【1974年春】英語ソングオススメ10曲!年代別洋楽コレクション特集
1974年春によく聞かれていた洋楽を10曲選択しました。名曲を懐かしみ振り返ってみてはいかがでしょうか?楽曲と共に過ごした記憶がよみがえるかもしれません。
曲名 | アーティスト | リリース日 |
Bennie and the Jets | Elton John | 1974年2月4日 |
The Loco-Motion | Grand Funk Railroad | 1974年5月 |
Band on the Run | Paul McCartney & Wings | 1974年4月8日 |
Dancing Machine | The Jackson 5 | 1974年2月 |
TSOP (The Sound of Philadelphia) | MFSB feat. The Three Degrees | 1974年2月6日 |
Mockingbird | Carly Simon & James Taylor | 1974年1月7日 |
Waterloo | ABBA | 1974年3月4日 |
Just Don’t Want to Be Lonely | The Main Ingredient | 1974年3月4日 |
Oh My My | Ringo Starr | 1974年2月18日 |
Sundown | Gordon Lightfoot | 1974年3月25日 |
- “Bennie and the Jets” – Elton John
- “The Loco-Motion” – Grand Funk Railroad
- “Band on the Run” – Paul McCartney & Wings
- “Dancing Machine” – The Jackson 5
- “TSOP (The Sound of Philadelphia)” – MFSB feat. The Three Degrees
- “Mockingbird” – Carly Simon & James Taylor
- “Waterloo” – ABBA
- “Just Don’t Want to Be Lonely” – The Main Ingredient
- “Oh My My” – Ringo Starr
- “Sundown” – Gordon Lightfoot
- まとめ
“Bennie and the Jets” – Elton John
【Bennie and the Jets】は、イギリスのロックミュージシャン、Elton Johnが1974年に発表した楽曲です。架空のバンド【Bennie and the Jets】を描いたもので、Elton John自身が作詞、作曲を手がけています。曲の冒頭には、鍵盤楽器のノイズや拍手、歓声などが入り、ライブ会場で演奏しているかのような雰囲気を醸し出します。その後、Elton Johnのピアノがメロディーを奏で、重厚感のあるバックミュージックが加わります。架空のバンド【Bennie and the Jets】を讃えるもので、その独特の雰囲気やスタイル、ライブパフォーマンスについて語られています。全米シングルチャートで1位を獲得し、Elton Johnの代表曲の1つとなっています。また、音楽評論家からも高い評価を受け、ロック史に残る名曲の1つとされています。
リリース日:1974年2月4日
“The Loco-Motion” – Grand Funk Railroad
【The Loco-Motion】は、1962年にLittle Evaによってレコーディングされた曲で、その後、カバーバージョンが何度もリリースされました。Grand Funk Railroadは、1974年にリリースしたバージョンが大ヒットし、バンドのキャリアで最も成功した楽曲の1つとなりました。キャッチーなリズム、明るいコーラス、ダンサブルなビート、そしてグループのロックンロールのスタイルで再解釈されています。鉄道の動きを踊るように描写し、【The Loco-Motion】の歌詞には、Little Evaのバージョンにあったような、恋愛関係の内容はありません。Grand Funk Railroadのバージョンは、アメリカで1位を獲得しました。この曲は、バンドのファンキーなスタイルを反映しており、グループのライブパフォーマンスの人気曲の1つとなっています。
リリース日:1974年5月
“Band on the Run” – Paul McCartney & Wings
【Band on the Run】は、1974年にPaul McCartney & Wingsが発表した楽曲で、同名のアルバムのリードトラックとしてリリースされました。時代の先駆けとなる革新的な構成とアレンジを持ち、Paul McCartneyの傑出した才能が突出していることで知られています。脱獄した囚人と彼のパートナーが自由を追求する旅路を描いた物語を語っています。イントロのシンセサイザーのフレーズや、キャッチーなメロディー、劇的なビルドアップが特徴的で、曲の中盤では大胆な転調が行われ、これが曲の核心を形成しています。多くの批評家から高い評価を受け、Billboard Hot 100で最高7位を獲得し、多くの国でトップ10入りを果たしました。そして、Paul McCartneyがソロアーティストとして成功した後にリリースされた【Wings Greatest Hits】にも収録されています。今でも、その印象的なメロディーと革新的な構成により、多くの音楽ファンに愛され続けています。
リリース日:1974年4月8日
“Dancing Machine” – The Jackson 5
【Dancing Machine】は、アメリカのR&Bグループ、The Jackson 5の1974年のヒット曲です。当時、グループは既にモータウンを離れ、エピックレコードと契約を結び、よりファンク色の強い楽曲を発表していました。グループにとって最初の全米トップ10ヒット曲となりました。彼らの前作のアルバム『Get It Together』からの先行シングルとしてリリースされ、グループのシグネチャーサウンドであるMichael Jacksonの高音声をフィーチャーした、アップテンポなダンスナンバーです。そのポップなメロディーとキャッチーなフックで多くの人々に愛され、ダンスミュージックのクラシックとして認知されています。この曲の成功により、The Jackson 5は1970年代のディスコブームに貢献し、彼らの音楽的なレパートリーを広げることができました。
リリース日:1974年2月
