巷に騒がれる、青木崇高殿:落語家の熱血弟子を演じ、師匠役の大先輩から芝居の技を授かった一年について、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1980年3月14日、大阪府八尾市のお生まれ
- 2002年、映画『マッスルヒート』にて世に出られる
- 2006年、土曜ドラマ『繋がれた明日』にて初主演を務められる
- 2007年、連続テレビ小説『ちりとてちん』にて徒然亭草々を演じられる
- 2010年、大河ドラマ『龍馬伝』にて後藤象二郎を演じられる
- 2012年、大河ドラマ『平清盛』にて弁慶を演じられる
- 2016年、木曜時代劇『ちかえもん』に出演される
- 2018年、大河ドラマ『西郷どん』にて島津久光を演じられる
- 2023年、映画『ゴジラ-1.0』に出演される
【青木崇高の朝ドラはちりとてちん-落語家の熱血弟子・草々】
青木崇高殿の朝ドラは、2007年度後期の『ちりとてちん』でござる。
演じられたのは徒然亭草々。上方の落語家の弟子じゃ。
「僕が演じたのは、渡瀬恒彦さん演じる落語家・徒然亭草若の熱血漢な弟子、徒然亭草々。ヒロイン・和田喜代美(貫地谷しほり)と夫婦となる役どころでした」
――師匠は渡瀬恒彦殿。そして主人公と夫婦になる役でござる。
この作は、今なお語られる朝ドラでござる。
「『ちりとてちん』ファンの方の盛り上がりもすごくて、「見ていたよ」と今でも言っていただきます」
しかもNHKでは、これがまだ二本目の作品であったという。
役を掴んだオーディションの折のことも、こう覚えておられる。
「オーディションでは、のちに『あまちゃん』も手がけた演出・井上剛さんがとても印象的で、自分を解放して自由にやらせていただきました」
――自分を解放して自由に。
固くならず、己をさらけ出して挑まれた訳じゃ。熱血漢の弟子という役には、それが合うておったのでござろう。
そして大阪のお生まれの御方にとって、大阪が舞台の作を一年かけて演じられたのも大きかった。
「これまで縁のなかった落語にのめりこむきっかけにもなりました。今でも聞いているんです」
――今でも聞いている。役で覚えた落語が、そのまま一生の楽しみになっておる。
……ただし、この大当たりには思わぬ置き土産もあった。
「以降、粗野な役柄のオファーが多くなったんですけどね(笑)」
熱血で荒っぽい草々の印象が、それほど強く残ったということでござるな。
ちなみに脚本の藤本有紀殿とは、この作が縁となり、大河『平清盛』の弁慶、時代劇『ちかえもん』と続けて組んでおられる。
「藤本有紀さんの脚本は、一人の人間として大切なテーマに気づかされます。この脚本に出会えたこと、参加できたこと、本当に光栄です」
さて、この作で何より大きかったのは、師匠役の大先輩との日々でござる。
【朝ドラで渡瀬恒彦に教わったこと-気持ちだけでは届かぬ】
草々の師匠・草若を演じた渡瀬恒彦殿。この大先輩のことを、こう語っておられる。
「渡瀬さんは、現場にいらっしゃるだけで空気がピリッとして、最初はもちろん緊張しましたが、ご飯に連れていって下さるなどかわいがっていただきました」
――居るだけで空気がピリッとする。
それでいて、弟子役の若者を飯に連れてゆき、可愛がられた。
劇中の師弟が、そのまま現場の師弟になっておった訳でござるな。
「渡瀬さんの背中から現場に向ける愛情を感じましたし、佇まいを目で盗みたくさんのことを教わりました」
――佇まいを目で盗む。まさに落語の世界の弟子の学び方でござる。
そして、芝居そのものについても言葉で教わったことがある。これが肝でござる。
「演じるうえで気持ちができているのは伝わってくるけれど、視聴者に伝えるには、角度をつけるなど、テクニックも使わないといけない」
お主、ここでござる。
――気持ちはできておる。だが、それだけでは見る者に届かぬ。
若い役者はとかく、役の心を掴めば芝居は成ると思いがちじゃ。
青木殿ご自身も、まさにそうであったと明かしておられる。
「それまでは役の思いを作り込むことばかりに意識を向けていましたが、それだけでは意味がない」
――それだけでは意味がない。なかなか厳しい言葉でござる。
心で役を作ることを否定しておる訳ではない。
心で作ったものを、画面の向こうへ運ぶための技も要る、ということじゃ。
顔の角度一つで、同じ思いが届いたり届かなんだりする。
それを、長年画面の中で生きてきた大先輩が、隣で教えてくだされた。
……そして、この教えは今も生きておる。
「出演から11年経ちましたが、今もとても大切にしている大事なことを教わりました」
――十年を越えて、今も大切にしている。
一年の朝ドラで得たものが、その後の役者人生の芯になっておられる訳でござるな。
【未来予想図-思いと技の両方で立つ御方】
さて、ここまでを一度まとめておこうぞ。
――青木崇高殿の朝ドラは『ちりとてちん』の徒然亭草々。
師匠役の渡瀬恒彦殿に可愛がられ、佇まいを目で盗まれた。
そして気持ちを作るだけでなく、それを見る者へ届ける技も要ると教わられた。
さて、ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、思いと技の両方で役を立てる御方だとみる。
根拠は、その後の大河での仕事ぶりでござる。
『龍馬伝』では、主人公の前に立ちはだかる後藤象二郎を演じられた。そこでこう申しておられる。
「ヒーロー・坂本龍馬にとっての悪役という簡単な図式には絶対にしたくなかったんです」
『西郷どん』の島津久光でも同じじゃ。
「ただ単純に西郷にとっての悪ではなく、賢く行動力のある部分も伝われば良いなと思っています」
――草々の後、粗野な役の話が多く来られたという。
だがこの御方は、それを型どおりの荒くれや悪で済まさなんだ。
役の心を深く作り込み、しかもそれが見る者に伝わるよう形にする。
……まさに渡瀬殿の教えを、そのまま生かしておられる訳でござる。
ゆえに吾輩はこうみる。
この御方が演じる強面の役には、必ずその者なりの理がある。
そしてその理は、見ておる我らにもちゃんと届く。
心だけでも、技だけでもない。両方を持っておるから、敵役がただの敵で終わらぬのでござる。
思いを作り込み、それを届く形にする。師匠役から授かった二つを、今も手放しておられぬ
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラの師匠は渡瀬恒彦!?気持ちだけでは届かぬについてのまとめ】
今回は青木崇高殿について調査してみた!
一つ。青木崇高殿の朝ドラは2007年の『ちりとてちん』。落語家の熱血弟子・徒然亭草々を演じられた。
二つ。この作がきっかけで「落語にのめりこむ」ようになり、「今でも聞いている」という。
三つ。師匠役の渡瀬恒彦殿には「ご飯に連れていって下さるなどかわいがっていただきました」とのこと。
四つ。渡瀬殿からは「視聴者に伝えるには、角度をつけるなど、テクニックも使わないといけない」と教わられた。
五つ。その教えを「今もとても大切にしている」と語っておられる。
吾輩は青木崇高殿に対して、心で作った役を、技で見る者へ届けられる御方、と思ったんだがお主は青木崇高殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
NHKアーカイブス(青木崇高/連続テレビ小説『ちりとてちん』)
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