巷に騒がれる、伊原六花殿:ド緊張の1本目から、4か月の稽古で臨んだ2本目までについて、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1999年、大阪府のお生まれ
- 大阪府立登美丘高校にてダンス部の主将を務められる
- 2017年、バブリーダンスで広く知られるようになる
- 2019年、連続テレビ小説『なつぞら』にて森田桃代を演じられる
- 2020年から2022年、『旅するためのスペイン語』に出演される
- 2022年、『東京ブラックホールⅢ』にてひふみを演じられる
- 2023年、連続テレビ小説『ブギウギ』にて秋山美月を演じられる
【伊原六花の朝ドラ1本目はなつぞら-いつもド緊張であった】
伊原六花殿の朝ドラは、2本ござる。
2019年の『なつぞら』と、2023年の『ブギウギ』じゃ。
まずは1本目、『なつぞら』の森田桃代。
主人公・奥原なつ(広瀬すず殿)の親友で、皆から「モモッチ」と呼ばれる娘でござる。
……この時、伊原殿はまだ世に出たばかりであった。
「芸能界デビューしてすぐに朝ドラに出演させていただいたので、お芝居について、まだ学び始めたばかりで、豪華なキャストの皆さんと一緒にお芝居をさせていただいたことはとても大きな経験でした」
お主、ここでござる。
――デビューしてすぐ。
高校のダンス部で名を上げた娘が、その勢いのまま朝の全国放送に立たされた訳でござる。
当人の心持ちは、こうであった。
「当時は、お芝居をどうしていきたいというよりは、撮影現場に慣れることに必死だったように思います。いつもド緊張でした(笑)」
――いつもド緊張。
志も工夫も後回しで、まずはその場に立っておるだけで精一杯であったという。
しかもモモッチには、手先の仕事があった。
劇中の「東洋動画」でアニメーションのセル画に色を差す役どころでござる。
「その作業も震えそうなくらい、現場の緊迫感に飲まれそうになっていました」
……震えそうになりながら、筆で色を差す。
手元が映る芝居で震えが出れば、一目で分かってしまう。難儀な話でござるな。
では、何がこの娘を落ち着かせたか。
「主演の奥原(坂場)なつ役の広瀬すずさんが、そんな私を常に気にかけてくれて、いろいろ話しかけていただいたので、次第に緊張がほぐれていきました」
「二人のシーンが多かったので、すずさんの存在にすごく助けられました」
――主役に助けられた、と正直に述べておられる。
ちなみに、この役の人柄をご本人はこう言うておられる。
「モモッチはうわさ好きで、なつから「言わないで」と言われたことを、本当に言わないでいてくれるのか不安な女の子でした(笑)」
「なので、温かみのある憎めないキャラクターにできたらいいなと思って演じていました」
……己の役を、憎めぬ娘にしようと考えて演じる。ド緊張の中でも、そこは見ておられた訳でござる。
【ブギウギは4か月の稽古-私はイケてると信じて】
さて、4年が過ぎた2023年。2本目の『ブギウギ』でござる。
演じたのは秋山美月。主人公・福来スズ子(趣里殿)の後輩で、
――タップダンスの名手という役どころじゃ。
踊りで世に出た御方に踊りの役。さぞ得意であったろう、と思うたお主。
ご本人の言葉をご覧あれ。
「タップダンスはいつか挑戦したいと思っていたので、出演が決まってうれしかったのですが、実際にやってみると、すごく難しかったです。びっくりしました(笑)」
――びっくりした。
踊り慣れた者が驚くほど、タップは別物であったのでござる。
足で音を刻む芸ゆえ、体の形だけ真似ても音が鳴らぬ。付け焼き刃が利かぬ類いじゃ。
そこでこの御方が取った手が、これでござる。
「クランクインする4ヶ月前から、タップダンス指導のRON×II(ロンロン)さんにマンツーマンで教えていただきました」
――撮影の4か月前から、一対一で。
しかも仕込んで終わりではない。「撮影期間も練習を続けて」おられる。
そして本番。この一言が、実によい。
「本番では「私はイケてる!」と自分を信じて挑みました」
……お気づきであろうか。「イケておる」とは言うておらぬ。「イケてる」と信じたと言うておられる。
4か月積んでなお、確信には至っておらぬ。それでも、舞台に上がる刹那だけは己を信じる。
