【1971年春】英語ソングオススメ10曲!年代別洋楽コレクション特集
1971年春によく聞かれていた洋楽を10曲選択しました。名曲を懐かしみ振り返ってみてはいかがでしょうか?楽曲と共に過ごした記憶がよみがえるかもしれません。
曲名 | アーティスト | リリース日 |
What’s Going On | Marvin Gaye | 1971年5月21日 |
Imagine | John Lennon | 1971年4月12日 |
Brown Sugar | The Rolling Stones | 1971年4月16日 |
Joy to the World | Three Dog Night | 1971年2月 |
Do You Know What I Mean | Lee Michaels | 1971年5月 |
Wild Horses | The Rolling Stones | 1971年6月12日 |
It Don’t Come Easy | Ringo Starr | 1971年4月9日 |
Love Her Madly | The Doors | 1971年3月 |
She’s a Lady | Tom Jones | 1971年1月 |
One Toke Over the Line | Brewer & Shipley | 1971年3月 |
- “What’s Going On” – Marvin Gaye
- “Imagine” – John Lennon
- “Brown Sugar” – The Rolling Stones
- “Joy to the World” – Three Dog Night
- “Do You Know What I Mean” – Lee Michaels
- “Wild Horses” – The Rolling Stones
- “It Don’t Come Easy” – Ringo Starr
- “Love Her Madly” – The Doors
- “She’s a Lady” – Tom Jones
- “One Toke Over the Line” – Brewer & Shipley
- まとめ
“What’s Going On” – Marvin Gaye
【What’s Going On】は、1971年にMarvin Gayeが発表したソウルミュージックの名曲です。社会的な不安や不満をテーマにした歌詞が特徴で、ベトナム戦争に対する抗議やアフリカ系アメリカ人の人権運動に関する問題が取り上げられています。当時の音楽業界にあった規範やステレオタイプに反する内容であったため、最初はレコード会社から拒否されていましたが、Marvin Gayeが自らプロデュースを手掛け、独自の音楽性を持ち込んだことで大ヒット曲となりました。曲のエッセンスは、平和や愛、人種差別、貧困、環境問題など、社会的な問題に関するもので、その強いメッセージ性や、Marvin Gayeのソウルフルなヴォーカルが、多くの人々の心を打ちました。現在でも、時代を超えて多くの人々に愛され、高く評価されています。
リリース日:1971年5月21日
“Imagine” – John Lennon
【Imagine】は、元The BeatlesのJohn Lennonが1971年にリリースした楽曲で、彼の最も有名な曲の1つです。世界平和への願いを込めた、穏やかで感情的なバラードとして知られています。John Lennonは、自分がイメージした理想の世界を描写し、人々が寛容、協力、平和な社会を築くことができる可能性を示唆しています。シンプルなピアノのイントロから始まり、John Lennonの声が静かに歌いかけるように始まります。貧困、宗教、民族、政治など、世界中のさまざまな問題を扱っており、彼の願いは、人々がこれらの問題を超えて、平和で調和のとれた社会を築くことです。この曲は、John Lennonの死後も、彼の遺産として愛され続けており、多くのアーティストによってカバーされています。また、その印象的な歌詞とメロディーは、人々にインスピレーションを与え、世界平和への願いを再確認させる力を持っています。
リリース日:1971年4月12日
“Brown Sugar” – The Rolling Stones
【Brown Sugar】は、1971年にリリースされたイギリスのロックバンド、The Rolling Stonesの楽曲です。黒人女性に対する情熱的な愛の歌詞が特徴で、アメリカの南北戦争時代の奴隷制度の暴力的な過去を暗示しています。Keith Richardsのギターリフが特徴的で、彼の鋭いリフとMichael Jaggerのストレートなヴォーカルが相まって、疾走感あふれるロックンロールナンバーに仕上がっています。1971年のアルバム【Sticky Fingers】に収録され、全米チャートで1位を獲得し、ストーンズの代表曲の一つとして知られています。また、アフリカ系アメリカ人によるクラブ音楽とのクロスオーバーに成功し、ファンク、ソウル、R&B、ヒップホップなどのジャンルにも影響を与えました。さらに、楽曲中のフレーズ【Brown Sugar】は、楽曲以外にも様々な場面で使用され、ポピュラーカルチャーにおいても広く認知されています。
リリース日:1971年4月16日
“Joy to the World” – Three Dog Night
【Joy to the World】は、Three Dog Nightが発表した楽曲で、チャートで1位を獲得しました。アメリカの作曲家Hoyt Axtonによって書かれ、コーラスの【Jeremiah was a bullfrog】が特に有名です。楽しくて覚えやすい歌詞と、陽気で軽快なメロディが特徴です。最初は、長い冬の終わりと春の始まりを祝うために書かれた曲でしたが、その後、多くの人々に愛されるクラシックロックの名曲となりました。また、映画『The Big Chill』のサウンドトラックでも使用され、その人気をさらに高めました。Three Dog Nightは、その後も多くのヒット曲を生み出し、数十年にわたって音楽シーンで活躍していますが、【Joy to the World】は彼らの代表曲として今もなお愛され続けています。
リリース日:1971年2月
“Do You Know What I Mean” – Lee Michaels
