巷に騒がれる、山田裕貴殿:辛い思いをせねば駄目だと信じておった御方が、考えを改めた現場について、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1990年9月18日、愛知県のお生まれ
- 2011年、俳優として世に出られる
- 2016年、プレミアムドラマ『受験のシンデレラ』にて沖田裕太を演じられる
- 2017年、大河ドラマ『おんな城主 直虎』にて庵原助右衛門を演じられる
- 2019年、連続テレビ小説『なつぞら』にて小畑雪次郎を演じられる
- 2021年、よるドラ『ここは今から倫理です。』にて高柳を演じられる
- 2022年、連続テレビ小説『ちむどんどん』にて石川博夫を演じられる
- 2023年、大河ドラマ『どうする家康』にて本多忠勝を演じられる
- 2024年3月31日、西野七瀬殿との結婚を発表される
【山田裕貴の朝ドラ1本目はなつぞら-親友役として側にいた】
山田裕貴殿の朝ドラは、2本ござる。
2019年の『なつぞら』と、2022年の『ちむどんどん』じゃ。
まずは1本目、『なつぞら』の小畑雪次郎。
ヒロインのなつ(広瀬すず殿)の親友で、菓子店「雪月」の跡取り息子でござる。
……ところが、この御方は朝ドラに呼ばれると思うておらなんだ。
「やんちゃな役や風変わりな役が多かったので、朝の顔とも言えるドラマに出られるとは思っていなくて…」
――朝の顔。
荒っぽい役で名を上げてきた御方ゆえ、己は呼ばれぬ側だと決めておられた訳でござる。
さて、その現場で、この御方が真っ先に考えたのは何であったか。
己の芝居ではござらぬ。
「クランクイン当初は、ヒロインがとにかく大変だと聞いていたので「すずちゃんが撮影期間を楽しくすごせれば」と、少しでも負担を軽くできるように考えながら親友役として側にいました」
お主、ここでござる。
――ヒロインの荷を軽くするために、側におった。
ご本人も「ヒロインがとにかく大変だと聞いていた」と申される持ち場じゃ。
その隣で、親友役の者が主役の楽しさを念じておった訳でござる。
そして、面白いのはここからじゃ。
「そんなふうに過ごしていたら、ほかの共演者の皆さんともどんどん仲良くなって、「みんなが楽しくできればいいな」と思うようになったんです」
――一人のためが、みんなのために広がった。
気遣いというものは、案外そうやって伝染るものらしゅうござる。
「結果、「雪月」の家族や奥原家の人たち、高校の同級生など十勝編のメンバーはもちろん、スタッフさんまで皆が気持ちをひとつに、楽しみながら撮影できました」
……して、その心遣いは、思わぬ形で返ってきた。
撮影の最終日でござる。
「ドラマのオールアップを僕のスピンオフドラマのシーンにしてくださるというサプライズが!」
長い撮影の締めくくりを、この御方の場面に当ててくれたのじゃ。
しかも、そこへ主役まで駆けつけた。
「忙しい合間をぬってすずちゃんも駆けつけてくれ、番長(門倉努/板橋駿谷)と、ももちゃん(福地桃子)が一緒に祝ってくれました」
「現場を愛する気持ちが、こんなにも大きくなって返ってくるなんて、一生忘れられない思い出になりました」
――愛した分が、大きくなって返ってきた。
そして、この作は、この御方の芯にあった考えを一つ壊しておる。
「それまで「辛い思いをしないと俳優はダメだ」と思ってたのですが、『なつぞら』は「幸せになっていいんだ」と思わせてくれた作品でした。そこが一番の収穫」
……お主、これは重い一言でござるよ。
辛い思いをせねば、俳優は駄目だ。
そう信じて何年も己を追い込んできた御方が、『なつぞら』の現場で考えを改めたのでござる。
「スタッフさんが周りで笑ってくれていたことがすごく幸せで「こんなにも愛してもらえたんだ」と心が動きました」
【ちむどんどんは沖縄-真面目すぎて滑稽な男】
さて、3年が過ぎた2022年。2本目の『ちむどんどん』でござる。
報せを受けた時の心持ちを、こう述べておられる。
「連続テレビ小説『なつぞら』への出演は僕にとって衝撃的なものでした」
「ですから新たに『ちむどんどん』への出演が決まったときは、本当にうれしかったです」
そして、この感慨が可笑しい。
「『なつぞら』の舞台は北海道で、『ちむどんどん』は沖縄なので日本をまたいだような感じもして、不思議な気持ちです」
――北の果てから南の果てへ。
朝ドラ2本で、日ノ本を縦に踏破なさった訳でござるな。
演じたのは石川博夫。良子(川口春奈殿)の学生時代からの友人で、教師を務める男じゃ。
この男の人となりを、ご本人はこう読んでおられる。
「そんな博夫は昔ながらの価値観を重んじる厳格な家庭に育った、生真面目な性格の人物」
