、こんどの珠をどう演じるおつもりか。
そこがまた面白い。
「葉野珠さんも、個性の強い女ひとだけど、私のプランはちょいと抜けた85歳で、スキップなんかを突然しちゃうような、チャーミングな珠さんにしたいと願っています」
――スキップなんかを突然しちゃうでござる。
お主、ここを味わってみられよ。
80を越えて売れっ子の作家という役でござる。
威厳のある、どっしりした人物にしてもよかろう。
――だがこの御方は、そちらを選ばれておらぬ。
ちょいと抜けたと言われた。
そして、突然スキップをする、と。
これは狙いのある崩し方でござろう。
偉くなった者を偉く演じれば、遠くなる。
――抜けたところがあると、人は近づける。
朝の連続ドラマは、毎朝の十五分でござる。
身構えて観るものではない。支度をしながら、飯を食いながら観る。
――そこへ威厳のある大家が出てきても、遠いだけでござろう。
突然スキップをする85歳のほうが、よほど朝に合うておる。
作る側の言葉にも、それが表れておった。
この役は「幸せを運ぶ“花咲かおばあちゃん”のように生きたいと願い、80歳をこえても現役で、ものを書き続ける作家」だという。
――花咲かおばあちゃんでござる。
枯れた大家ではない。花を咲かせて回る役なのじゃ。
そして、この御方の言葉の結びがこれでござる。
「珠という名に守ってもらいながら!」
――名に守ってもらうでござる。
役に入る、でも、役を作る、でもない。
名のほうが、こちらを守ってくれると言うておられる。
二十六年前に大好きだった役の名が、また巡ってきた。
――ならば、その名を頼りにすればよい、と。
六十年やってきた御方の、これが構えでござる。
己の技で押し切る、とは言うておられぬ。
――巡ってきたものに乗る、という言い方でござる。
【未来予想図-名に守ってもらうという構え】
ここまでを、一度まとめておこう。
――加賀まりこ殿は『ブラッサム』にて1980年代の葉野珠を演じられる。
80歳を越えてなお書き続ける、売れっ子作家の役でござる。
26年前の朝ドラでも「珠ちゃん」と呼ばれる役を演じておられた。
こんどの珠は「ちょいと抜けた85歳」にしたいという。
ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、役に力まぬところが強みとみる。
考えてもみられよ。
この御方は1960年からこの道におられる。
朝の連続ドラマも『澪つくし』『私の青空』『天花』と重ね、今作で四度目でござる。
――六十年を越える歩みでござる。
その御方が、役を「作る」とは言うておられぬ。
名に守ってもらう、と言われた。
――肩の力が抜けておるのじゃ。
そして、こういう先達が終いに立っておると、若手は走れる。
主役の石橋静河殿が、まさにそう述べておられる。
「珠ちゃんの人生のゴールにお2人が立っていると思うと、山あり谷ありの珠ちゃんの人生も恐れず思いっきり突っ走ることができそうです」
――ゴールに立っているでござる。
同じ人物の若い頃と老いた頃を、別の役者が演じる。
終いの姿が先に決まっておれば、若い側は迷わずに済む。
――未来の己が笑うて待っておるのが見えるゆえな。
秘書を演じる松たか子殿も、こう述べておられる。
「出来の悪い秘書かもしれませんが、珠さんの人生への憧れを胸に秘めて、寄り添っていきたいと思います」
――皆が、この御方の演じる珠を見つめる形になっておる。
力まぬ者のまわりに、人が集まるのでござろう。
役を作ろうとせぬ者ほど、まわりを走らせる
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラで26年ぶりの珠!?突然スキップをについてのまとめ】
今回は加賀まりこ殿について調査してみた!
一つ。加賀まりこ殿は連続テレビ小説『ブラッサム』にて1980年代の葉野珠役を務められる。9月28日から始まる作でござる。
二つ。「26年前の朝ドラ「私の青空」で私はヒロインの母親で、珠ちゃんと呼ばれる役だった。今回も「葉野珠」である」とのこと。
三つ。前の役を「大間のまぐろ漁師のおかみさんで、肝っ玉母さん」と細かに覚えており「未だに役名を覚えているのだから、手応えがあったのでしょうねェ!!」と語っておられる。
四つ。こんどの珠は「ちょいと抜けた85歳で、スキップなんかを突然しちゃうような、チャーミングな珠さん」にしたいという。
五つ。言葉の結びは「珠という名に守ってもらいながら!」であった。
吾輩は加賀まりこ殿に対して、役に力まぬ御方、と思ったんだがお主は加賀まりこ殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
ステラnet(作家・宇野千代をモデルに描く朝ドラ「ブラッサム」80年代の主人公に加賀まりこ、秘書役に松たか子(朝ドラ初出演)。26年度後期放送・2026年3月19日)
リアルサウンド(高良健吾、『ブラッサム』で『べっぴんさん』以来の朝ドラ出演
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