巷に騒がれる、小瀧望殿:六十七年ものあいだ眠っておった本が、この御方の手で初めて舞台に載った話について、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1996年7月30日、大阪府のお生まれ
- 2014年、「ええじゃないか」にてCDにて世に出られる
- 2018年、映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』に出られる
- 2019年、ドラマ『悪魔の手毬唄〜金田一耕助、再び〜』に出られた
- 2020年、舞台『エレファント・マン』に立たれる
- 2021年2月、その演技にて読売演劇大賞の杉村春子賞と優秀男優賞を受けられた
- 2021年、舞台『検察側の証人』に出られる
- 2023年、ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』に立たれた
- 2025年、『梨泰院クラス』でも高く評される
- 2026年7月8日、『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』の主演を務められる
- 2026年8月30日、藤井流星とともにWEST.からの脱退が発表される(時期は未定)
【小瀧望が挑む、67年眠っておった本】
「小瀧望殿は、どんな舞台に立たれるのか」——これを調べに来られた御方へ。
この話は、戯曲の見つかり方から始めねばならぬ。
書いたのは、井上ひさし殿でござる。
2010年に亡くなられた、名高き書き手じゃ。
だがこの本は、書かれてから一度も舞台に載っておらなんだ。
……眠っておったのでござる。
書かれたのは1959年。
その頃はまだ「井上ひさし」と名乗っておられなんだ時分で、
……二十四の齢であられたという。
そして、その本がどうして世に出たか。
ここが面白いのでござるよ。
2022年3月、『開運!なんでも鑑定団』を通して見つかったのじゃ。
……お主、驚くではないか。
品の値を検める番組でござる。
そこへ持ち込まれたことで、眠っておった本が表に出たのでござる。
書かれてから、実に六十七年。
……その初めての上演を、この御方が務められる。
作の名は『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』。
東北に伝わる馬喰の話をもとに、組み立てられた戯曲でござる。
そして演出を担われたのが、藤田俊太郎殿。
2023年度の読売演劇大賞にて、最優秀演出家賞と大賞を受けられた御方じゃ。
この巡り合わせに、この御方はこう述べておられる。
「初めての井上ひさしさんの作品が、まさか日本初演のものになるとは思ってもおらず、本当に人生なにがあるか分からないなと感じております」
……人生なにがあるか分からない。
そして、演出の御方についてもこう続けられた。
「いつかご一緒したいと思っていた藤田さんとご一緒できることも、僕にとってこの時点で感無量です」
……この時点で、でござる。
幕が上がる前から、既に満たされておられるのじゃ。
67年眠っておった本……値を検める番組から、一本の舞台が生まれたのでござる。
【極悪人に憧れすら感じたと語られる】
さて、その本でこの御方が演じられた役でござる。
太郎と申す男じゃ。
病身の母と、馬を一頭連れて村へやって来る流れ者でござる。
そして、その男のやることがまた酷い。
村の男たちを騙し、金をとことん巻き上げてゆくのじゃ。
馬を売りつける口上が、これまた振るっておってな。
……この馬は黄金の糞をする、と申すのでござる。
当然、そんな馬はおらぬ。
すると今度は「金を食わせねば黄金の糞はせぬ」と言い張る。
……なんとも、まあ。
己の弁舌と才覚だけを信じ、信心も否まれる。
閉ざされた村の常識を、片端から壊してゆく男でござる。
この役について、この御方はこう語られた。
「太郎という役は、徹底的に強情で薄情で、気持ちいいくらい自分中心に生きているひどい人なのですが」
……ひどい人と、はっきり言うておられる。
だが、この後が良いのじゃ。
「その迷いのない生き方に、最後にはなぜか憧れすら感じてしまいました」
……憧れすら、でござる。
お主、ここに気づかれたか。
悪人を演じる者は、普通「理解しよう」と言う。
