巷に騒がれる、工藤阿須加殿:『あさが来た』から『ブラッサム』へ、満足したことは一度もない。
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1991年8月1日、埼玉県のお生まれ
- 学生の頃はテニスに打ち込み、その道を目指しておられた
- 2012年、日本テレビ系『理想の息子』にてこの道へ入られる
- 2013年、NHK大河ドラマ『八重の桜』に出演される
- 2014年、TBS系『ルーズヴェルト・ゲーム』に出演される
- 2015年、テレビ東京系のスペシャルドラマ『永遠の0』に出演される
- 2015年度後期、連続テレビ小説『あさが来た』に出演される
- 2016年、映画『夏美のホタル』にて慎吾役を務められる
- 2016年6月24日、七光りと呼ばれることについて語られる
- 2017年、映画『ちょっと今から仕事やめてくる』が公開される
- 2019年度前期、連続テレビ小説『なつぞら』にてヒロインの幼なじみ・佐々岡信哉役を務められる
- 2021年、映画『総理の夫』が公開される
- 2026年2月13日、連続テレビ小説『ブラッサム』への出演が公にされる
- 2026年度後期、連続テレビ小説『ブラッサム』にて島村辰彦役を務められる
【工藤阿須加の朝ドラは3度目-島村辰彦という教師】
2026年度後期の連続テレビ小説『ブラッサム』でござる。
主人公は明治三十年に山口の岩国で生まれた葉野珠殿。
女学校を出た後、代用の教員として働き始める御方でござる。
――だが、そこを解雇され、故郷を追われることになる。
その働き先である尋常小学校に、同じ教師として立つのが工藤阿須加殿でござる。
役の名は島村辰彦。
紹介の一文が、これでござった。
「珠が働くことになる尋常小学校の同僚教師。広島の師範学校を卒業し、熱意をもって地元岩国に戻ってきた」
――熱意をもって地元岩国に戻ってきたでござる。
外へ出て学び、それでも故郷へ帰ってきた男じゃ。
主人公は、逆に故郷を出ていく。
――同じ職場に、正反対の向きを持つ二人が立つのでござる。
本人の言葉は、こうでござった。
「NHK大阪局50作目という節目の連続テレビ小説に参加させていただけることを大変光栄に思います」
「葉野珠が生きた人生の1ページに登場できる嬉しさを胸に、『ブラッサム』を皆さまに楽しんでいただけるよう、島村という人物を精一杯演じさせていただきます」
――人生の1ページに登場できる嬉しさじゃ。
主役を張るのではない。一頁に居させてもらう、という言い方でござる。
作り手の側は、この回に発表した面々をこう括っておられた。
「珠の青春時代に大きな影響を与える人々を発表いたしました」
――教師も、その一人でござろう。
さて、ここで一つ申し上げておきたい。
この御方にとって、朝の連続ドラマはこれが初めてではござらぬ。
2015年度後期の『あさが来た』、そして2019年度前期の『なつぞら』に出ておられるのじゃ。
『あさが来た』の折の評は、こうであった。
「朝ドラ『あさが来た』でのさわやかな好青年役も好評だった」
――さわやかな好青年、でござる。
『なつぞら』では、ヒロインの幼なじみ・佐々岡信哉を演じておられる。
大河にも出ておられる。2013年の『八重の桜』でござった。
そして『ルーズヴェルト・ゲーム』、『永遠の0』のドラマ版と続く。
――真面目で熱い男の役が、この御方の持ち場であった。
そして『なつぞら』から七年を経て、こんどは教師として朝に戻ってこられる。
【七光りと言われて「はい!そうです」と返す】
さて、この御方を語るうえで避けて通れぬ話がござる。
父君が、元プロ野球選手の工藤公康殿であることじゃ。
――この道に入った当初、この御方は「七光り」と呼ばれておられた。
並の若者なら、そこで反発するところでござろう。
ところが、この御方の答えが振るっておる。
「僕は“七光り”や“二世”と言われるのが嫌ではないんです。否定することでもないですし、そう思われるのは当然かなと」
――当然かなでござる。
さらに続く。
「僕が少しでも多く注目していただけたのは父のおかげもあったと思うので、とても感謝していますし尊敬もしています」
「なので“七光り”と言われても“はい!そうです”と返せてしまう自分がいて(笑)」
お主、ここは痛快でござろう。
――はい、そうですじゃ。
隠さぬ。言い訳せぬ。恨まぬ。
だが、ここで終わらぬのがこの御方の骨でござる。
「ただ、そこに甘えるつもりはなくて、父とは畑が違いますし、僕には役者という仕事に対する強い想いがある」
「プロ意識を持ってしっかり結果を出していけば、いずれはそういったことも関係なくなるんじゃないかなと思います」
――結果を出せば関係なくなるでござる。
認めたうえで、追い越すと言うておられるのじゃ。
そして、その「結果」に対する厳しさが、また尋常でない。
