巷に騒がれる、長澤まさみ殿:若い頃は理由が明確であった。今は言葉にならぬという、その変わりよう。
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1987年6月3日、静岡県のお生まれ
- 2000年、第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受けられた
- 同じ年、映画『クロスファイア』でデビュー
- 2003年、映画『ロボコン』で初主演を務められた
- 2004年、第27回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受けられた
- 2005年、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で第28回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞
- 2018年、フジテレビ月9『コンフィデンスマンJP』にダー子役で主演
- 2020年、映画『キングダム』の楊端和役で第43回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞
- 2021年、映画『MOTHER マザー』で第44回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞
- 2022年、『エルピス―希望、あるいは災い―』に浅川恵那役で主演
- 2025年、舞台「正三角関係」で第50回菊田一夫演劇賞を受けられた
【好きなタイプは一つの言葉で言えぬという】
「長澤まさみ殿の好きなタイプは何であろうか」——これを調べに来られた御方へ。
これから引くのは2018年の取材での言葉でござる。
30代を迎えられた頃の、恋についての話でな。
そして、その答えが実に面白い。
まず、昔のことをこう振り返っておられる。
「目が好きとか背が高いとか、昔はもっとその人の何が好きか明確に理由があったと思うんです。恋ってもっと単純だったなと」
……昔は明確に理由があった。
目が好き。背が高い。若い頃は、そういう物差しであった、と。
だが、今はこう変わられたという。
「でも年齢を重ねてからの恋愛って一つの言葉で言い表せるものではなく、実態がないものに愛情や気持ちが芽生える」
……実態がないものに、芽生える。
お主、この言い方に気づかれたか。
好みが無くなったとは言うておられぬ。
……言葉に収まらなくなったと言うておられるのじゃ。
そして、こう結ばれた。
「人を好きになるって曖昧で、訳が分からないものですよね」
……訳が分からない。
分からぬことを、分からぬまま置いておられる。
無理に言葉にしようとしておられぬのでござる。
この稿を調べに来られた御方には、……いささか肩透かしに聞こえるやもしれぬ。
だが、ここからが良いところでな。
好きなタイプは一つの言葉で言えぬ……好みが消えたのではのうて、言葉に収まらなくなったのじゃ。
【好きなタイプにやさしさを挙げておられる】
では、まるで手掛かりが無いのか。
……そうではござらぬ。この御方は喩えを挙げておられる。
「きっと何かがピッタリ合うんですよね。それは一緒にいるときの匂いかもしれないし、くっついたときの感覚かもしれない」
……匂い。感覚。
いずれも、条件の欄には書けぬものでござる。
身の丈や年のように、数えられぬ。
……だが、合うか合わぬかは、その場で分かる。
そして、この御方は面白い証しを挙げておられる。
「だって大人のカップルに『相手のどこが好き?』と聞くと、『う〜ん、なんだろうね?』と必ず言うじゃないですか(笑)」
……必ず言うじゃないですか。
お主、心当たりはござらぬか。吾輩はござる。
長う連れ添うた者ほど、答えに詰まるのでござる。
……好きな所を数えられぬのは、冷めたからではない。
数え上げる形では、もう掴めなくなっておるからじゃ。
この御方も、こう言い添えておられる。
「つきつめたら適当な言葉があるのかもしれませんが、言葉では片づけられない。自分も恋愛に関してそういう年齢になってきたのかな」
……そういう年齢になってきた。
もっとも、演じた由加利が恋人を愛する訳については、一つだけはっきり挙げておられる。
「やさしい人を嫌いな女子はいないですよね」
……やさしい人。
理由も述べておられる。
「自立して強くなったといえど、女性は弱いもので、誰かに弱みを見せたい人は多いはず」
……弱みを見せたい。
強い役を数多く演じてこられた御方の言葉でござる。
……強う見える人ほど、そう思うのやもしれぬ。
