海外で働くのに英語は必要?|必要な水準の話

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海外で働くのに英語は必要?|必要な水準の話
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生活と仕事では、要る英語がまったく違うんだ。

Hi!Aceだよ。今日は海外で働くのに英語はどのくらい必要かという話をするね。

先に、私の立場をはっきりさせておくよ。私は海外で「働いた」のではなく、「学んだ」。ニュージーランドで語学留学を1年、そのあとイギリスの大学院を修了している。

だから現地で就職した経験は無い。そこは正直に書いておくね。

でも英語が通じない場所で暮らした経験はある。そして渡ったときの私は、TOEIC600点くらいだった。最初の3か月は、本当に何も聞き取れなかったよ。

だからこの記事で書けるのは、英語が足りない状態で海外に出ると、実際に何が起きるかという話だよ。

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「生活」と「仕事」では、要る英語が違う

まず、ここを分けて考えてほしいんだ。混ぜると話がぼやけるからね。

生活は、意外となんとかなる

買い物、家探し、役所の手続き。こういうことは単語を並べるだけでも進むんだ。

相手も、こちらが外国人だと分かれば合わせてくれる。身振りもあるし、書いて見せることもできるからね。

私も最初の3か月は、指差しと単語だけで生活していたよ。電話だけは取れなかったけどね。

仕事は、そうはいかない

仕事になると、相手はこちらに合わせてくれないんだ。

会議は普通の速度で進むし、電話も来る。そして間違えると、実害が出るからね。

生活の英語と仕事の英語は、量も質もまったく違うと思っておいた方がいい。

私が思い知ったのは、大学院でだった

語学留学の1年で、生活はできるようになっていた。

でも大学院に入った初日、議論にまったく入れなかったんだ。

意見を組み立てて、根拠を出して、反論する。これは生活の英語とはまったく別の力だった。

仕事も、たぶん同じだと思う。会話ができることと、仕事が回ることは違うんだ。

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職種によって、必要な水準は変わる

「海外で働く」とひとまとめに言うけれど、中身はまるで違うよね。

日本語が主に使える仕事

日系企業の現地法人、日本人向けのサービス業、日本語を扱う仕事。

この場合、英語は生活と社内の一部だけで足りることがある。

「話せないまま行った」という話の多くは、このタイプの仕事だと思っておくといいよ。

現地の人と一緒に働く仕事

ここからは、会議に入れるかどうかが問われる。

聞き取れないと、指示が分からない。そして分からないまま進めるのが、いちばん危ないんだ。

必要なのは流暢さより、分からないときに聞き返せることだと思う。

交渉や商談がある仕事

ここが、いちばん高い水準が要る場所だね。

相手を説得したり、条件を詰めたりするのは、母語でも難しいことだからね。

ここを目指すなら、点を取るだけでは足りないよ。話す練習を別に積む必要がある。

技術職は、少し事情が違う

手を動かす仕事や、専門の記号が共通している仕事は、英語の比重が下がることがある。

図面や数式が共通言語になるからね。

ただし雑談には入れない。そして雑談に入れないと、輪の外に置かれやすいんだ。これは私が留学中に、身をもって感じたことだよ。

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話せないまま行くと、何が起きるか

ここは、私の実感を正直に書くね。

最初の3か月は、何も聞き取れなかった

私が渡ったのは、TOEIC600点くらいの状態だった。

教室では愛想笑い、買い物では指差し、電話は取れない。自分は英語ができないという事実を、毎日突きつけられるんだ。

これは、思っているよりこたえるよ。

いちばんきついのは、輪に入れないこと

仕事や勉強そのものより、雑談に入れないのがきついんだ。

みんなが笑っているときに、何が面白いのか分からない。そこでだんだん黙るようになる

そして黙っていると、いない人として扱われるようになる。これが本当にこたえるんだよ。

そして、日本語の輪に逃げたくなる

楽だからね。気持ちは本当に分かるよ。

でもそこに入ると、1年経っても何も変わらない。私はそういう人を、何人も見てきた。

住んでいる国が変わっただけで、生活の中身は日本と同じになってしまうんだ。

でも、半年を過ぎると変わる

ここは希望の話も書いておくね。

半年を過ぎたあたりから、話の筋が見えるようになった。

全部の単語は拾えなくても、何の話をしているかは分かる。そうすると、聞き返せるようになるんだ。

この「聞き返せる」が、いちばん大きかったと思っている。英語力そのものより、ずっと役に立ったよ。

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行く前に、何を準備しておくか

私の失敗から言えることを書くね。

行く前の英語力が高いほど、現地の伸びも大きい

これは断言できる。

ゼロで行くと、最初の数か月が「慣れ」だけで消えるんだ。

その数か月を日本で済ませておけば、現地の時間を丸ごと使える。しかも日本での学習の方が、圧倒的に安いからね。

「聞き返す言い方」だけは、先に覚えておく

これが実用的で、いちばん効いた準備だったと思う。

分からないときに黙ってしまうのが、いちばんまずいんだ。

「もう一度お願いします」「ゆっくり話してもらえますか」「それはどういう意味ですか」。この3つを、考えずに言えるようにしておくだけで違うよ。