名手の役とは、そういう覚悟で踏むものらしゅうござる。
難儀はもう一つあった。男役でござる。
「私はどちらかと言うと童顔なので、男役と聞いたとき、かっこよくなれるだろうかと不安でしたが」
ここでも助けは人から来た。歌劇団の先達が、細かな形を授けてくれたという。
「翼さんはじめOSKの皆さんに、手の出し方や首の角度の付け方を教えていただきました」
……そして、このおまけが可笑しい。
「ちょっとした所作一つで男前に見えるので、プライベートでも時々取り入れて、カッコつけるようになりました(笑)」
役で覚えた仕草を、素の暮らしでも使うておられる訳でござる。
一方、芝居の面では別の辛さがあったという。
秋山は、よその歌劇団から移ってきて、初めはほとんど笑わぬ娘であった。
「監督と「どこで最初に笑う?」と話すほどでした」
だが幕の外では、皆と仲が良い。
「スタートがかかった瞬間、秋山としてメンバーに厳しくしないといけないのはつらかったです」
……仲間に冷たく当たる芝居は、仲が良いほど応えるものでござるな。
ラインダンスの場面も骨であったそうな。
「ラインダンスは想像以上にしんどかったです…」
それでも皆で声を掛け合うて乗り切り、こう振り返っておられる。
「学生時代の部活の頃を思い出しました」
――高校のダンス部で主将を務めた御方の言葉でござる。重みが違う。
【未来予想図-怖さを稽古で埋める御方】
さて、ここまでを一度まとめておこうぞ。
――伊原六花殿の朝ドラは2本。『なつぞら』の森田桃代と、『ブギウギ』の秋山美月でござる。
1本目はデビュー直後で「いつもド緊張」、主役に助けられながら立っておられた。
2本目はタップの名手役ゆえ、4か月前から一対一で稽古し、
本番では「私はイケてる!」と己に言い聞かせて踏まれた。
さて、ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、怖さを稽古で埋める御方だとみる。
根拠は、4年の間に変わったものと、変わらなんだものでござる。
変わらなんだのは、怖がるところじゃ。
1本目は震えそうになり、2本目は童顔ゆえ男役が不安で、タップには驚かされた。
この御方は、いつでも己の足りぬところを先に見ておられる。
では、変わったのは何か。怖さの始末の仕方でござる。
1本目の怖さは、人に和らげてもらうた。主役が話しかけてくれて、ほぐれていった。
2本目の怖さは、己で潰しに行った。撮影の4か月も前から、一対一で足を鳴らし続けたのでござる。
――助けられた者が、次は先に仕込む側に回った。
ゆえに吾輩はこうみる。
この御方はこの先も、手に負えぬ役に出会うたびに「できるか」と怯まれよう。
そして怯んだ分だけ、人より早く稽古を始められる。
……本番の直前に「私はイケてる」と言えるのは、それだけ積んだ者だけでござるよ。
怖がる者ほど早く稽古を始める。ゆえに本番では怖がらぬ者より強い
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラは2度!?私はイケてると信じて踊ったについてのまとめ】
今回は伊原六花殿について調査してみた!
一つ。伊原六花殿の朝ドラは2本。2019年『なつぞら』の森田桃代と、2023年『ブギウギ』の秋山美月でござる。
二つ。1本目はデビュー直後で「いつもド緊張でした」、セル画に色を差す場面では「震えそうなくらい」であったという。
三つ。主演の広瀬すず殿に気にかけてもらい「すずさんの存在にすごく助けられました」と語っておられる。
四つ。2本目はタップダンスの名手役ゆえ、撮影の4か月前から一対一で稽古された。
五つ。本番は「「私はイケてる!」と自分を信じて挑みました」とのこと。
吾輩は伊原六花殿に対して、怖さを先に見つけ、その分だけ早く稽古を始められる御方、と思ったんだがお主は伊原六花殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
NHKアーカイブス(伊原六花|人物・連続テレビ小説『なつぞら』『ブギウギ』ほか)
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