巷に騒がれる、井上真央殿:第1話の台詞が己の記憶と重なった話と、半年を保つ心得について、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1987年1月9日、神奈川県横浜市のお生まれ
- 4歳の折、母上の勧めで劇団東俳に入られる
- 1992年、『真夏の刑事』にて世に出られる
- 1999年から2003年、『キッズ・ウォー』に出て注目を集められる
- 2005年、『花より男子』にて連続ドラマ初主演を務められる
- 2011年、連続テレビ小説『おひさま』にてヒロイン須藤陽子を演じられる
- 2012年、映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受けられる
- 2015年、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』にて主演を務められる
【井上真央の朝ドラはおひさま-須藤陽子役】
井上真央殿の朝ドラは、2011年度前期の『おひさま』でござる。
演じたのは須藤陽子。ヒロインでござる。
戦争をはさんだ昭和を、明るく生き抜いた一人の女子の一代記じゃ。
この作との出会いを、この御方は「運命的」と受け止めておられる。
訳は、第1話の台詞にござった。
「第1話で、陽子はお母さんから『これからの女性は太陽のように自分の力で輝くことができる。そうやって、みんなを明るく照らしなさい』と言われるシーンがあったんです。実は私、同じことを母から言われたことがあって」
お主、ここでござる。
――実は私、同じことを母から言われたことがあって。
台本に書かれた言葉が、己の記憶と重なった。
しかも、それだけではござらなんだ。
近所に住んでおられた90歳近い御方からも、こう言われたことがあったという。
「女の人は太陽のように笑ってなきゃいけないよ」
二度、別々の人から同じ向きの言葉を受け取っておられた訳じゃ。
――しかも一方は、90年を生きてこられた御方の言葉でござる。
昭和を生き抜いた人から受け取った言葉を、昭和を生き抜く役で使うことになった。
ゆえに、この御方はこう思われた。
「このメッセージは私が伝えなければ」
――私が伝えなければ。
己が輝きたい、ではござらぬ。
受け取った言葉を、次へ渡す役を引き受ける、という構えでござる。
……朝の枠は、日本中の茶の間に毎朝15分ずつ届く。
言葉を運ぶ場としては、これ以上のものはあるまい。
思えば、この御方が芸の道に入られたのも母上の勧めであった。
4歳で劇団に入り、5歳から子役として立っておられる。
その母上の言葉が、24の齢で台本の中に現れる。
偶然と呼ぶには、話が出来すぎておる。
「運命的なものを感じた」と仰るのも無理はござらぬ。
【倒れないことが目標-半年を保つ心得】
とはいえ、現場は過酷でござった。
半年の作は撮る量が桁違いじゃ。
「スケジュール的にも体力的にも本当に大変で、どんどん撮影していかなくてはいけないので、緊張やプレッシャーなどを感じている余裕もないほどでした」
――感じている余裕もないほど。
重圧を乗り越えた、という話ですらござらぬ。
重圧を味わう暇が無かった、と言うておられる。
その中で掴まれたものが、また地に足がついておる。
「やはり長期の撮影は現場の雰囲気やキャストのチームワークが一番大事だということ」
「現場が楽しくあること、みんなで作ろうとする意識を常に持つことが一番の原動力になることを実感できました」
――一番の原動力。
才でも気合でもなく、場の空気を原動力に挙げておられる。
半年を走り切った御方の言葉ゆえ、重みが違う。
一人が抜きん出ても、半年は保たぬ。
皆で作ろうとする気が場に満ちておるかどうかで、撮る速さも保ちも変わるのでござろう。
そして、この稿の題にした一言でござる。
撮影の間に風邪は引かれたそうじゃ。されど――
「倒れないことが目標でそれは達成できたので自信になりました」
お主、よう味わわれよ。
5歳から子役として立ち、『花より男子』で主役も張ってきた御方でござる。
その御方が、朝ドラの目標に掲げたのが倒れないことであった。
良い芝居をする、でも、高い数字を出す、でもない。
最後まで立っておること。それが目標で、それを達したことが自信になった、と。
――逆に言えば、倒れる者が出るほどの半年だ、ということでもござる。
毎朝15分の裏で、何百という場面を撮り続けねばならぬ。
ヒロインはそのほとんどに出る。休む日がほとんど無い。
そういう場に立ってみて初めて、立ち続けること自体が仕事だと分かるのでござろう。
【未来予想図-託された言葉を運ばれる御方】
ここまでを、一度まとめておこう。
――井上真央殿の朝ドラは2011年『おひさま』の須藤陽子役。ヒロインでござる。
第1話の台詞が母上から受けた言葉と重なり、「このメッセージは私が伝えなければ」と感じられた。
現場は「緊張やプレッシャーなどを感じている余裕もないほど」で、掴んだのは場の空気の大切さであった。
目標は「倒れないこと」。風邪は引きつつも、それを達して自信になったと語っておられる。
ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、託された言葉を運ぶ役を選ばれる御方だとみる。
根拠は二つでござる。
一つ。作を引き受けた訳が、己の見せ場ではなく伝えるべき言葉があったことであった。
二つ。半年を保つ目標が、己の出来映えではなく倒れないことであった。
どちらも、己を主役に置いておらぬ。
運ぶべきものが先にあって、己はそれを運び切る器、という構えじゃ。
器が途中で壊れれば、言葉は届かぬ。
どれほど良い台詞を預かっても、最終週に立てねば渡し損ねる。
……ゆえに「倒れないこと」が目標になる。筋が通っておる。
この四年後、この御方は大河『花燃ゆ』でも主演を務められた。
朝ドラのヒロインと大河の主演を両方務めた御方は、そう多くはござらぬ。
一年の作でござる。朝ドラの倍の長さじゃ。
半年で掴んだ「みんなで作ろうとする意識」が、そこで効いたことは想像に難くない。
ゆえに吾輩はこうみる。
この御方はこの先も、派手な役より運ぶ値打ちのある言葉のある役を選ばれよう。
そして、その現場でまず整えるのは己の芝居ではなく、場の空気でござろう。
運ぶべき言葉が先にある者は、己の出来映えより最後まで立つことを目標に据える
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラの目標は倒れぬこと!?母と同じ言葉についてのまとめ】
今回は井上真央殿について調査してみた!
一つ。井上真央殿の朝ドラは2011年度前期『おひさま』、ヒロイン須藤陽子役でござる。
二つ。第1話の台詞について「実は私、同じことを母から言われたことがあって」と明かしておられる。
三つ。近所の90歳近い御方からも「女の人は太陽のように笑ってなきゃいけないよ」と言われたことがあった由。
四つ。現場は「緊張やプレッシャーなどを感じている余裕もないほど」であった。
五つ。目標は「倒れないこと」。それを達して自信になったと語っておられる。
吾輩は井上真央殿に対して、運ぶべき言葉を先に置き、最後まで立つことを目標に据えられた御方、と思ったんだがお主は井上真央殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
NHKアーカイブス(井上真央/連続テレビ小説『おひさま』〈2011〉須藤陽子役
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