自分の仕事を、英語で説明できるようにしておく

これも効く。自分の分野の言葉は、必ず出てくるからね。

そして専門の話なら、拙い英語でも聞いてもらえるんだ。中身があるからね。

逆に雑談は、中身が無い分だけ言葉の力に頼ることになる。だから最初は専門の話から入る方が楽だよ。

点は、入口の道具として取っておく

ビザや採用の条件で、点が要ることはあるよね。

それは点として取るしかない

ただ点があっても話せるとは限らない。私は900点になったいまでも、とっさに言葉が出ないことはあるからね。

だから点と、使う練習は別々に育てるのがいいと思う。

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日本にいるうちに、伸ばせるもの

「現地に行けば伸びる」と思われがちだけど、日本の方が伸ばしやすいものもあるんだ。ここを整理しておくね。

日本で伸ばせるもの

  • 語彙 … 座って覚えるしかない。場所は関係ない
  • 文法 … 同上
  • 読む速度 … 教材があれば日本の方がやりやすい
  • 試験の点 … 対策は日本でもできる

意外に思うかもしれないけど、語彙は現地に行っても増えないんだ。

日常で使う言葉はそれほど多くないから、同じ言い回しを毎日繰り返すだけになる。その範囲だけ達者になって、外に出ないんだよ。

現地でしか伸びないもの

  • 速い音や、なまりのある音への耐性
  • 分からないときに聞き返す度胸
  • 沈黙を怖がらなくなること
  • その土地の常識や、間の取り方

こちらは逃げ場が無い状況でしか身につかない。

だから日本で語彙と文法を積んでから行くと、現地の時間を「現地でしか伸びないもの」に全部使えるんだ。

順番を間違えると、高くつく

ゼロで行くと、現地の高い生活費を払いながら日本でもできたことをやることになる。

これが、私がいちばんもったいないと思っている部分だよ。

行くと決めた日から、日本での学習を始めていい。行かないことにしても、手元に英語力が残るからね。

話す練習は、日本でも始められる

これは昔と変わったところだと思う。

私が留学した頃と違って、いまは日本にいながら毎日話せるからね。

「現地に行ってから」と待つ必要は、まったく無いよ。むしろ先に慣れておいた方が、現地の1日目から違うんだ。

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海外で働くことについて、よく聞かれること

英語が話せなくても、海外で働ける?

職種によっては働けるよ。日本語が主に使える仕事なら、実際にある。

ただ選べる仕事は、確実に狭くなる

そして入ってから広げるのは難しいんだ。働きながら英語を伸ばすのは、思っているより時間が取れないからね。

どのくらいの点があれば安心?

点で安心を買うことはできない、というのが正直な答えだよ。

私は900点を持っているけど、いまでも言葉に詰まることはあるからね。

点は書類を通すための道具。安心は、使った回数でしか増えないと思う。

年齢が高いと、厳しい?

言葉そのものの習得は、若い方が速いのは事実だと思う。

でも仕事は言葉だけでするものじゃないよね。

経験がある人は話せる中身を持っている。拙い英語でも、中身があれば相手は聞いてくれるんだ。

行ってから覚えるのでは、遅い?

遅くはない。でも高くつくとは言える。

現地で「慣れる」ための数か月は、日本で済ませておける部分でもあるからね。

そして行ってからだと、逃げ道があるんだ。日本人の輪に入れば、勉強しなくても生活できてしまうからね。

結局、行く価値はある?

私はあったと思っているよ。ただし英語が身についたからじゃない。

分からないと言えるようになったこと。自分の弱点がはっきりしたこと。そして日本の外にも普通の生活があると知ったこと

この3つの方が、後々まで残ったんだ。

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まとめ:海外で働くのに、英語はどのくらい要るか

最後にまとめておくね。

生活の英語と、仕事の英語はまったく別もの。生活は単語を並べるだけでも進むけど、仕事は相手が合わせてくれないからね。

職種によって、必要な水準は大きく変わる。日本語が主に使える仕事から、交渉が要る仕事まで、幅がとても広いんだ。

話せないまま行くと、いちばんきついのは雑談に入れないこと。黙っていると、いない人として扱われるようになるからね。

でも半年を過ぎると、話の筋は見えるようになる。そして「聞き返せる」ようになるのが、いちばん大きかったよ。

行く前の英語力が高いほど、現地の伸びも大きい。ゼロで行くと、最初の数か月が「慣れ」だけで消えるからね。

そして最後に。私は海外で働いたわけじゃない。学んだだけだよ。だから就職の実務については、実際に働いた人の話も聞いてほしい

でも英語が足りない状態で外に出ると何が起きるかは、身をもって知っている。そこだけは正直に書いたつもりだよ。

そして最後にもうひとつ。行くと決めた日から、日本での学習を始めていいと思う。

行かないことにしても、手元に英語力が残るからね。どちらに転んでも損はしないよ。

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【Aceからひとこと】

「自分も行ってみたいな」と思ったら。

いきなり決めなくていいよ。まずは相談だけしてみるのがおすすめ。無料だからね。

行くと決めてから調べるんじゃなくて、調べてから決めればいいんだ。

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