巷に騒がれる、安藤サクラ殿:受けられるわけがないと思うた話が、なぜ覚悟に変わったかについて、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1986年2月18日、東京都のお生まれ
- 5歳で父君の舞台を観て、演じる道を志される
- だが小学二年で、その夢を一度封じられた
- 2007年、映画『風の外側』にて世に出られる
- 2013年、映画『かぞくのくに』にて数々の賞を受けられる
- 2017年6月、第一子を授かられる
- 2018年1月31日、NHK連続テレビ小説『まんぷく』のヒロインに決まられる
- 2018年、映画『万引き家族』に出演される
- 2018年10月1日、『まんぷく』の放送が始まる
- 2023年、映画『怪物』に出演される
【安藤サクラの朝ドラは可能性ゼロであった】
2018年後期の連続テレビ小説『まんぷく』でござる。
下敷きは、即席麺を生んだ日清食品の創業者・安藤百福とその妻・仁子。
ヒロインの今井福子を演じられたのが、安藤サクラ殿でござる。
決まったと発表されたのは2018年1月31日。放送の始まりは同じ年の10月1日じゃ。
さて、この話が来た折のことでござる。
この御方は前の年の6月に第一子を授かっておられた。
話が来たのは、その数か月後じゃ。
そして本人の答えが、これでござった。
「このタイミングでのオファーは受けられるわけがないので悔しかったです。可能性はゼロでした」
お主、ここで唸られよ。
――可能性はゼロでござる。
断るまでもなく、無理だと思うておられた。
その理由も、はっきりしておる。
「子どもを産んだら、私は子育てに専念して、妻としても家庭に入るべきだろうな…と思っていた」
そして、ここからが苦しい。
「「子どもがいなければやっていたのに…」というネガティブな考えではなく、どうポジティブな出来事として切り替えられるかを考えていましたが、それが難しくてつらかったです」
――恨み言にせぬよう、己を切り替えようとされた。
だが、それが難しかったと言われる。
呼ぶ側も、その難しさは承知しておった。
制作統括の御方が、こう明かしておられる。
「お子さんがお生まれになったばかりだし、大阪でヒロインをやることはなかなか大変だろうなと思っていました」
――大阪での撮りでござる。半年の長丁場じゃ。
それでも呼んだ理由が、これであった。
「彼女に、朝ドラというフィールドでヒロインとして演じていただけたら、どんな素敵なことになるだろう。その着想にとらわれたとき、私はとても高揚しました」
「今回はおよそ40年という主人公の人生を描くことになり、生半可な演技力では太刀打ちできないと思っていたので、なおのこと『いいことを思いついた!』と思いました」
――四十年を演じる役ゆえ、この御方でなければ、と。
そして、傾いた天秤を動かしたのは家の者の言葉であった。
義理の母君からは、こうでござる。
「これをやらないなら事務所も辞めちゃいな」
――ずいぶんな言い方じゃ。だが効いた。
父君からは、こう言われたという。
「これは挑戦じゃない。冒険だ」
――挑戦ではなく冒険でござる。
挑戦は、勝ち負けがつく。冒険は、行った先で何が起こるか分からぬ。
この言い換えが、この御方の受け取り方を変えた。
【なぜ何度も審査を受けていたか-日本の隅々まで】
さて、ここでお主に問いたい。
この御方は、なぜそこまで迷われたのか。
――断ってしまえば済む話でござろう。
実は、この御方はそれ以前から何度も朝ドラのヒロインの審査を受けておられた。
その理由が、この稿の山でござる。
「朝ドラのイメージは「日本の隅々まで届けられる作品」」
そして、こう続く。
「映画などの撮影で山奥に行くと、現地の人たちにお世話になりますが、その映画をその地域に届けられないことが多くて、はがゆくて」
「いつか朝ドラに出たら恩返しができるんじゃないか…とずっと思っていました」
お主、ここでもう一度唸られよ。
――恩返しでござる。
順に見てまいろう。
映画の撮影は、山奥や田舎で行われることがある。
その土地の者が、宿を貸し、道を教え、飯を出す。
――大いに世話になるのじゃ。
ところが、出来上がった映画はその土地では掛からぬ。
近くに小屋が無い。掛かっても短い。
――世話になった者に、返せぬのでござる。
それを「はがゆくて」と言われた。
そして、朝の連続ドラマならどうか。
毎朝、全国どこでも同じ時刻に流れる。
山奥にも届く。
――あの人たちに返せるのじゃ。
多くの御方は、朝ドラを「役者としての晴れ舞台」として語られる。
この御方は、届く範囲で語っておられる。
そう思うて読み直せば、「可能性はゼロでした」の重さが変わってまいろう。
ずっと返したかった相手が居て、そのための唯一の道が来て、
――それを受けられぬ、と思うたのでござる。
「悔しかったです」とは、そういう悔しさじゃ。
