巷に騒がれる、原田泰造殿:弁当屋を継ぐはずだった少年の、いまの家族への思いについて、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1970年3月24日、広島県のお生まれ
- 中学で店を継ぐと決め、農業高校を選ばれた
- 同期の堀内健殿と二人組「フローレンス」を組まれる
- 1993年、名倉潤殿を迎えてネプチューンを結成された
- 1995年より『ボキャブラ天国』に出られ、広く知られるようになる
- その後、俳優としても数多くの作に出られる
- 2026年、連続テレビ小説『風、薫る』で牧師の吉江善作を演じられた
【弁当屋を、継ぐはずの少年であった】
「原田泰造殿はご家族とどう過ごしておられるか」——これを調べに来られた御方へ。
先に、この御方の少年の頃の話をせねばならぬ。
……ご両親は弁当の店を営んでおられた。
父君の転勤で、広島、札幌、狛江、東村山と、……12までに四つの土地を渡った少年でござる。
四つの土地を渡るとは、四度、友と別れて作り直すということじゃ。……その間、変わらずそこにあったのが家の店でござった。
移り住みの多い子にとって、家業は動かぬ足場のようなものでな。
その少年が中学で、一つの覚悟を決める。
……店を継ぐ、と。
笑いの道に憧れたからではない。……店で働くご両親と姉君の荷を、軽くしたかったのじゃ。
ゆえに選んだ学び舎が、農業高校でござった。
……跡取りになるための、真っ直ぐな進路じゃ。
だが人の道は分からぬものでな。……高校を出た後、テレビに出たい一心でオーディションを受け、やがてネプチューンを結成する。
弁当屋の跡取りは、笑いの人になった。……大河ドラマに四度出て、主演も重ねてこられた。
家族の荷を軽くするために選んだ道から、まるで別の場所へ来てしもうた……だが、話はここで終わらぬのでござる。
【大型犬扱いでも、食べさせたいなと思う】
2025年4月9日、ショートムービー『もうひとつのクレヨンしんちゃん やかんの家族だゾ!』の特別試写会でのことじゃ。……この御方が、いまの家族についてこう語られた。
「奥さんには大型犬扱いされて、だけど、やっぱり美味しいものを食べると、あの子たち美味しいもの食べてるかな、食べさせたいなとか考えちゃったり、風邪引いてないかなとか、頭の中で毎日考えることがめんどくさいけど愛おしいのかなと思ったりもします」
……お主、一息に読めたか。順に味わおうぞ。
まず大型犬扱いでござる。
……手のかかる、だが憎めぬ扱いということじゃな。本人が笑って明かしておるのが良い。
大の男が犬扱いされて、腹も立てずにおる。……家の中に、己の格を持ち込まぬ御方なのじゃ。
外では主演を張る役者でも、家では散歩をねだる側でよい。……この切り替えができる父は、家が明るい。
そして、ここからが肝でござる。
旨いものを口にした時、真っ先に浮かぶのが子の顔なのじゃ。
……お主、思い出してみられよ。この御方は、弁当屋を継ぐはずの少年であった。
人に旨い飯を食わせるのが、家の仕事でござった。
……店は継がなんだ。
だが食べさせたいという心は、そっくりそのまま継がれておる。
行き先が客から、我が子に変わっただけじゃ。
毎日考えることをめんどくさいけど愛おしいと呼ぶ。……この正直な言い方も、いかにもこの御方でござるな。
弁当屋の跡取りにはならなんだが、飯を食わせたい心の跡取りにはなっておった……家業とは、店ではなく心のことやもしれぬ。
【未来予想図-泣くことが、しっくりくる】
この「父の心」は、役にも滲み出ておってな。
……2026年、連続テレビ小説「風、薫る」でのことじゃ。
この御方が演じられたのは、吉江善作という牧師でござる。……その役をこう語っておられる。
「脚本を読んで、直美さんのことをいつも見守っていて、さらに教会の周りの街の人たちのことも優しく見守っている魅力的な人物だと思いました。直美のことは本当の自分の娘のように思い、いいところや悪いところを全部知っているお父さん的存在」
……お父さん的存在。
血の繋がらぬ娘を、本当の娘のように見守る役でござる。
……そして、この役について面白いことを明かしておられる。
「演じる前は『この人、すぐ泣くなぁ……』と思っていたけれど、実際にセットに入って演じてみると泣くことがしっくりくるんですよ」
……泣くことが、しっくりくる。
脚本の上では「泣きすぎ」に見えた男が、……演じてみれば、その涙が腑に落ちた。
『風、薫る』は看護婦の卵たちの物語でな。……見上愛殿、上坂樹里殿、生田絵梨花殿、玄理殿と、この場でも追うてきた面々が織りなした作でござる。
その中でこの御方は、血の繋がりの外から見守る役を担われた。
なぜか。吾輩なりに思うのじゃ。
……毎日「食べてるかな」「風邪引いてないかな」と案じておる御方でござる。
人を案じる者は、涙が近い。
……見守る父の涙が、この御方には他人事ではなかったのでござろう。
家では大型犬、劇では涙もろい牧師……どちらも根は同じ、案じる心でござる。
PR(広告を含みます)
【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【家族と大型犬扱い!?食べさせたいなと思うについてのまとめ】
今回は原田泰造殿について調査してみた!
原田泰造殿のご家族について、四つに絞ってみようぞ。
一つ。実家は弁当屋。中学で継ぐと決め、農業高校を選ばれた。
二つ。店は継がず、笑いの道へ。だが美味しいものを食べると「食べさせたいな」と考えてしまうのだという。
三つ。奥方からは大型犬扱い。それを笑って明かしつつ「めんどくさいけど愛おしい」と。
四つ。朝ドラ『風、薫る』では、娘を見守るお父さん的存在の牧師。泣くことがしっくりくると語られた。
……お主、この筋がひとつに繋がって見えられたか。
飯を食わせたい心でござる。
少年の頃は、店を継いで家族の荷を軽くしようとした。……いまは、旨いものを見るたび子の顔が浮かぶ。
店の跡は継がなんだ。……だが心の跡は、誰に言われずとも継いでおられた。
毎日、案じる。めんどくさい。だが愛おしい。
……父親というものの正直な中身を、これほど短く言えた人も珍しい。
「風邪引いてないかな」まで含めて、案じる中身がぜんぶ暮らしの言葉でござる。……立派な教育論ではなく、飯と風邪。
父親の愛とは、突き詰めればこの二つに宿るのやもしれぬ。
吾輩が最も心に残ったのは、やはりこの並びでござる。
……美味しいものを食べると、食べさせたいなと考えちゃう。
弁当屋の息子は、五十を過ぎたいまも、誰かの飯のことを考えて生きておるのじゃ。
吾輩は原田泰造殿に対して、家業とは、店ではなく心のことでござる、と思ったんだがお主は原田泰造殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
関連記事