……なぜそうなったのかを、探る言い方でござるな。
だがこの御方は、そこを越えて憧れたと申される。
その理由も、はっきりしておってな。
……迷いのないところ、でござる。
悪いことをしておるのに、迷うておらぬ。
その一点に、心を持っていかれたわけじゃ。
ちなみにこの御方、2021年2月には読売演劇大賞の杉村春子賞と優秀男優賞を受けておられる。
舞台『エレファント・マン』での演技が評されてのことでござった。
……体を歪めて生きる男を演じた御方が、今度は人を歪める男を演じるのじゃ。
極悪人に憧れすら感じた……分かろうとするのではのうて、羨ましいと思うてしもうたのでござる。
【未来予想図-知らぬ己に出会うと言い切る御方】
さて、ここからは吾輩の見立てを申し上げようぞ。
この御方が語られた言葉の中で、吾輩が最も唸ったものがござる。
「自分自身も全く知らない自分に出会えると確信しています」
……確信でござる。
「出会えたらいい」でも「出会いたい」でもござらぬ。
出会える、と言い切っておられるのじゃ。
吾輩は見る。
……この言い切りは、賞を受けた者の言い方ではあるまいか。
既に一度、己の底を超えたことがある御方でござる。
『エレファント・マン』での演技で、賞を二つ受けておられる。
……その時に、知らぬ己に出会うたのでござろう。
一度でも経験があれば、次も起きると分かる。
だから「確信」という強い言葉が出てくるのじゃ。
そしてもう一つ、吾輩が良いと思うたことがござる。
この御方は、こんなことも申しておられた。
「午年に、『うま』という舞台に挑戦できるという奇跡、そして運命も感じています」
……運命とまで言うておられる。
六十七年眠っておった本が、値を検める番組で見つかる。
その初演が、よりによって午の年に当たる。
……確かに、出来すぎた話でござるな。
だが吾輩は、こう見る。
同じ巡り合わせでも、「たまたま」と言うて済ませる者もおろう。
……その差は、掛ける力の差になって出る。
運命だと思えば、半端にはできぬゆえな。
吾輩の見立てでは、この御方はこれからも舞台の側で名を重ねられる。
既に賞を受け、演出の名手にも呼ばれる立場でござる。
……そして何より、知らぬ己に出会うことを楽しんでおられる。
怖がっておらぬ者は、伸びるのでござるよ。
知らぬ己に出会うと言い切る御方……巡り合わせを運命と呼べる者は、半端にはできぬのでござる。
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【鑑定団で見つかった戯曲!?67年後の初演についてのまとめ】
今回は小瀧望殿について調査してみた!
一つ。舞台の本は六十七年、眠っておったものでござる。
井上ひさし殿が1959年、二十四の齢で書かれた未上演の戯曲じゃ。
二つ。その本は2022年3月、『開運!なんでも鑑定団』を通して見つかった。
品の値を検める番組から、一本の舞台が生まれたのでござる。
三つ。この御方が演じられたのは、村人から金を巻き上げる流れ者・太郎。
「徹底的に強情で薄情で、気持ちいいくらい自分中心に生きているひどい人」と語られた。
四つ。だが「その迷いのない生き方に、最後にはなぜか憧れすら感じてしまいました」という。
分かろうとするのではのうて、羨ましいと思うてしもうたのじゃ。
五つ。2021年2月には読売演劇大賞の杉村春子賞と優秀男優賞を受けておられる。
……お主、この巡り合わせをどう見られたか。
吾輩が唸ったのは、「確信しています」という言い切りでござる。
知らぬ己に出会えると、断じておられるのじゃ。
一度でも己の底を超えた者は、次も起きると分かっておる。
そして「午年に、『うま』という舞台に挑戦できるという奇跡」とも語られた。
同じ巡り合わせでも「たまたま」と済ませる者はおる。
……だが運命だと思えば、半端にはできぬのでござる。
巡り合わせを運命と呼べる者は、半端にはできぬのでござるよ。
吾輩は小瀧望殿に対して、巡り合わせを運命と呼べる者は、半端にはできぬのでござる、と思ったんだがお主は小瀧望殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
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