巷に騒がれる、松たか子殿:出演せぬまま毎朝そこに居た御方が、ようやく画面に立つ。
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1977年6月10日、東京都のお生まれ
- 父君は2代目松本白鸚殿、兄君は10代目松本幸四郎殿
- 1993年、16歳の折に舞台『人情噺文七元結』にて役者として世に出られる
- 1994年、NHK大河ドラマ『花の乱』に出られる
- 1997年、映画『東京日和』で映画に初めて出られ、歌の道も始められる
- 2007年12月28日、佐橋佳幸殿との入籍をホームページにて発表される
- 2010年、映画『ヴィヨンの妻』で第33回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を受けられる
- 2014年、映画『アナと雪の女王』の吹き替えと歌を務められる
- 2017年8月17日、連続テレビ小説『わろてんか』の主題歌を担うことが公にされる
- 2017年、『明日はどこから』を書き下ろされる
- 2020年、第92回アカデミー賞授賞式にて各国のエルサ役と共に歌われる
- 2026年3月19日、連続テレビ小説『ブラッサム』への出演が公にされる
- 2026年度後期、連続テレビ小説『ブラッサム』にて藤川優子役を務められる
【松たか子の朝ドラは初出演-珠の秘書という役】
2026年3月19日、思いがけぬ報せが出申した。
2026年度後期の連続テレビ小説『ブラッサム』に、松たか子殿が出られるという。
――しかも、これが朝の連続ドラマ初出演でござる。
お主、驚かれたか。吾輩も驚き申した。
この御方はこの道に入って三十年を越えておられる。
大河にも出て、映画の賞も受け、世界の舞台で歌もうたわれた。
――それでいて、朝の連続ドラマには一度も出ておられなんだのじゃ。
演じられるのは藤川優子。
主人公・葉野珠殿の秘書でござる。
珠殿は明治三十年に山口の岩国で生まれ、作家として世に出ていく御方。
その傍らで、身の回りを支える者の役どころじゃ。
寄せられた言葉が、これでござった。
「『朝ドラ』に初めて出演させていただきます。様々なご縁が重なって、『ブラッサム』の一員になれますこと、大変光栄に思っております」
――様々なご縁が重なってでござる。
そして、こう続けられる。
「静河ちゃん、そして加賀さんを見つめていけることが楽しみでなりません」
主演は石橋静河殿。1980年代の珠殿を演じるのが加賀まりこ殿でござる。
――若き珠と、老いた珠。その両方を見つめる場所に立たれるのじゃ。
そして、この一句がよろしい。
「出来の悪い秘書かもしれませんが、珠さんの人生への憧れを胸に秘めて、寄り添っていきたいと思います」
――出来の悪い秘書かもしれませんがじゃ。
この御方らしい謙りでござる。
だが、その後がよい。憧れを胸に秘めて、寄り添う。
秘書という役を、仕える者ではなく、憧れる者として捉えておられる。
主演の石橋静河殿も、この二人の参加をこう受け止めておられた。
「珠ちゃんの人生のゴールにお二人が立っていると思うと、山あり谷ありの珠ちゃんの人生も恐れず思いっきり突っ走ることができそうです」
「未来の自分がニコニコとこちらを見守っている想像ができれば、それは大きな力となって前を向けるのでは」
――良い言葉でござる。
先に立つ者が居ると、若い者は走れるものじゃ。
【9年前、歌だけは毎朝そこに居た】
さて、ここが本題でござる。
この御方が朝の連続ドラマに出られるのは初めてでござる。
――だが、朝に居なかったわけではないのじゃ。
2017年8月17日のことでござった。
同じ年の秋から始まる連続テレビ小説『わろてんか』の主題歌を、
この御方が担うことが明かされたのでござる。
しかも、ただ歌うのではござらぬ。
――その作のために、新しい曲を書き下ろされた。
曲の名は『明日はどこから』。
その折に寄せられた言葉が、これでござる。
「長丁場の撮影にのぞむ皆さんに寄り添う気持ちで、曲を書きました」
お主、ここでもう一度、先の言葉を思い出されよ。
――寄り添うでござる。
九年前、曲を書いたときも「寄り添う気持ちで」と言われた。
そして今、秘書の役でも「寄り添っていきたい」と言われる。
同じ言葉が、九年を隔てて出てくるのじゃ。
曲についての言葉も、良い。
「今日が明日につながっていく、ささやかな私なりの応援歌です」
――ささやかなと言われる。
半年、毎朝流れる曲でござるぞ。
その主題歌の重さを、当時のチーフ・プロデューサー、後藤高久殿はこう語っておられた。