さて、受けた後はどうであったか。
「最初は、一人で、いばらの道や登りにくい山を進むんだ、と捉えていましたが、今は「まんぷく」のみんなで手をつないで冒険しているようで幸せです」
――一人で登る山からみんなで手をつなぐ冒険へ。
父君の言うた「冒険だ」が、そのまま形になっておる。
台本を待つ心持ちも、なかなか可愛らしい。
「漫画の新刊でもこんなにワクワクしながら待ったことはないです」
演じた福子については、こうでござる。
「いい意味で楽天家で、大変な出来事もよりパワフルに、健やかに、楽しく、いい力に変えられる女性です」
そして、己との重なりをこう言われた。
「つらい時間も状況も、幸せなものに変換していく力を共有している感じです」
【未来予想図-つらさを変換される御方】
ここまでを、一度まとめておこう。
――安藤サクラ殿は2018年の連続テレビ小説『まんぷく』にてヒロイン今井福子を演じられた。
前の年に第一子を授かっておられ、話が来た折は「可能性はゼロでした」と思うておられた。
それを動かしたのが義理の母君の「これをやらないなら事務所も辞めちゃいな」と、父君の「これは挑戦じゃない。冒険だ」であった。
そもそも何度も審査を受けておられたのは、「日本の隅々まで届けられる作品」で恩返しがしたかったからでござる。
ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、つらさを変換される御方だとみる。
根拠は、断ろうとしておられた頃の言い方でござる。
「「子どもがいなければやっていたのに…」というネガティブな考えではなく、どうポジティブな出来事として切り替えられるかを考えていました」
お主、よく読まれよ。
――受けられぬと決まった時点で、もう切り替え方を探しておられる。
恨むことも、嘆くこともできた場面じゃ。
だがこの御方は、そこを通り過ぎて「どう良い出来事にするか」を考えておられた。
しかも、それを「難しくてつらかったです」と正直に言われる。
――できたとは言うておられぬのじゃ。
やろうとして、うまくいかなんだ、と。
ここが吾輩には効いた。
そして演じた福子の説きが、そっくり同じ形でござる。
「大変な出来事もよりパワフルに、健やかに、楽しく、いい力に変えられる女性です」
「つらい時間も状況も、幸せなものに変換していく力を共有している感じです」
――変換という言葉を、この御方は二度使うておられる。
役の説きと、己の説きが同じ語で結ばれておるのじゃ。
そしてもう一つ。
この御方は、己の芝居の癖もよく分かっておられた。
「今までにもこういう軽やかな役はありましたが、ひねくれた役が多いので、今回は福ちゃんとして、真っすぐに立って前を見る肉体を持たなければいけないと思いました」
――真っすぐに立って前を見る肉体じゃ。
心持ちではなく、体の話として言うておられる。
ひねくれた役を積んできた者が、朝の枠で真っすぐ立つ。
それを気合ではなく、体の据え方として持ち込まれた。
――これも一つの変換でござろう。
恨むのは易い。だが受けられぬと決まった時点で切り替え方を探す者がおる
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラは可能性ゼロ!?母になって受けたについてのまとめ】
今回は安藤サクラ殿について調査してみた!
一つ。安藤サクラ殿は2018年の連続テレビ小説『まんぷく』にてヒロイン今井福子を演じられた。下敷きは即席麺を生んだ夫婦でござる。
二つ。前の年に第一子を授かっており、話が来た折は「このタイミングでのオファーは受けられるわけがないので悔しかったです。可能性はゼロでした」。
三つ。動かしたのは家の者の言葉。義理の母君の「これをやらないなら事務所も辞めちゃいな」と、父君の「これは挑戦じゃない。冒険だ」でござった。
四つ。以前から何度も審査を受けていた理由は「朝ドラのイメージは「日本の隅々まで届けられる作品」」。撮影で世話になった土地へ「いつか朝ドラに出たら恩返しができるんじゃないか」と思うておられた。
五つ。演じるにあたっては「ひねくれた役が多いので、今回は福ちゃんとして、真っすぐに立って前を見る肉体を持たなければいけないと思いました」と語っておられる。
吾輩は安藤サクラ殿に対して、恨む前に、切り替え方を探しておられる御方、と思ったんだがお主は安藤サクラ殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
エンタメOVO(「今だからこそ“朝ドラヒロイン”ができる」母になり満ちあふれるエネルギー【「まんぷく」インタビュー】・2018年10月1日)
SPICE(次期NHK朝ドラ『まんぷく』ヒロインに安藤サクラ 安藤百福の妻がモデル・2018年2月1日)
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