好きなタイプにやさしさを挙げておられる……数えられぬものが、実は決め手になっておる。
【未来予想図-今を見ておられるという構え】
さて、この御方の恋の構えで最も潔いのがこれでござる。
名も職も偽っておった役の恋人のような、嘘をつく男について問われて、こう答えられた。
「過去はどうでもいいなあと思っちゃう」
……どうでもいい。
実に、あっさりしておられる。
そして、その理由がこうでござる。
「そこに何があろうと、そのときの自分にとって目の前にいる人がベストならそれでいい」
お主、この言い方の慎重さに気づかれたか。
その人が最良だとは言うておられぬ。
……そのときの自分にとって、と断っておられる。
誰にとっても良い相手、という話ではないのじゃ。
今の己に合うておるか。それだけを見ておられる。
そして、こうも言い添えておられる。
「相手が過去の問題で悩んでいるなら手を差し伸べるかもしれないけど、忘れたい過去ならそれで終わりかな」
……忘れたい過去ならそれで終わり。
掘り返さぬ、ということでござる。
だが、相手が困っておるなら手は貸す、とも言われる。
……相手が持ち出すなら受け止め、持ち出さぬなら触れぬ。
境目を、相手の側に置いておられるのじゃ。
ここが、この御方の優しさの形でござろう。
先の稿で、この御方はこう語っておられた。
「そんなに自分をいじめなくてもいいなと」
……己にも、人にも、掘り返さぬ御方でな。
手入れの話で「自分をいじめてはだめ」と言い、
……恋の話で「過去はどうでもいい」と言われる。
同じ心根から出ておることが、よう分かる。
——さて、ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は12の齢でグランプリを受けてから、ずっと人に見られてこられた。
……四半世紀を超える歳月でござる。
そういう歳月を過ごした人が、人について何を見るか。
……過去ではなく、今でござる。
ならば、この先はこうなろうと吾輩は見る。
……人を裁く側に、決して回られぬのではないか。
この稼業で長うおると、いつしか裁く側に回る者も居る。
だがこの御方は、そちらへ行くまい。
もっとも、これは吾輩が勝手に描いた図でござる。
だが四半世紀、人に見られてきた御方が、今を見ると言われるのじゃ。
……これは、優しさではのうて覚悟でござろう。
量られ続けた者だけが、人を量らぬという覚悟を持てるのでござる。
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【好きなタイプは言葉にできぬ!?過去は問わぬについてのまとめ】
今回は長澤まさみ殿について調査してみた!
一つ。「昔はもっとその人の何が好きか明確に理由があったと思うんです。恋ってもっと単純だったなと」と振り返っておられる。
若い頃は、目や背丈といった物差しであったという。
二つ。「年齢を重ねてからの恋愛って一つの言葉で言い表せるものではなく、実態がないものに愛情や気持ちが芽生える」と語られた。
好みが消えたのではない。言葉に収まらなくなったのでござる。
三つ。「やさしい人を嫌いな女子はいないですよね」という。
強い役を演じてこられた御方の言葉ゆえ、余計に効く。
四つ。「過去はどうでもいいなあと思っちゃう」と言い切られた。
……お主、この構えをどう見られたか。
吾輩が良いと思うたのは、分からぬまま置いておるところでござる。
好きなタイプを問われれば、たいていの人は何か答える。
……優しい人。面白い人。誠実な人、と。
だがこの御方は「訳が分からないものですよね」と言われた。
分からぬものを、無理に言葉にしておられぬのじゃ。
そして、その証しに大人の夫婦の話を挙げておられる。
……「相手のどこが好き?」と聞けば「なんだろうね?」と返る、と。
答えられぬのは、好きでないからではない。
数え上げる形では、もう掴めぬところに来ておるからでござる。
条件で選ぶうちは、条件の分だけ相手を減らす。
……合うか合わぬかで選ぶなら、会うてみねば分からぬ。
そして、過去を掘り返さぬのもこの御方らしい。
相手が持ち出すなら受け止め、持ち出さぬなら触れぬ。
……境目を、己ではのうて相手の側に置いておられるのじゃ。
言葉にできぬものを認めた者だけが、条件から自由になれるのでござるよ。
吾輩は長澤まさみ殿に対して、言葉にできぬものを認めた者だけが、条件から自由になれるのでござる、と思ったんだがお主は長澤まさみ殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
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