巷に騒がれる、西島秀俊殿:世界に認められる最中に、面をかぶる役を引き受けられたことについて、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1971年3月29日のお生まれ、東京都の出
- 19の齢のとき、高校の先輩の勧めでオーディションを受けられた
- 1992年、学びの傍らでテレビドラマ『はぐれ刑事純情派V』に新人刑事の中上剛役で出られておる
- 1993年、ドラマ『あすなろ白書』にて広く知られるようになられた
- 1999年、黒沢清監督『ニンゲン合格』で映画初主演を務められる
- 2002年、北野武監督『Dolls』に見出され、道が大きく変わった
- 2014年、ドラマ『MOZU』にて主役を務めておられる
- 2021年、濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』にて主役を務められた
- 同作は2022年、第94回アカデミー賞の国際長編映画賞を受けておる
- 同作にて、全米批評家協会賞の主演男優賞も得られた。アジア人では初であった
- 第45回日本アカデミー賞にて、最優秀主演男優賞にも選ばれておる
- 2022年10月、51の齢で『仮面ライダーBLACK SUN』の主役を中村倫也殿と共に担われた
【世界に認められる、その最中に】
吾輩が今宵語るは、西島秀俊殿の選びでござる。
――50を過ぎて、面をかぶる役を担われた御方じゃ。
だがこの話、順を追わねば面白さが分からぬのでござってな。
――まず、その頃に何が起きておったかを見てみようぞ。
2021年、この御方は映画『ドライブ・マイ・カー』にて主役を務められた。
――この作が、途方もないことになったのでござるよ。
2022年、第94回アカデミー賞にて、国際長編映画賞を取っておるのでござる。
――この国の作としては、稀なことでござってな。
さらにこの御方ご自身も、全米映画批評家協会賞の主演男優賞を、アジア人で初めて得られた。
――海の外の批評家たちが、この御方を選んだのでござるよ。
そして第45回日本アカデミー賞にて、最優秀主演男優賞にも選ばれておられる。
――内でも外でも、頂に立たれたのでござる。
お主、この時この御方は五十でござった。
――役者として、これ以上ない場所に立たれたのでござるよ。
さて、ここで問うてみようぞ。
――お主がこの立場なら、次に何を選ばれるかな。
常ならば、同じ格の作を選ぶのでござってな。
――せっかく上がった格を、落としとうないのでござるからな。
重厚な作、有名な監督、賞を狙える役。
――そういう道が、いくらでも開けておったはずでござる。
だがこの御方は、その最中でござってな。
――面をかぶって戦う役を、引き受けておられたのでござるよ。
『仮面ライダーBLACK SUN』の主演が発表されたのは2021年11月。アカデミー賞の候補に挙がる前のことでござった。
しかも配信の折のレーティングは18+。大人に向けた作でござった。
――お主、これがどれほど意外か分かるかな。
世界で認められる最中に、面をかぶる道を選んでおられたのでござってな。
――吾輩は、この話を知った時に唸ったのでござる。
しかも中村倫也殿との二人での主役、という形でござった。
――独りで背負う形ですら、なかったのでござるよ。
【何ゆえ、面をかぶる役を選ばれたのか】
さて、ここからが今宵の本題でござる。
――何ゆえ、面をかぶる役を選ばれたのでござろうか。
ご本人は発表の折、こう語っておられる。
――「仮面ライダーに参加したいというのがあった。自分にとってベストな形で仮面ライダーのお話をいただいた」。
子の頃に『ストロンガー』を、再放送で『V3』を見て育ち、仮面ライダーを「自分にとってヒーローの原型」と呼ぶ御方なのじゃ。
その上で、吾輩の見立てを三つ申し上げようぞ。
――まず一つ目は、格を気にしておられぬということでござる。
役者には、格を守ろうとする者が多いのでござってな。
――一度上がると、下の作には出とうないのでござるよ。
だが格というものは、外が勝手に付けたものでござってな。
――守り始めた途端、選べる役が減るのでござるよ。
この御方は、その檻に入られなんだのじゃ。
――面白いかどうかで選んでおられるのでござろう。
二つ目は、この御方が元は裏方を志しておられたことでござる。
