留学に英語力ゼロで行っていいか|私の答え

Doramonxx.com ACEの部屋
Doramonxx.com
留学に英語力ゼロで行っていいか|私の答え
Ace

「できるようになってから行こう」——その考えで、私は2年を失ったんだ。

「英語力ゼロで留学して大丈夫なのか」——そう調べてここに来たんだと思う。行きたい気持ちはある。でも、この状態で行って恥をかくだけじゃないか、と。

先に答えを言うよ。行っていい。ただし「行けば何とかなる」は嘘だ。この2つを同時に言うのは矛盾に聞こえるかもしれないけれど、私はどちらも自分で確かめた。

私は英語がほとんどできない状態で、英語が通じる国に2年住んだことがある。そしてTOEIC600点という、胸を張れない点数のまま語学留学に出たこともある。

この2つは結果がまるで違った。何が分かれ目だったのかを、この記事で書いていく。「ゼロで行っていいか」の答えは、行くかどうかではなく、行って何をするかの側にあるんだ。

渡航前に口を動かしておきたいなら(ネイティブキャンプ留学)

スポンサーリンク

【結論】英語力ゼロでも行っていい。ただし条件がある

私の答えをもう少し細かく書くと、こうなる。

  • ゼロで行くこと自体は問題ない
  • ただし「英語を使わずに済む逃げ道」があると、ゼロのまま帰ることになる
  • 逃げ道を塞ぐ用意だけは、行く前にしておいたほうがいい

「できるようになってから行く」は、たいてい行かない

まず、これは言っておきたい。「ある程度できるようになってから行こう」と考えている人は、たいてい行かない

どこまでできれば「ある程度」なのか、自分でも決められないからだ。600点になったら? 700点になったら? その線はいつまでも動く。

私自身、600点という決して高くない点のまま出た。いま振り返って、それで良かったと思っているよ。

でも「行けば何とかなる」は本当に嘘だ

同時に、これも強く言っておきたい。英語圏に身を置けば自然に話せるようになる、というのは事実ではない

その証拠が、私自身の2年だからね。次でその話をする。

スポンサーリンク

英語がほとんどできないまま、2年を過ごした私の話

私は青年海外協力隊として2年間、大洋州の島国でコンピュータを教えていた

その島は英語が通じる土地だった。だから、環境としては理想的だったはずなんだ。英語力ゼロに近い人間が、英語圏で2年暮らす。ふつうに考えれば、話せるようになりそうだよね。

結果を書くよ。2年経っても、ほとんどできないままだった

なぜそうなったか

答えははっきりしている。仕事が、英語ができなくても回ってしまったからだ。

コンピュータを教える仕事は、画面を指させば伝わる。手を動かして見せれば伝わる。実際、言葉が満足に通じなくても気持ちは通じるものだと、私はあの2年で学んだ。それ自体は今でも大事な経験だと思っている。

でもね。困らないものは、身につかないんだ。英語ができなくても一日が終わる。終わってしまうから、覚える必要がなかった。

帰る頃に残ったのは、悔しさだった

2年の終わりに、私はこう思った。もし英語ができていたら、もっと良い活動ができたはずだ——と。

伝えたいことの半分も伝えられなかった。相手の言葉も半分しか受け取れなかった。せっかく2年という時間をもらっていたのに、そこを埋められなかった。

この悔しさが理由で、私は語学留学を決めた。だから私にとっての留学は、憧れではなくやり直しだったんだ。

PR(広告を含みます)

【Aceからひとこと】

「自分も行ってみたいな」と思ったら。

いきなり決めなくていいよ。まずは相談だけしてみるのがおすすめ。無料だからね。

行くと決めてから調べるんじゃなくて、調べてから決めればいいんだ。

ネイティブキャンプ留学(無料の相談から)

スポンサーリンク

600点で渡航した1年は、何が違ったのか

その後、私はニュージーランドへ1年の語学留学に出た。そのときのTOEICは約600点。高くはない。

結果はこうだ。帰国後、対策を何もせずに受けたTOEICが約800点だった。同じ人間が、同じくらいの期間を英語圏で過ごして、2年では駄目で、1年では200点動いた。

違いは、英語を使わないと進まなかったこと

何が違ったのか。語学学校は、英語ができないと何も進まない場所だった

島での2年は、英語ができなくても仕事が回った。逃げ道があったんだ。語学留学には、その逃げ道が無かった。それだけの違いだと私は思っている。

つまり「英語力ゼロで行っていいか」の答えは、逃げ道があるかどうかで決まる。ゼロで行くこと自体は、まったく問題ないんだ。

1年経っても、900には届かなかった

都合のいいことばかり書くのは嫌なので、これも書いておく。

1年の留学から帰って、対策なしで約800点。900に乗ったのは、その後にTOEIC対策の勉強をしてからだ

問題の形式に慣れ、時間配分を作り、出る文法を潰した。その作業をやって初めて動いた。英語力とTOEICの点は、必ずしも一緒には動かない——これは私が身をもって知ったことだよ。

