初級者向け【TOEIC】学習方法!出題形式を理解しよう!

TOEIC TOEIC攻略方法
Doramon
Doramon

英国大学院を出たDoramonが考えるTOEIC学習方法について語る企画です!!

誰でも英語学習を始めた時は0からスタートしています。
TOEICに向きあうときも同様です。

TOEIC高得点を取るためにはTOEIC用の学習が必要です。
個人的経験からですが英国大学院を出て初めて受けたTOEICは700点程度でした。

その後TOEIC用の学習をしたのちに再トライすると900点程度でした。
大切なことは問題の形式を知り、出題傾向を踏まえることです。

無防備に立ち向かうと望むべき結果はなかなかでないかもしれません。
今回はTOEICパート別学習方法についてです。

スポンサーリンク
Doramon

♪♪♪プロフィール♪♪♪
英語力ぎりぎりレベルでJICA海外協力隊員へ行く
帰国後英語力があればもっと良い活動ができたと思い、本格的英語学習を30歳過ぎてから始める
ニュージーランドに語学留学をするなど英語力を高める活動の後、英国大学院を修了する
英語の楽しさを伝える活動をしている

Doramonをフォローする

TOEICは7つのパートで構成されている

TOEICの受験時間は、Listening 約45分、Reading 75分です。リスニングパートは4つ、リーディングパートは3つに分かれています。
以下公式より引用です。

リスニングセクション(約45分間・100問) 会話やナレーションを聞いて設問に解答
Part1 写真描写問題 6問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。
Part2 応答問題 25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
Part3 会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。
Part4 説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。
リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答
Part5 短文穴埋め問題 30問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
Part6 長文穴埋め問題 16問
不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。
Part7 1つの文書:29問
複数の文書:25問
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。

それぞれのパートを個別に見ていきましょう!

スポンサーリンク

Part1:写真描写問題は単語力を向上させるべし

パート1は、リスニングの中で比較的得点しやすい写真描写問題であり、4つの短い説明文から1つを選ぶという問題形式です。
正確な短文の聴き取りが求められるため、単語力を向上させることが対策となります。

単語帳などを使って単語の意味と発音を確認することが大切です。
最近は高精度の読み上げアプリもありますが、例文付きの単語帳も利便性があります。

スポンサーリンク

Part2:応答問題は5W1Hを聞き取るべし

パート2は応答問題と呼ばれるリスニング問題で、1つの質問または文章に対して、3つの答えから1つを選ぶという形式です。
疑問文では疑問詞を聴き取ることが重要で、「What」「Where」「When」「Who」「How」などの疑問詞は文頭に多く登場するため、音声の冒頭に集中することが大切です。

パート1同様に単語力を上げることが対策になります。
特に冒頭が重要であるため、仮に聴き取れなかった問題でも引きずらずに、次の放送に気持ちを切り替えることも大切です。

スポンサーリンク

Part3:会話問題は英語での会話になれるべし

パート3は会話問題で、複数人の会話を聴き取り、問題用紙に印刷された解答から適当なものを選ぶ必要があります。
リスニング力の向上と、問題用紙の事前確認が効果的です。

リスニング力を向上させるには、ネイティブの会話に耳と口を慣れさせることがおすすめです。
公式問題集のパート3音声をコピーすることから始めてみると効果的です。

よく聞いてマネして発音してみてください。

スポンサーリンク

Part4:説明文問題は集中力を保つべし

パート4は説明文問題で、アナウンスやナレーションのミニトークが放送され、4つの答えの中から正しいものを選ぶという内容になっています。
パート4は長い英文であるため、集中力を保つことが大切です。

聴き取れなかった単語に気を取られないようにすることも大切です。
また、公式問題集を繰り返し聴き込むことも推奨されます。

なお個人的経験からですが、解答は最後にまとめて行うことがミスを減らすため有効です。

スポンサーリンク

Part5:短文穴埋め問題は文法知識を増やして対策するべし

パート5は30問の短文穴埋め問題であり、不完全な短文を完成するために選択肢から正解を選ぶものです。
基本的な文法の把握と、単語の意味、フレーズの理解がポイントであり、これらについて基本的文法書を反復し覚えることをお勧めします。

同じような単語やフレーズも覚えましょう。
試験中に全問解けるためには時間を節約することが望ましいですが、分からない問題については適当にマークして次に進むことをお勧めします。

最後に時間が余ったらパート5を見直す時間に使うとよいです。

スポンサーリンク

Part6:長文穴埋め問題は文脈の流れをつかむべし

パート6は長文穴埋め問題で、読んで理解してから穴埋めする力が必要です。
単語や句が不明な場合は単語帳を使って単語力を向上させることが有効です。

文法問題集でも同様のトレーニングができます。
英文の理解が困難な場合は、日本語訳付きの問題集を使用し日本語に訳された文章を参考にするのも効果的です。

文章の流れ、文法力、単語力を問われるパートです。

スポンサーリンク

Part7:文書読解は数をこなしてスピード感をつかむべし

パート7は、リーディングセクションの最後であり、さまざまなシチュエーションの文書が印刷された問題形式です。
このパートを正答するには単語力と読解力が必要で、単語力は単語帳で鍛え、読解力は多読で上げることが大切です。

また、正確な日本語訳を確認することも大切ですが、本番では意味を推測することも大切です。
公式問題集や教科書などで対策することが効果的です。

普段から英語で書かれた広告などを意識するとより効果的な対策ができます。

スポンサーリンク

まとめ

TOEIC対策の基本は出題形式に慣れるまで練習することです。

出題形式が大きく変わることはないので、数をこなして得点力を上げて行って下さい。

英語ができることが必ずしも直接TOEICができることに結び付くわけではないですが、TOEIC対策で学んだ英語力はビジネスのみならず日常生活でも役に立つことは経験を通して実感しています。


千里も道も一歩から。Just do it!!