「両親の言うことを聞いて、これまで自分で何かを決めることをしてこなかったのかもしれないと感じています」
そして良子とは、互いに気になりながら、なかなか言い出せぬ。
「博夫は相手がどうしたいかを聞いて物事を決めるタイプなので、よく言えば優しく、悪く言えば優柔不断なんです」
「女性からすれば「はっきり言ってくれれば」とじれったい気持ちかもしれません」
……さて、ここでこの御方の芝居の作りが見える。
じれったい男を、笑いにするか否か。
「博夫にしても真面目すぎるが故に滑稽に見えればと思っています」
「狙って笑いに走ろうとすると面白くない気がするので、バランスは難しいですが真剣に真面目なキャラクターを演じています」
――狙って笑いに走らぬ。
ここが肝でござる。
可笑しく見せようとすれば、可笑しくなくなる。ゆえに、あくまで真剣に真面目をやる。
その真剣さが行き過ぎて、見る者に滑稽に映る――という順序でござる。
そして望みは、これじゃ。
「右往左往する様子に「なにやってるんだよ!」と突っ込んでいただきながら、愛してもらえたらうれしいです」
……1本目では主役の荷を軽くしようとし、2本目では見る者に突っ込ませようとしておられる。
どちらも、己の見映えの話ではない。
【未来予想図-現場を愛した分だけ返ってくる御方】
さて、ここまでを一度まとめておこうぞ。
――山田裕貴殿の朝ドラは2本。『なつぞら』の小畑雪次郎と、『ちむどんどん』の石川博夫でござる。
1本目は主役の荷を軽くしようと側に付き、その気遣いが現場じゅうに広がった。
最終日には己の場面で締めくくるという計らいを受け、主役までが祝いに駆けつけた。
2本目は北から南へ渡り、真面目すぎて滑稽な男を、笑いを狙わずに演じられた。
さて、ここからは吾輩の見立てでござる。
この御方は、己より先に場を見る御方だとみる。
根拠は、朝ドラの語り口でござる。
二本とも、己がどう見えるかの話がほとんど出てこぬ。
出てくるのは「すずちゃんが撮影期間を楽しくすごせれば」「みんなが楽しくできればいいな」
「突っ込んでいただきながら、愛してもらえたら」――いずれも、己の外に向いておる。
そして、そういう者にこそ、場は返してくるものらしゅうござる。
最終日を己の場面にしてもらい、主役に駆けつけてもらい、
「こんなにも愛してもらえたんだ」と心を動かされた。
……思えば、この御方はそれまで逆を信じておられた。
「辛い思いをしないと俳優はダメだ」と。
己を削れば芝居が良くなる、という考え方じゃ。
だが『なつぞら』の現場が教えたのは、その逆であった。
ゆえに吾輩はこうみる。
この御方はこの先も、現場に入るたび、まず隣の者の荷を見られよう。
……そして、その分だけ返ってくる。それを一度しかと味わうた御方ゆえな。
己を削って得るものより、場を温めて返ってくるものの方が大きい
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【吾輩からの一言】
人前に立つ御方々を見て、生まれつきと思うてはならぬ。皆、手をかけておられるのでござる。
とはいえ、店に通う暇はなかなか取れぬもの。……家で使える器も出ておってな。
英国の美容機器の専門店でござる。まずは見てみられよ。
【朝ドラは2本!?幸せになっていいんだと知ったについてのまとめ】
今回は山田裕貴殿について調査してみた!
一つ。山田裕貴殿の朝ドラは2本。2019年『なつぞら』の小畑雪次郎と、2022年『ちむどんどん』の石川博夫でござる。
二つ。「やんちゃな役や風変わりな役が多かったので、朝の顔とも言えるドラマに出られるとは思っていなくて…」と語っておられる。
三つ。『なつぞら』では「すずちゃんが撮影期間を楽しくすごせれば」と、主役の荷を軽くしようと側に付かれた。
四つ。最終日は「ドラマのオールアップを僕のスピンオフドラマのシーンにしてくださるというサプライズが!」とのこと。
五つ。「「辛い思いをしないと俳優はダメだ」と思ってたのですが、『なつぞら』は「幸せになっていいんだ」と思わせてくれた作品でした」と振り返っておられる。
吾輩は山田裕貴殿に対して、己の見映えより先に、隣の者の荷を見られる御方、と思ったんだがお主は山田裕貴殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
引いた言葉の出どころ
NHKアーカイブス(山田裕貴|人物・連続テレビ小説『なつぞら』『ちむどんどん』ほか)
スポーツ報知(山田裕貴と西野七瀬が結婚・2024年3月31日)
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