
一度で覚えようとしないのが、いちばんのコツだよ。
Hi!Aceだよ。今日は60代からの英語の独学の話をするね。
先に立場を書いておくよ。私はまだ、その年代ではない。だから当事者ではないんだ。
でも語学学校で、50代や60代の方と一緒に学んだことはある。そして正直に言うと、その年代の方がいちばん伸びていたよ。
この記事で書くのは、独学の具体だよ。何を使って、どう回して、どこで詰まるかだね。
全体の順番の話は別の記事にまとめてあるから、ここでは手を動かす部分だけを書くね。
覚えにくさは、やり方で埋められる
まず、いちばん気になるところから書くね。
一度で覚えようとしないこと
これが最大のコツだと思う。
確かに、単語を1回で覚えるのは若い頃より難しくなるよね。
でも回数で補えば、速度の差は埋まるんだ。
1回で覚えようとして進まないより、10回さらっと通す方がずっと残るよ。
同じ本を、何度も開く
新しい本を買うより、1冊を繰り返す方が効く。
1周目は、覚えようとしなくていいんだ。ざっと通すだけ。
2周目、3周目で、だんだん残っていく。同じ言葉に何度も出会うことが、記憶を作るからね。
書いて覚えるのは、悪くない
「書くのは効率が悪い」と言われることもあるよね。
でも手が覚えている感覚がある方には、書くのは合っていると思う。
大事なのは方法の正しさより、自分が続けられるかどうかだからね。
声に出すと、残りやすい
これは年代に関係なく効くんだ。
目で追うだけより、口に出した方が残る。
そして口に出した言葉は、あとで出てきやすい。黙読しただけの言葉は、いざというとき出てこないんだよ。
何を使うか、3つだけでいい
教材の話をするね。3つあれば足りると思っている。
① 単語の本を1冊
難しい語は要らない。よく使う語を確実にする方が先だよ。
選ぶときに見てほしいのは音声が付いているかと、文字が読みやすいか。
後者は地味だけど本当に大事でね。字が小さいと、それだけで開かなくなるんだ。
② 中学英語の本を1冊
遠回りに見えるけど、これがいちばん確実なんだ。
一度習った範囲だから、思っているより早く終わる。
そして最初から通読しなくていい。分からないところだけ引く辞書として使うのがいいよ。
③ 音声の素材を1つ
ゆっくりのものから始めるのがいい。
そして新しいものを次々に入れないこと。
同じ素材を何度も聞く方が、耳は速く慣れるんだ。1回目に拾えなかった部分が、3回目に拾えるようになる。その体験がいちばん自信になるからね。
増やさないこと
動かないと、新しい教材が欲しくなるよね。分かるよ。
でも1冊を5周した人と、5冊を1周した人。伸びるのは前者なんだ。
5冊を1周した人は、5回とも「1周目」をやっていることになるからね。
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1日の回し方
具体的な1日の形を書いておくね。そのまま真似してもいいよ。
朝:音声を15分
朝は予定が入りにくいから、いちばん確実なんだ。
内容が全部分からなくていい。耳を起こす時間だと思ってほしい。
そして昨日と同じ素材で構わないよ。
昼:単語を10分
10分でいい。というより10分だから続くんだ。
毎日同じ本を開くこと。ページが進まなくても構わない。
開いたという事実の方が大事だからね。
夕方:声に出す5分
その日に見た言葉を、口に出してみる。それだけでいい。
口に出した言葉は、あとで出てきやすいからね。
週に何回か:人と話す
ここが独学では埋められない部分なんだ。
覚えた言葉は、使わないと出てこない。そして出てこない言葉は、無いのと同じなんだよ。
そして人と話す約束には、もうひとつ効果がある。予定ができるということだね。
時間があるこの年代にとって、締め切りが無いことがいちばんの敵だからね。
合計すると、1日30分
朝15分、昼10分、夕方5分。これで30分だね。
1日30分なら、1年で180時間になる。
これは英語をひとつ動かすには、十分な量なんだ。
独学で詰まりやすい、4つの場所
私が見てきた中で、詰まりやすい場所を挙げておくね。
詰まり1:伸びが見えない
英語は階段状に伸びるんだ。だから平らな時期が必ずある。
そこで「効いていない」と判断してやめるのが、いちばんもったいない。
点数以外の物差しを持つといいよ。聞き取れた回数、言えた回数。こちらは先に動くからね。
詰まり2:やり方が合っているか分からない
これが独学の最大の弱点だと思う。
語彙で止まっているのに、聞き取りの練習をしている。こういうズレは本当によく起きるんだ。
そして一人だと、それに気づけないまま何か月も走ることになる。
詰まり3:話す機会が無い
語彙も文法も、独学で十分に届く。
でも話す力だけは、相手が要るんだ。
だからお金をかけるなら、話す場に。教材を何冊も買うより、そちらの方がずっと効くと思うよ。
詰まり4:締め切りが無い
この年代にとって、これがいちばん大きいと思う。
