巷に騒がれる、吉高由里子殿:怖気づいて引きこもりたくなった四か月と、一年二か月の果てについて、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1988年7月22日、東京都のお生まれ
- 2004年、原宿で声を掛けられる
- 2006年、映画『紀子の食卓』にて映画に初めて出られる
- 同作にて第28回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞を受けられる
- 2008年、映画『蛇にピアス』にルイ役で映画初主演を務められる
- 2009年、同作で第32回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受けられる
- 2013年6月、NHK連続テレビ小説『花子とアン』のヒロインに決まられる
- 2013年10月24日、同作の撮影が始まる
- 2014年3月31日、同作の放送が始まる
- 2014年8月26日、同作の撮影が全て終わる
- 2018年、映画『ユリゴコロ』にて第41回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受けられる
- 2024年、NHK大河ドラマ『光る君へ』にまひろ役で主演される
【吉高由里子の朝ドラは花子とアン-怖気づいた四か月】
2014年の春から秋にかけて流れた連続テレビ小説『花子とアン』でござる。
下敷きは村岡花子。『赤毛のアン』を日本語に移した御方じゃ。
そのヒロイン安東はなを演じられたのが、吉高由里子殿でござる。
――10代の女学生から、50代までを演じる役であった。
第1話の冒頭からして、重い。
昭和20年の空襲の中、53歳の花子が『赤毛のアン』の原書を持って逃げる——そういう場面から始まる。
ヒロインに決まったのは2013年の6月。
そこから撮影が始まるまで、四か月ござった。
その四か月を、この御方はこう振り返っておられる。
「怖気づいて、引きこもりたくなるようだった」
お主、ここで唸られよ。
――引きこもりたくなるでござる。
朝の連続ドラマの主役に選ばれた御方の言葉じゃ。
何をしておられたか。
英語のレッスンと、初めての時代ものの支度でござる。
翻訳をする役ゆえ、英語が要る。
そして明治から昭和を生きる役ゆえ、時代ものの所作も要る。
――どちらも、この御方には初めてのことであった。
撮影が始まったのは2013年10月24日。
その一か月後、山梨のオープンセットで報道陣の前に立たれた。
撮影自体は二日目。共演者と芝居をする初日でござった。
「これから始まる10ヶ月間はとても楽とはいえない期間になると思いますし、自分にとっての正念場だと思っています」
――正念場じゃ。
そして、この一文が吾輩には効いた。
「朝ドラに向けてのひと言を考えれば考えるほど、しゃべればしゃべるほど、泣きそうになる」
実際、一瞬声を震わせておられたという。
だが、暗いだけではござらぬ。
「今はまだ心が縮まっているんだと思うけど、ゆっくり、やさしくほぐしてくれる現場になると感じました」
「怖いし、不安だし、でもすごく楽しみだし。共演者のことをすごく好きになりそうで、ドキドキしている」
――共演者のことをすごく好きになりそうで。
この一言を、覚えておかれよ。
後で効いてまいる。
【一つの現場で二つ年をとる-週6日13時間の十か月】
さて、撮影が終わったのは2014年8月26日でござる。
2013年6月の制作発表から数えて約1年2か月。
その日、横浜で取材会が開かれた。
この御方の第一声が、これでござった。
「なんだかよく分からない、ベルトコンベヤーに乗せられた荷物のような気持ち。終わりへと送り出され、次の現場へと運ばれるかのようです」
――荷物のような気持ちじゃ。
喜びでも達成でもない。運ばれておる感じだと言われる。
そして、撮影の中身がこれでござる。
「一つの現場で二つも年を取って、とても感慨深いです」
「週に6日の撮影日には13時間も皆さんと一緒にいて、なんだかいとおしい毎日で幸せでした」
お主、ここで数えてみられよ。
――週に六日、一日十三時間でござる。
それが2013年10月から2014年8月まで、十か月続いた。
同じ場所で、同じ顔ぶれと。
一つの現場で二つ年をとるとは、そういうことじゃ。
そして終いの日、この御方はこう言われた。
「一人一人クランクアップしていくのが悲しくなってしまって、この人たちはこの後の私をどうしてくれるの、というぐらい深いものを残してくれました」
――この後の私をどうしてくれるのでござる。
さて、ここがこの稿の山じゃ。
この御方は、この作に入る前の己の心持ちを明かされた。
「私はこの仕事が最後になってもいいやという気持ちでやっていて、(女優を)続けるかどうか迷っていた時期でもありました」
――最後になってもいい。
朝の連続ドラマの主役でござる。
多くの者が欲しがる持ち場じゃ。