――作る側に憧れておられた、という話が残っておってな。
作る側の目で見れば、役の格などござらぬのでござるよ。
――良い作か、そうでないかしかないのでござるからな。
面をかぶる作にも、良い作はあるのでござってな。
――むしろ、難しさは高いのでござるよ。
顔が見えぬ中で、思いを伝えねばならぬのでござるからな。
――声と体だけで、演じるということでござる。
三つ目は、この御方の下積みの長さでござってな。
――19の齢でオーディションを受け、世に出るまで幾年もかかっておられる。
しかも初めの頃は、援助を断たれた時期もあったという。
――楽な出発では、なかったのでござるよ。
そういう者は、下を見下さぬのでござってな。
――己がそこにおったことを、覚えておるのでござるからな。
そして忘れてはならぬのが、この御方の齢でござる。
――50を過ぎて、体を張る役でござるよ。
面をかぶって戦う役は、体に堪えるのでござってな。
――若き者ですら、音を上げる仕事でござる。
それを、五十を過ぎて引き受けられたのじゃ。
――ここに、この御方の芯があるのでござるよ。
【未来予想図-下から積み直せるということ】
さて、ここからは吾輩の見立てを申そうぞ。
――この御方は、これからも読めぬ選びをされるでござろう。
何ゆえかと申せば、守るものが無いからでござる。
――いや、正しくは守らぬと決めておられるのでござろうな。
格を守らぬ者は、どこへでも行けるのでござってな。
――重厚な作にも、面をかぶる作にも出られるのでござる。
そして、その幅こそが役者の寿命を延ばすのでござるよ。
――一つの型に嵌まった者は、その型が古びれば終いでござる。
この御方には、その心配がござらぬのでござってな。
――型が無いのでござるからな。
次に、この御方は下から積み直せる御方でござる。
――これは、途方もなく珍しいことでござってな。
人は上がると、下に戻れなくなるのでござるよ。
――戻ると、負けたように見えるのでござるからな。
だが実の所、負けではないのでござってな。
――違う場所で、また積み始めるだけでござるよ。
そして積み直せる者だけが、長く続くのでござる。
――一つの山の頂に留まろうとすれば、降りるしかないのでござるからな。
別の山に登り始めれば、また頂があるのでござるよ。
――この御方は、それをしておられるのじゃ。
最後に、お主に一つ申し上げたいことがござる。
――お主にも、上がった後という時が来るはずでござる。
何かを成し遂げた後、次に何をするかでござってな。
――そこで格を守りに入ると、動けなくなるのでござるよ。
守るものが増えるほど、選べる道は減るのでござるからな。
――これは、まことに皮肉な話でござる。
ゆえに吾輩は、この御方の選びに学びたいのでござってな。
――頂に立つその年に、面をかぶる作の主役を務められたのでござるよ。
その気軽さこそが、いちばんの強さでござろう。
――守らぬ者が、いちばん遠くまで行くのでござる。
【50代で仮面ライダー!?世界を経てについてのまとめ】
今回は西島秀俊殿について調査してみた!
2021年の主演作『ドライブ・マイ・カー』で、この御方は世界に認められた。
2022年、第94回アカデミー賞にて、その作は国際長編映画賞を取っておる。
ご自身も、全米映画批評家協会賞の主演男優賞をアジア人で初めて得られた。
そして第45回日本アカデミー賞でも、最優秀主演男優賞に選ばれておられる。
そして同じ2022年、51の齢で『仮面ライダーBLACK SUN』の主役を務められたのでござる。
格を守るという道を、選ばれなんだのでござってな。
元は裏方を志しておられた御方ゆえの、選びでござろう。
下から積み直せる者だけが、長く続くのでござるよ。
吾輩は西島秀俊殿に対して、頂に立つその年に、下から積み直せる御方でござる、と思ったんだがお主は西島秀俊殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
オリコン(2021年11月21日)『仮面ライダーBLACK SUN』南光太郎役は西島秀俊「自分にとってベストな形」
シネマトゥデイ(2022年8月29日)「仮面ライダーBLACK SUN」10.28配信決定 レーティングは成人向け
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