【Do You Know What I Mean】は、アメリカのシンガーソングライター、Lee Michaelsが1971年に発表した楽曲です。彼の代表曲の1つであり、全米チャートで最高位6位を獲得しました。不安定な関係に苦しんでいる男性の気持ちをテーマにしています。彼は、女性が彼を置き去りにし、どうすればよいか分からずにいます。彼は、誰かが自分に手を差し伸べてくれることを願っており、この曲でその願いを表現しています。強力なギターリフに加えて、Lee Michaelsのユニークなボーカルスタイルが特徴的です。彼のハイトーンの声は、この曲に感情的な深みを与えています。また、曲の構成はシンプルで、簡単に歌い覚えられるメロディが印象的です。この曲は、70年代初頭のロックンロールとブルースの融合を代表する楽曲の1つとなりました。それは、その強力なリフと、彼のエネルギッシュなボーカルスタイルによって、多くの聴衆に親しまれました。
リリース日:1971年5月
“Wild Horses” – The Rolling Stones
【Wild Horses】は、1971年にリリースされたイギリスのロックバンド、The Rolling Stonesの楽曲で、バンドの代表曲のひとつです。Michael JaggerとKeith Richardsが共同で作詞作曲し、バンドのアルバム【Sticky Fingers】に収録されています。深い哀愁と感傷的なメロディが印象的なバラードです。Michael Jaggerの切ないヴォーカルと、Keith Richardsとメロディックなギターフレーズが絶妙にマッチしており、多くの聴衆の心を捉えました。この曲は、ロックンロールの伝統に則った楽曲ではなく、アコースティックギターとピアノを主体としたアコースティックバラードとして作られました。そのため、バンドのスタイルとしては珍しいものとなっています。また、多くのアーティストによってカバーされており、センシティブな音楽ファンにとっては、ロックンロールの古典として不朽の名曲となっています。
リリース日:1971年6月12日
“It Don’t Come Easy” – Ringo Starr
【It Don’t Come Easy】は、元The BeatlesのRingo Starrが1971年に発表したシングル曲で、自身初のソロヒット曲となりました。曲はRingo Starrが主に作詞を手がけ、元The BeatlesのメンバーであるGeorge Harrisonがプロデュースを担当しています。この曲は、Ringo Starr自身が経験した困難や挫折を乗り越えて成功を収めたというメッセージが込められており、ポジティブな歌詞と軽快なメロディが特徴です。特に、George Harrisonが作曲したギターリフは、耳に残るフックとなっています。この曲は、全英シングルチャートで4位、全米ビルボード・Hot 100で4位を記録し、Ringo Starrのソロキャリアにおいて大きな成功を収めました。今でも、Ringo Starrの代表曲として愛されています。
リリース日:1971年4月9日
“Love Her Madly” – The Doors
【Love Her Madly】は、アメリカのロックバンド、The Doorsが1971年にリリースした楽曲で、アルバム『L.A. Woman)』からのシングルカット曲です。曲はRobby Kriegerが書き、Ray Manzarekがキーボードを演奏し、Jim Morrisonがボーカルを担当しています。The Doorsのシングルとしては珍しく、オールデイズ風のポップな曲調となっています。女性に夢中になっている男性の心情をテーマにしており、キャッチーなメロディーに乗せて、自分が彼女をどのように愛しているかを綴っています。全米12位を記録し、The Doorsの代表的なヒット曲の1つとなりました。また、その後のコンピレーションアルバムでも頻繁に取り上げられており、ロックンロールの名曲の1つとして広く親しまれています。
リリース日:1971年3月
“She’s a Lady” – Tom Jones
【She’s a Lady】は、Tom Jonesのシングル曲で、1971年にリリースされました。ミッドテンポのポップソングで、ポジティブで軽快な雰囲気を持っています。曲は、Paul Ankaが作詞作曲を手がけ、Tom Jonesが歌い上げました。歌詞は、女性を称賛するもので、彼女が魅力的であることを讃えています。Tom Jonesは、曲を非常に気に入っており、ライブやテレビ出演で定番の曲となっています。”She’s a Lady”は、彼のキャリアの中でも最も成功した曲の1つであり、Tom Jonesの代表曲の1つとなっています。
リリース日:1971年1月
“One Toke Over the Line” – Brewer & Shipley
【One Toke Over the Line】は、Brewer & Shipleyが発表した楽曲で、illboard Hot 100で10位まで上昇しました。この曲は、薬物使用を描写した歌詞で知られています。”One Toke Over the Line”というフレーズは、マリファナの使用に関するスラングであり、この歌は反体制的なカウンターカルチャーの一部として人気を博しました。濃密でポップなアコースティックギターと、高音域で歌われる重要なボーカルが特徴的です。また、曲の後半では、より速いテンポとより強いドラムビートが加わり、エキサイティングなクライマックスを迎えます。当初はラジオ局によって禁止されることがありましたが、多くの聴衆に支持され、1970年代の反戦運動とカウンターカルチャーのシンボルとなりました。今日でも、その時代の象徴的な曲として愛され続けています。
リリース日:1971年3月
まとめ
1971年春の人気曲を様々なジャンルから選択しました。ポップス、バラード、ソウルミュージックなど、ジャンルの異なるアーティストの楽曲をお楽しみください。洗練されたメロディ、キャッチーな歌詞、そして多様な音楽ジャンルを取り入れたアレンジが特徴的な楽曲達です。力強くメッセージ性のある曲から元気をもらえます。現在でも広く聴かれているヒット曲も含まれます。名曲は時代を超えます。
千里も道も一歩から。Just do it!!