現役世代は「時間が無い」ことで止まる。でもこの年代は「いつでもできる」と思えることで止まるんだ。
だから予定を作ること。旅行の日程でも、人と話す約束でもいい。
誰かが待っている状態を作るのが、いちばん効くよ。
独学で届く範囲と届かない範囲は、こちらに詳しく書いたよ。
3か月ごとに、確かめること
独学は、続けているうちに方向がずれていくことがあるんだ。だから節目を作っておくといいよ。
3か月は、やり方を変えない
まずこれが前提でね。
英語は階段状に伸びるから、1か月では何も変わった気がしないんだ。
そこで方法を変えると、また最初からになってしまう。3か月は同じやり方を続けてみてほしい。
3か月経ったら、この3つを見る
- 音声で、前より拾える言葉が増えたか
- 口に出すときに、前より詰まらなくなったか
- 続けられているか(できた日の数)
点数ではなく、この3つを見るのがいいと思う。
点は最後に動くものだからね。その前に、この3つが先に動いているんだ。
動いていたら、そのまま続ける
少しでも動いていたら、やり方は合っているということ。
変えなくていい。むしろ変えない方がいいよ。
何も動いていなかったら
そのときは量を増やさないこと。これが大事なんだ。
動かないときに時間を増やすのは、いちばんやりがちで、いちばん効かない対応でね。
当てる場所が違っている可能性の方が高いんだ。
- 音声が難しすぎないか(もっとゆっくりのものへ)
- 単語の本が難しすぎないか(もっとやさしいものへ)
- 口に出す時間がゼロになっていないか
- 人と話す機会が、まったく無くなっていないか
たいていは最後の2つだと思う。
入れるばかりで、出す機会が無い状態になっているんだ。
半年に一度は、外に出てみる
これは提案だけどね。
英会話でも、地域の集まりでも、旅行でもいい。実際に使う機会を、半年に一度は作る。
そこで通じた経験は、次の半年を支える燃料になるからね。
逆に通じなくても、それはそれで収穫だよ。何が足りないかが、はっきり分かるからね。
60代の英語独学について、よく聞かれること
いまから始めて、意味ある?
何を目指すか、によると思う。
旅行で困らない、外国の人と少し話せるくらいなら、1年もあれば十分に届くよ。
そして私が語学学校で見た中で、いちばん伸びていたのはこの年代の方たちだった。これは本当のことだよ。
覚えたそばから忘れてしまう
それが普通なんだ。若い人でも同じだよ。
一度で覚えようとしないこと。同じ本を何度も開けばいいんだ。
そして使った言葉は忘れない。覚えてから使うより、使いながら覚える方がずっと残るよ。
アプリと本、どちらがいい?
どちらでもいいと思う。続く方を選ぶのがいちばんだよ。
ただ字の大きさは見ておいてほしい。
読みにくいと、それだけで開かなくなるからね。方法の正しさより、続くかどうかだよ。
テレビやラジオの講座はどう?
とても良いと思う。時間が決まっているのが強みだね。
この年代にとって、締め切りが無いことが最大の敵だから、決まった時間に始まるものは、それだけで価値があるんだ。
独学だけで話せるようになる?
正直に答えると、難しいと思う。
話すのは相手が要るからね。一人で音読しても、返事は返ってこないんだ。
ただ語彙と型は独学で積める。そこを積んでから話す場に出ると、伸びが速いよ。
何から始めればいいか分からない
そういうときは、行きたい場所から考えるといいよ。
行ってみたい国、観たい映画、話してみたい人。
英語そのものより、その先にあるものを決める方が続くんだ。
全体の順番は、こちらにまとめてあるよ。
まとめ:60代の英語独学、続けるために
最後にまとめておくね。
一度で覚えようとしないこと。回数で補えば、速度の差は埋まるんだ。1回で進まないより、10回さらっと通す方が残るよ。
教材は3つで足りる。単語1冊、中学英語1冊、音声1つ。増やさないこと。
字の大きさと、音声の有無を見て選ぶ。読みにくいと、それだけで開かなくなるからね。
1日30分。朝15分、昼10分、夕方5分。これで1年180時間になるよ。
詰まりやすいのは、伸びが見えない時期と、話す機会が無いこと。そして締め切りが無いことが、この年代では最大の敵なんだ。
お金をかけるなら、話す場に。語彙も文法も独学で積めるけど、相手だけは手に入らないからね。
そして最後に。私が語学学校で見た中で、いちばん伸びていたのはこの年代の方たちだったよ。
堂々と間違えて、堂々と直されて、毎日同じ席に座っていた。どれも年齢に関係なく、今日から真似できることだからね。
そして3か月ごとに、確かめるといいよ。
音声で拾える言葉が増えたか。口に出すときに詰まらなくなったか。続けられているか。点数ではなく、この3つを見ること。点は最後に動くものだからね。
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合わなかったら、やめればいいだけだから。
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