そこへ、続けるかどうか迷いながら入られた。
先の「怖気づいて、引きこもりたくなるようだった」も、
「泣きそうになる」も、そう思うて読めば違って見える。
そして一年二か月の果てに、こうなった。
「とってもすてきな皆さんと出会ってしまって、またこの人たちと一緒に仕事をしたいと思ってしまって」
「それが私の(女優を)続ける理由にもなってしまいました」
――なってしまいましたじゃ。
自分で決めた、という言い方をされておらぬ。
そうなってしまった、と言われる。
腹心の友を演じた仲間由紀恵殿は、この日こう言葉をかけられた。
「吉高さんの腹心の友で良かった。本当によく頑張りました」
なお、この作の脚本を書かれたのは中園ミホ殿でござる。
後に2025年の『あんぱん』を書かれた御方じゃ。
【未来予想図-人で決める御方】
ここまでを、一度まとめておこう。
――吉高由里子殿は2014年の連続テレビ小説『花子とアン』にてヒロイン安東はな(村岡花子)を演じられた。
決まってから撮影まで四か月、英語と時代ものの支度に追われ「引きこもりたくなるようだった」。
撮影は週に六日・一日十三時間で十か月。「一つの現場で二つも年を取って」と語っておられる。
そして「この仕事が最後になってもいいや」という心持ちで入り、終いに「続ける理由にもなってしまいました」となられた。
ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、人で決める御方だとみる。
根拠は、続けると決まった理由でござる。
「またこの人たちと一緒に仕事をしたいと思ってしまって」
お主、よく読まれよ。
――役が良かったからでも、当たったからでもござらぬ。
会うた人が良かったから、続けることになった。
そして、入る前の言葉も同じ向きであった。
「共演者のことをすごく好きになりそうで、ドキドキしている」
――撮影の二日目に、もうそう言うておられる。
作の中身への意気込みではない。人への期待じゃ。
終いの言葉も、そうでござった。
「この人たちはこの後の私をどうしてくれるの」
――この御方の物差しは、始めから終いまで人でござる。
そう思うて見れば、あの四か月の怖気づきも腑に落ちる。
英語も時代ものも、一人で支度するものじゃ。
――人に会わぬうちは、この御方の物差しが働かぬのでござろう。
会うてしまえば、こうなる。
「なってしまいました」と、二度も言うておられる。
己で決めるのではなく、人に決められる形じゃ。
頼りない話に聞こえようか。だが吾輩は逆に見る。
――一人で決めた気は、一人で覆せる。
人に結ばれた気は、その人が居る限り解けぬ。
2024年、この御方は大河ドラマ『光る君へ』の主役に立たれた。
続けておられるのは、あの一年二か月で結ばれたものが解けなんだからでござろう。
一人で決めた気は一人で覆せる。人に結ばれた気は、その人が居る限り解けぬ
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラが最後でもいい!?女優を続ける理由にについてのまとめ】
今回は吉高由里子殿について調査してみた!
一つ。吉高由里子殿は2014年の連続テレビ小説『花子とアン』にてヒロイン安東はな(後の村岡花子)を演じられた。10代から50代までを演じる役でござる。
二つ。決まってから撮影までの四か月は英語のレッスンと初めての時代ものの支度に追われ、「怖気づいて、引きこもりたくなるようだった」とのこと。
三つ。撮影を前にしては「これから始まる10ヶ月間はとても楽とはいえない期間になると思いますし、自分にとっての正念場だと思っています」と語られた。
四つ。撮影は週に6日・1日13時間で約10か月。「一つの現場で二つも年を取って、とても感慨深いです」と振り返っておられる。
五つ。入る前は「この仕事が最後になってもいいやという気持ちでやっていて、(女優を)続けるかどうか迷っていた時期でもありました」。終いには「それが私の(女優を)続ける理由にもなってしまいました」と言われた。
吾輩は吉高由里子殿に対して、役でも当たりでもなく、人で続けると決められた御方、と思ったんだがお主は吉高由里子殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
オリコンニュース(吉高由里子、次期朝ドラ『花子とアン』クランクイン「私にとっての正念場」と意気込み・2013年11月21日)
Billboard JAPAN(吉高由里子、「花子とアン」がクランクアップ 共演者との出会いが「私が女優を続ける理由」・2014年8月26日)
エンタメOVO(2014年8月26日)同記事の全文(Billboard JAPANは冒頭のみ表示)
映画.com 吉高由里子のプロフィール(2004年、原宿でスカウト)
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