「どの作品でも、自分の演技に対して良くできたと感じたことも満足したことも一度もないです」
――一度もないじゃ。
大河も朝の連続ドラマも通ってきた御方が、そう言われる。
その厳しさが、どこから来ておるか。
映画『夏美のホタル』の撮りの話が、それを教えてくれる。
夜の公園で相手役と話す場面でござった。
――その一場面で、試しの芝居を30回やったという。
そこで監督に、こう問われた。
「いまどういう気持ちで夏美と一緒にいる? 何をこれから伝えたいの? そのときどうしたらいいのかまず考えてみて」
この御方は、そこで気づかれた。
「言われるまで自分(慎吾)のことしか頭になくて、相手のことまで考えられていなかったんです」
――己のことしか、頭に無かった。
そして試写を観て、こう思われたという。
「あのシーンは試写を観たときに悔しい気持ちになりました」
30回やってなお、悔しい。
――この御方の「満足したことがない」は、そういう類のものでござる。
【未来予想図-満足せぬ者の強み】
ここまでを、一度まとめておこう。
――工藤阿須加殿は連続テレビ小説『ブラッサム』にて島村辰彦役を務められる。
主人公が働く尋常小学校の同僚教師、広島で学んで岩国へ帰ってきた男でござる。
朝の連続ドラマは『あさが来た』『なつぞら』に続いて三度目。
七光りと言われることを「当然かな」と受け止め、
結果を出せば関係なくなる、と言い切っておられる。
ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、遅れて効いてくる型の役者だとみる。
根拠は、この一言でござる。
「いつか自分にとっての大きなターニングポイントがくる気がするので、そのときまでにあらゆる準備をしておこうと思っています」
そして、その備え方が面白い。
「何をしておくべきかは日々考えては書き出していて」
――書き出すのでござる。
思うだけではない。紙に落としておられる。
運が巡ってきたときに掴めるよう、手を打っておくという構えじゃ。
これは、勢いで駆け上がる者の作法ではござらぬ。
――長く続ける者の作法でござる。
そしてもう一つ、この御方には持ち場がござる。
「日本人に生まれたからには、日本の歴史に関わるような役を演じたいという想いを常に持っています」
大河に出て、戦の時代を描く作に出て、そして明治の岩国へ。
――狙うておらずとも、そこへ寄ってこられる御方なのでござろう。
さて、島村辰彦という役でござる。
外で学び、熱意を持って故郷へ帰った教師じゃ。
――そして目の前に、故郷を出ていく娘が現れる。
帰ってきた者と、出ていく者。
この二人が同じ職員室に居るというだけで、物語は動く。
半年の朝でござる。派手な見せ場は来ぬかもしれぬ。
だが、三十回やって悔しがる御方じゃ。
――そういう者の芝居は、後から効いてくるものでござる。
言われたことを否定せず、結果で黙らせる。それが一番強い
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラは3度目!?七光りは当然と言い切るについてのまとめ】
今回は工藤阿須加殿について調査してみた!
一つ。工藤阿須加殿は2026年度後期の連続テレビ小説『ブラッサム』にて島村辰彦役を務められる。主人公が働く尋常小学校の同僚教師でござる。
二つ。「広島の師範学校を卒業し、熱意をもって地元岩国に戻ってきた」という役どころ。故郷を出ていく主人公とは逆の向きを持つ男でござる。
三つ。朝の連続ドラマは2015年度後期『あさが来た』、2019年度前期『なつぞら』に続いて三度目。大河『八重の桜』にも出ておられる。
四つ。七光りと呼ばれることについて「そう思われるのは当然かな」「“はい!そうです”と返せてしまう自分がいて」と語り、「結果を出していけば、いずれはそういったことも関係なくなる」と述べておられる。
五つ。芝居については「良くできたと感じたことも満足したことも一度もないです」。映画『夏美のホタル』では一場面のテストを30回重ね、試写を観て悔しい思いをしたという。
吾輩は工藤阿須加殿に対して、認めたうえで追い越そうとされる御方、と思ったんだがお主は工藤阿須加殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
シネマトゥデイ(朝ドラ「ブラッサム」新キャスト12名【役名一覧・コメント】)
オリコンニュース(工藤阿須加、“親の七光り”扱いは当然「結果を出せば関係なくなる」・2016年6月24日)
MANTANWEB(工藤阿須加:次期朝ドラ「なつぞら」出演 広瀬すずの“運命を左右”する幼なじみ役・2019年2月12日)
MANTANWEB(工藤阿須加:丸刈り頭で「永遠の0」出演 向井理の生徒に・2014年8月4日)
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