“TSOP (The Sound of Philadelphia)” – MFSB feat. The Three Degrees
【TSOP (The Sound of Philadelphia) 】は、MFSB(Mother Father Sister Brother)が演奏し、The Three Degreesがボーカルを務めた楽曲です。1974年にリリースされ、Billboard Hot 100で1位を獲得しました。Kenneth GambleとLeon A.Huffが作曲し、彼らが主宰するフィラデルフィア・ソウルのサウンドを代表する曲の一つです。曲の冒頭で聞かれる有名なフレーズ【The Sound of Philadelphia】は、フィラデルフィア・ソウルを象徴する言葉として知られています。ディスコブームの火付け役の一つとしても知られており、洗練されたストリングスやホーンセクションに加え、ファンキーなリズムが特徴です。また、The Three Degreesによるコーラスも際立っており、曲全体が華やかで楽しい雰囲気を醸し出しています。ソウルミュージックのヒットチャートであるBillboard R&Bチャートでも1位を獲得し、フィラデルフィア・ソウルを代表する曲の一つとして今もなお愛され続けています。
リリース日:1974年2月6日
“Mockingbird” – Carly Simon & James Taylor
【Mockingbird】は、Carolyn Franklinによって1963年に作曲された曲を、Carly SimonとJames Taylorがカバーした楽曲です。両者の共演による初めてのシングルとしてリリースされ、1974年にBillboard Hot 100で5位に達しました。ハモンドオルガン、アコースティックギター、ストリングス、そしてハーモニーによって構成され、明るくリズミカルなトーンが特徴です。”Mockingbird”と呼ばれる虚偽の愛に関する物語で、Carly SimonとJames Taylorのハーモニーは、愛の失望や痛みに関する歌詞を引き立たせます。この曲は、両者のキャリアの両方で重要な役割を果たし、その後も多くのアーティストによってカバーされています。この曲は永遠のクラシックスタンダードとして認知されています。
リリース日:1974年1月7日
“Waterloo” – ABBA
【Waterloo】は、スウェーデンのポップグループABBAによる1974年の楽曲で、彼らにとって初めての国際的なヒット曲となりました。この曲は、1974年のユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝し、その後世界中で大ヒットしました。恋人に愛を伝えるというテーマを扱っています。クラシック音楽とポップスの要素を融合した、明るく軽快なメロディーと、コーラスのハーモニーに特徴があります。ABBAの2人の女性ボーカリスト、Anni-Frid LyngstadとAgnetha Fältskogが、キャッチーなメロディーを歌い上げる中、男性メンバーのBjörn UlvaeusとBenny Anderssonがバッキング・ボーカルを担当しています。ABBAのデビューアルバム『Ring Ring』に収録されており、グループの初期の作品の中でも特に有名です。その後も、ABBAは【Dancing Queen】や【Mamma Mia】など、数多くのヒット曲を生み出していますが、【Waterloo】は彼らの代表曲のひとつとなっています。
リリース日:1974年3月4日
“Just Don’t Want to Be Lonely” – The Main Ingredient
【Just Don’t Want to Be Lonely】は、アメリカのソウル・グループ、The Main Ingredientによる楽曲です。1974年に発表され、全米チャートで10位を記録しました。孤独や寂しさを感じる人々に向けた応援歌となっており、愛する人との別れを悲しむ主人公が、再び愛を見つけることを望む気持ちを語っています。メロディアスな楽曲に乗せた情感溢れるヴォーカルが印象的で、耳に残る魅力的な音色を持っています。この曲は、1970年代を代表するラブソングのひとつとして、その後も多くのアーティストにカバーされています。また、音楽のみならず、テレビや映画でも使用され、その人気を不動のものとしています。
リリース日:1974年3月4日
“Oh My My” – Ringo Starr
【Oh My My”は、元ビートルズのRingo Starrが1974年にリリースしたシングル曲で、彼のアルバム【Goodnight Vienna】にも収録されています。ベンチャーズやデュアン・エディの影響を受けた陽気なサーフ・ロック風の楽曲で、Ringo Starr自身が作詞作曲に参加しています。ポップなメロディー、鮮やかなアレンジ、そしてホーンセクションやストリングスの演奏など、陽気で楽しい雰囲気を持っています。Ringo Starrのボーカルも、彼の独特のリズミカルな歌唱スタイルと、自然な笑顔を感じさせるもので、聴く者を楽しい気分にさせます。全米チャートで最高5位まで上昇し、全英チャートでもトップ30にランクインしました。また、Ringo Starrは後に【ビートルズが解散してから、最も多くのヒット曲を出した元ビートルズのメンバー】として知られるようになりました。
リリース日:1974年2月18日
“Sundown” – Gordon Lightfoot
【Sundown】は、カナダのシンガーソングライターであるGordon Lightfootが1974年に発表した楽曲で、同名のアルバムに収録されています。サウンドは、エレキギターのリフとベース、シンセサイザーの強調、そして繰り返されるコーラスが特徴的で、Gordon Lightfootの滑らかな声とともに、聴衆に心地よい感覚を与えます。この曲は、全米チャートで1位を獲得し、初めてのナンバーワンヒットとなりました。また、彼はこの曲により、1975年のグラミー賞で最優秀男性ポップボーカル賞にノミネートされました。ロマンチックな歌詞とキャッチーなメロディで、多くの人々の心を捉え、長年にわたって愛され続けています。
リリース日:1974年3月25日
まとめ
1974年春の人気曲を様々なジャンルから選択しました。ポップス、バラード、ディスコミュージックなど、ジャンルの異なるアーティストの楽曲をお楽しみください。洗練されたメロディ、キャッチーな歌詞、そして多様な音楽ジャンルを取り入れたアレンジが特徴的な楽曲達です。力強くメッセージ性のある曲から元気をもらえます。現在でも広く聴かれているヒット曲も含まれます。名曲は時代を超えます。
千里も道も一歩から。Just do it!!