「朝ドラ主題歌は毎朝聴くので、胃もたれしそうな楽曲はダメ」
「でも半年間151回も聴くので、毎回何か発見がある深~い歌詞や飽きのこないメロディーが必要」
――151回でござる。
同じ曲を、百五十一度も聴かせる。
後藤殿は、こうも続けておられた。
「これまで朝ドラ制作者たちが『そんな都合のええ歌があるかい!』と頭を悩ませてきました」
その難題に、この御方は書き下ろしで応えられたのでござる。
主演を務めた葵わかな殿の言葉が、また染みる。
「必ず始まりにこの曲が流れて、松さんの優しい声が聞こえて『ああ、《わろてんか》が始まる』『今日が始まる』と思って頂ける朝を想像すると、とても素敵で、今から楽しみです!」
――今日が始まるじゃ。
つまりこの御方は、画面に出ずして、
半年のあいだ、毎朝の合図を務めておられたのでござる。
【未来予想図-寄り添うことを選ぶ人】
ここまでを、一度まとめておこう。
――松たか子殿は連続テレビ小説『ブラッサム』にて藤川優子役を務められる。
主人公・葉野珠殿の秘書で、朝の連続ドラマはこれが初出演でござる。
だが2017年には『わろてんか』の主題歌『明日はどこから』を書き下ろしておられた。
ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、真ん中を狙わぬ御方だとみる。
考えてもみられよ。
歌舞伎の家に生まれ、十六で舞台に立ち、映画の賞も受けてこられた。
――朝の連続ドラマの主役を演じる道は、いくらでもあったはずでござる。
それが無かった。あるいは、選ばれなかった。
そして初めて出るのが、主役ではなく秘書でござる。
しかも本人が「出来の悪い秘書かもしれませんが」と言われる。
――ここに、この御方の据わり方が出ておる。
九年前も同じでござった。
主題歌という、画面には映らぬ持ち場じゃ。
そこで「寄り添う気持ちで書いた」「ささやかな応援歌です」と言われる。
――真ん中に立つ気が、はじめから無いのでござる。
だが、お主。
毎朝百五十一度も流れる曲を書いた者が、脇であろうか。
主人公の歩みを傍らで見つめる秘書が、脇であろうか。
――そうではあるまい。
真ん中に立たずして真ん中に居る、という在り方でござる。
そして今回、この御方は面白い場所に置かれた。
若き珠と、八十代の珠。その両方を見つめる位置じゃ。
――人の一生を、傍らから丸ごと見る役でござる。
「珠さんの人生への憧れを胸に秘めて」と言われた。
秘書が主人に憧れておるのなら、その眼差しが画面に出る。
半年の朝、視聴者はその眼を通して主人公を見ることになろう。
――案内役でござる。これほど効く持ち場はござらぬ。
真ん中に立たずとも、真ん中に居ることはできる
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラは初出演!?主題歌は9年前に書いたについてのまとめ】
今回は松たか子殿について調査してみた!
一つ。松たか子殿は2026年度後期の連続テレビ小説『ブラッサム』にて藤川優子役を務められる。主人公・葉野珠の秘書でござる。
二つ。朝の連続ドラマはこれが初出演。2026年3月19日に公にされ、「出来の悪い秘書かもしれませんが、珠さんの人生への憧れを胸に秘めて、寄り添っていきたい」と述べておられる。
三つ。ところが2017年、連続テレビ小説『わろてんか』の主題歌『明日はどこから』を書き下ろしておられた。出演せずとも、毎朝の合図を務めておられたのでござる。
四つ。その折の言葉は「長丁場の撮影にのぞむ皆さんに寄り添う気持ちで、曲を書きました」「今日が明日につながっていく、ささやかな私なりの応援歌です」。九年を隔てて「寄り添う」が繰り返されておる。
五つ。同じ作では1980年代の葉野珠を加賀まりこ殿が演じられる。松たか子殿は若き珠と老いた珠の双方を見つめる位置に立たれる。
吾輩は松たか子殿に対して、真ん中に立たずして真ん中に居られる御方、と思ったんだがお主は松たか子殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
ステージナタリー(松たか子が「ブラッサム」で朝ドラ初出演、石橋静河演じる主人公の秘書役・2026年3月19日)
音楽ナタリー(松たか子、NHK朝ドラ「わろてんか」主題歌を書き下ろし「ささやかな私なりの応援歌です」・2017年8月17日)
オリコン(松たか子が佐橋佳幸との入籍を発表・2007年12月28日)
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