巷に騒がれる、長濱ねる殿:幼き日を過ごした島の住民として、画面に立つことになった巡り合わせについて、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1998年9月4日、長崎県のお生まれ
- 3歳から7歳まで五島列島の中通島で過ごされる
- 2019年、長崎発地域ドラマ『かんざらしに恋して』にて保科舞香を演じられる
- 2021年、『離島で発見!ラストファミリー物語』『手話シャワー』に出演される
- 2022年、連続テレビ小説『舞いあがれ!』にて山中さくらを演じられる
- 2023年、特集ドラマ『旅屋おかえり 長野編』にて藤森花音を演じられる
【長濱ねるの朝ドラは舞いあがれ-古里の五島で島民を演じた】
長濱ねる殿の朝ドラは、2022年度後期の『舞いあがれ!』でござる。
演じられたのは山中さくら。
ヒロインの岩倉舞(福原遥殿/幼き日は浅田芭路殿)の祖母、才津祥子(高畑淳子殿)の家に
よく出入りしておる娘で、舞にとって姉のような存在じゃ。
……ところでこの御方、朝ドラそのものに幼い頃から縁がござった。
「朝ドラは、小さい頃から家族みんなでよく見ていたので、いつか出演したいと思っていました」
お主、ここでござる。
――家族みんなで見ておった。
朝の茶の間で、親と並んで画面を見上げておった子が、その画面の側へ回った訳でござる。
だが、この巡り合わせはそれだけでは終わらぬ。
山中さくらが住まうのは、五島列島――長濱殿ご自身が幼き日を過ごした島でござる。
「参加できるだけでもうれしいのに、私の一番大好きなふるさと、五島列島の島民として出演できるので、本当に光栄です」
――一番大好きなふるさと。
他の誰かが演じてもよかった役を、その土地で育った者が演じる。
こういう縁は、狙うて掴めるものではござらぬな。
さて、演じた娘の人となりでござる。
「さくらは五島が大好きで、明るくポジティブな女性」
だが、ただ明るいだけの役ではない。ご本人は、その明るさの下にあるものを読んでおられる。
「住民がどんどん減っていき、残っている人も歳をとっていく中で、「自分が五島を明るくするぞ!」という前向きな気持ちを持っているのだと思います」
……島が静かになってゆくのを、知ったうえでの明るさじゃ。
そして、この心構えで現場に立たれた。
「演じる時は周りにエネルギーを与えられるような存在になりたいと思いながら演じています」
――役が島を明るくするなら、演じる己は現場を明るくする。
……なお、この御方が五島で通うておった学校は、既に廃校となり取り壊されたという。
「取り壊されたと聞いた時、とても寂しかったです」と、別の番組で漏らしておられる。
静かになってゆく島を、この御方は絵空事として演じてはおらぬのでござる。
【方言が口からこぼれる-先達に問われる側へ】
さて、この作でいっとう面白いのがことばの話でござる。
五島が舞台ゆえ、台詞は五島の方言じゃ。
多くの役者にとって、方言は覚えて身につけるもの。だがこの御方は違うた。
「セリフは五島のことばで話すので、口からなじみ深い方言が出ていく感覚がとても心地よいです」
――口からなじみ深い方言が出てゆく。
覚えるのではのうて、しまってあったものが出てくる感覚でござろう。
3歳から7歳まで、この御方は五島の中通島におられた。
幼い頃に耳から入ったことばは、頭ではなく体に残るものじゃ。
……そして、その体に残ったものが、思わぬ形で役に立つ。
「高畑淳子さんから、セリフの方言について確認されることもあって、私を五島の人として聞いてくださるのが、とってもうれしいです」
お主、ここでござるよ。
――先達から、問われる側になった。
芸の道では大先輩でござる。その御方が「これで合うておるか」と尋ねてくる。
年季でも技でもなく、育った土地だけがそれをもたらしたのじゃ。
しかも、この御方は返す刀で先達を讃えておられる。
「私から見ても、高畑さんの方言は完璧です!初めて一緒にお芝居をした時に、五島の人にしか思えなくて、感激したのを覚えています」
……問われる側に回っても、驕らぬ。むしろ相手の仕上がりに感激しておられる。
ちなみに五島のことばには、こんな一語があるという。
「さくらちゃんはじめ、五島で登場する人たちは、「ばえー」とよく言います。驚いた時とか、喜んでいる時に使うのですが、視聴者のみなさんにもたくさん使っていただきたい」
――ばえー。驚きと喜びの両方に使う、なんとも景気のよい一語でござるな。
撮影は島でも行われた。
「五島でのロケで、舞ちゃん役の芭路ちゃんと魚を釣ったりしましたが、青空と真っ青な海に、私自身とても癒されました」
幼き日に見た海の前で、幼きヒロインと釣り糸を垂れる。
……よくよく考えれば、不思議な絵でござる。
そして、この御方の結びの一言が振るっておる。
「見らんばよ〜(見てね)」
最後まで、五島のことばでござった。
【未来予想図-古里を背負うて立てる御方】
さて、ここまでを一度まとめておこうぞ。
――長濱ねる殿の朝ドラは『舞いあがれ!』。五島列島の娘・山中さくらを演じられた。
幼い頃に家族みんなで見ておった朝ドラに、しかも己の古里の島民として出た。
台詞は五島のことばで、「口からなじみ深い方言が出ていく感覚」であったという。
先達の高畑淳子殿からは、方言を確かめられる側に回られた。
さて、ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、古里を背負うて立てる御方だとみる。
根拠は、役の読み方でござる。
さくらという娘を、この御方は「明るい子」で片付けなんだ。
住民が減り、残る者も歳をとってゆく――その只中での明るさだと読んでおられる。
これは、島を美しい景色としてしか見ておらぬ者には出てこぬ読みでござる。
通うた学校が取り壊されたと聞いて寂しがる御方ゆえ、島の静けさも知っておられるのじゃ。
そのうえで「自分が五島を明るくするぞ」と役に言わせ、己は現場を明るくしようとなさった。
――知ったうえで、明るくする。ここが肝でござる。
何も知らずに明るいのは、ただの気楽じゃ。
ゆえに吾輩はこうみる。
この御方はこの先も、古里の話が来れば真っ先に手を挙げられよう。
そして土地の者にしか分からぬ襞まで含めて、画面に載せてこられる。
……幼き日に耳で覚えたものは、年月を経ても消えぬものでござるよ。
育った土地は、覚えた技より深いところに残っておる
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラは古里の島!?方言が口からこぼれたについてのまとめ】
今回は長濱ねる殿について調査してみた!
一つ。長濱ねる殿の朝ドラは2022年の『舞いあがれ!』。五島列島の娘山中さくらを演じられた。
二つ。「朝ドラは、小さい頃から家族みんなでよく見ていたので、いつか出演したいと思っていました」とのこと。
三つ。舞台は幼き日を過ごした島で、「私の一番大好きなふるさと、五島列島の島民として出演できるので、本当に光栄です」と語っておられる。
四つ。台詞は五島のことばで、「口からなじみ深い方言が出ていく感覚がとても心地よいです」という。
五つ。先達の高畑淳子殿から方言を確かめられる側に回り、「私を五島の人として聞いてくださるのが、とってもうれしいです」と述べておられる。
吾輩は長濱ねる殿に対して、島の静けさも知ったうえで、明るさを演じられる御方、と思ったんだがお主は長濱ねる殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
NHKアーカイブス(長濱ねる|人物・連続テレビ小説『舞いあがれ!』ほか)
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