だから「留学すれば点も勝手に上がる」とは思わないでほしい。上がるのは英語力で、点はまた別の作業が要る。

スポンサーリンク

そもそも「英語力ゼロ」って、どのくらいのことだろう

ここで一度、言葉の中身を確かめておきたい。「英語力ゼロ」と言う人の実際の力には、かなりの幅があるからだ。

本当にゼロの人は、ほとんどいない

日本で義務教育を受けていれば、中学3年分の英語には触れている。アルファベットは読めるし、簡単な単語も残っている。それは「ゼロ」ではなく「使えていないだけ」だ

私が島にいた2年も、まさにそれだった。知識がゼロだったわけじゃない。頭の中にある物を、口から出す訓練をしていなかっただけなんだ。

私の600点は、どのくらいだったか

渡航前の私はTOEIC約600点。数字だけ見ると中くらいに見えるかもしれない。

でも実感としては、読めば分かるが、聞くと分からない。書けば作れるが、口からは出ない——そういう状態だった。英語圏に2年住んだ後で、それだ。決して威張れる話じゃない。

つまり点数と「使えるかどうか」は別物なんだ。600点あっても現地で口が動かないことはあるし、点が低くても物怖じせず話す人もいる。

だから、点で行くかどうかを決めなくていい

「何点あれば留学していいですか」と聞かれることがある。私の答えは決まっていて、点で決めなくていいだ。

点は現地での伸びしろを保証しない。逆に、点が低いから伸びないということもない。私が2年で伸びなかったのは点のせいではなく、英語を使わなくても済む場所にいたからだからね。

もし自分の現在地を知っておきたいなら、点そのものより「聞いて分かるか」「口から出るか」を自分で試してみるほうが役に立つよ。

スポンサーリンク

英語力ゼロで行くなら、これだけはやっておいてほしい

1|英語を使わずに済む逃げ道を、先に潰しておく

私の2年の失敗の全部がここに詰まっている。英語を使わなくても一日が終わる状態を作ったら、期間が何年あっても同じだ

行く先を選ぶときも、生活の型を決めるときも、この一点だけは意識してほしい。

2|「聞く」より「口から出す」を数える

英語に触れた時間ではなく、自分が口から出した量を見たほうがいい。

私は島にいた2年、聞く機会はいくらでもあった。それでも駄目だった。自分から話す場を作っていなかったからだ。

3|行く前に、口を動かす習慣だけ作っておく

これは私ができなかったことだから、正直に書く。

600点のまま渡航して、最初はずいぶん苦労した。現地で慣らす時間は、そのぶん高くつく。授業料と滞在費を払っている時間だからね。

いまはオンラインで、話す相手をいくらでも作れる。私の頃とは事情がまるで違う。「ゼロだから行けない」ではなく、行くと決めた日から渡航日までを使うという考え方でいいと思うよ。

4|完璧な文を作ろうとしない

これは島での2年で学んだことだ。言葉が満足に通じなくても、気持ちは通じる

正しい文が作れないから黙る、というのが一番もったいない。単語を並べるだけでも伝わることは、私が2年かけて確かめてきた。

スポンサーリンク

それでも不安な君へ

最後に、少し先の話をさせてほしい。

英語がほとんどできないまま2年を過ごしたその人間が、その後英国の大学院に進んで修了している。それが私だ。

自慢したいわけじゃない。むしろ逆で、2年を無駄にした人間でも、そこからは動いたということが言いたいんだ。

ゼロであることは、行かない理由にはならない。私が失ったのは英語力ゼロで行ったからではなく、ゼロのままでも困らない場所にいたからだ。

ただし、大学院に入ってからも英語では苦労した。留学1年で「もう平気」になったわけではまったくない。読む速さも書く量も、日本語のときとは比べものにならないほど時間がかかったよ。

「留学すれば英語の悩みが終わる」と思っているなら、そこは期待しないほうがいい。終わりはしない。でもできることの範囲は確実に広がる。そこは私が保証する。

遠回りは、無駄になるとは限らない

私はよく、あの2年を無駄にしたと書く。実際、英語という一点では無駄だった。

でも、あそこで悔しい思いをしなければ、私は語学留学を決めていない。英語ができないことで何を失うのかを、身体で知ったから動いたんだ。

いま英語力ゼロで悩んでいる君も、たぶん何かで困ったからここを読んでいるんだと思う。その困りごとは、悪いものじゃない。私にとっての2年と同じ役割を果たすはずだよ。

スポンサーリンク

まとめ|英語力ゼロでも行っていい。ただしゼロのまま帰らないために

整理しておくよ。

英語力ゼロで留学することに問題はない。私は600点という高くない点のまま出て、1年で対策なしの約800点まで動いた。

問題なのはゼロであることではなく、ゼロのままでも困らない場所に身を置いてしまうことだ。私は英語が通じる島に2年住んで、ほとんどできないまま帰ってきた。環境だけでは足りないんだ。

だから行く前に決めておいてほしいのは、英語力の到達点ではなく、英語を使わずに済む逃げ道を、どう塞ぐかのほうだよ。

「できるようになってから」と待っていると、その線はいつまでも動く。私はそれで2年を遠回りした。君には同じ回り道をしてほしくないと思っている。

PR(広告を含みます)

【Aceからひとこと】

「自分も行ってみたいな」と思ったら。

いきなり決めなくていいよ。まずは相談だけしてみるのがおすすめ。無料だからね。

行くと決めてから調べるんじゃなくて、調べてから決めればいいんだ。

ネイティブキャンプ留学(無料の相談から)

関連記事

留学で英語力が伸びない理由|2年住んで駄目だった私

語学留学1年で英語はどうなる?|経験者の実感

青年海外協力隊に英語は必要?|2年行った私の話

【まとめ】英語学習の勉強法・コツ 記事一覧!社会人・学生・子供まで