【1975年春】英語ソングオススメ10曲!年代別洋楽コレクション特集
1975年春によく聞かれていた洋楽を10曲選択しました。名曲を懐かしみ振り返ってみてはいかがでしょうか?楽曲と共に過ごした記憶がよみがえるかもしれません。
曲名 | アーティスト | リリース日 |
Have You Never Been Mellow | Olivia Newton-John | 1975年1月21日 |
Before the Next Teardrop Falls | Freddy Fender | 1975年1月 |
Philadelphia Freedom | Elton John | 1975年2月24日 |
Lovin’ You | Minnie Riperton | 1975年1月 |
Only Women Bleed | Alice Cooper | 1975年4月 |
I’m Not in Love | 10cc | 1975年5月 |
No No Song | Ringo Starr | 1975年1月27日 |
Shining Star | Earth, Wind & Fire | 1975年1月21日 |
Walking in Rhythm | The Blackbyrds | 1975年3月 |
The Hustle | Van McCoy & The Soul City Symphony | 1975年4月18日 |
- “Have You Never Been Mellow” – Olivia Newton-John
- “Before the Next Teardrop Falls” – Freddy Fender
- “Philadelphia Freedom” – Elton John
- “Lovin’ You” – Minnie Riperton
- “Only Women Bleed” – Alice Cooper
- “I’m Not in Love” – 10cc
- “No No Song” – Ringo Starr
- “Shining Star” – Earth, Wind & Fire
- “Walking in Rhythm” – The Blackbyrds
- “The Hustle” – Van McCoy & The Soul City Symphony
- まとめ
“Have You Never Been Mellow” – Olivia Newton-John
【Have You Never Been Mellow】は、Olivia Newton-Johnが1975年に発表した楽曲で、アルバム『Have You Never Been Mellow』のタイトルトラックとしてリリースされました。穏やかでポジティブな歌詞が特徴で、自然に浸ることの素晴らしさ、そして自分を信じることが大切だというメッセージを伝えています。曲の冒頭には、Olivia Newton-Johnが太陽について歌っており、彼女の気持ちが表現されています。全米シングルチャートで最高位1位を獲得し、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスなどでも大ヒットしました。ファンやポップス・ファンには、彼女の代表作の一つとして愛され続けています。また、この曲の成功により、Olivia Newton-Johnはポップスシンガーとしての地位を確立し、多くの人々に愛されるアーティストとなりました。
リリース日:1975年1月21日
“Before the Next Teardrop Falls” – Freddy Fender
【Before the Next Teardrop Falls】は、Freddy Fenderが1975年に発表したシングル曲で、Billboard Hot 100で2位を記録し、カントリーチャートでは1位を獲得しました。彼自身のスペイン語と英語のバイリンガルなヴォーカルスタイルを持ち、ラテン音楽とカントリーミュージックを融合させた曲として注目を集めました。次の涙が落ちる前に、もう一度愛し合おうというメッセージが込められています。その切ない歌詞とFreddy Fenderの情感溢れる歌声が相まって、多くの人々に愛される曲となりました。この曲は、Freddy Fenderにとってキャリアを再構築するきっかけとなり、その後彼は【Wasted Days and Wasted Nights】や【Secret Love】などのヒット曲を生み出しました。また、多くのアーティストによってカバーされ、カントリー音楽やラテン音楽のフュージョンを広めるきっかけの一つとなりました。
リリース日:1975年1月
“Philadelphia Freedom” – Elton John
【Philadelphia Freedom】は、1975年にElton Johnが発表した楽曲で、アメリカのテニス選手、Billie Jean Kingへのオマージュが込められています。Billie Jean Kingが所属するフィラデルフィア・フリーダムズにちなんで名付けられたこの曲は、彼女のために書かれたもので、アメリカ国内での彼女の活躍を称えたものとして知られています。華やかなピアノのイントロから始まり、軽快なリズムに乗ってElton Johnが力強く歌い上げる、ポジティブなメッセージが詰まった楽曲です。コーラスの部分では、華やかなストリングスのアレンジが聴かれます。全米チャート1位を獲得するなど、大きなヒットとなりました。なお、この曲はBillie Jean Kingとの親交を深めるきっかけとなり、後に彼女とElton Johnは親友として知られるようになりました。
リリース日:1975年2月24日
“Lovin’ You” – Minnie Riperton
【Lovin’ You】は、アメリカのシンガーソングライターであるMinnie Ripertonによる1975年の楽曲です。高いピッチのボーカルと、アコースティックギターの柔らかいサウンドが特徴で、エンディングには高音で【Loving You】を連呼する有名なパートがあります。全米チャートで最高位3位を獲得し、Minnie Ripertonの最も成功したシングルの1つとなりました。深い愛情を表現しており、自分の子供に向けて歌った曲であると言われています。また、Minnie Ripertonの歌唱力を示す代表曲として知られています。その美しいメロディと力強いボーカルによって、多くの人々に愛され続けています。また、多くの映画やテレビ番組で使用され、広く知られる曲となっています。
リリース日:1975年1月
“Only Women Bleed” – Alice Cooper
【Only Women Bleed】は、1975年に発表されたAlice Cooperの楽曲で、アルバム『Welcome to My Nightmare』に収録されています。女性が受ける暴力や虐待といった問題についてテーマにされています。女性の視点から描かれ、女性が恋愛関係で受けた心の傷や苦痛、そして暴力や虐待による傷つき方が語られています。【男性が女性に対して暴力を振るうことはないはず】というような主張も含まれており、当時の社会問題に対するメッセージ性が感じられます。静かなピアノのイントロから始まり、アコースティック・ギターやオーケストラのストリングスなど、豊かなアレンジが印象的です。Alice Cooperにとって初のバラード・ヒット曲となり、多くの人々に感動を与えた楽曲の一つです。女性に対する暴力や虐待が社会問題となっている現在でも、この曲は今なお多くの人々に支持され愛されています。
リリース日:1975年4月
“I’m Not in Love” – 10cc
【I’m Not in Love】は、1975年にリリースされた10ccの楽曲で、バンドの代表曲のひとつとして知られています。軟調で繊細な楽曲構成や、コーラスを多用したボーカルアレンジが特徴的で、当時の先鋭的な音楽的傾向を象徴する楽曲として高く評価されました。曲の制作には、バンドが独自に開発した音響技術【ゴダリング】が使用されています。これは、複数の録音トラックをオーバーダビングする際に使用されるテクニックで、”Be quiet, Big Boys Don’t Cry”という女性の音声サンプルが多数使用されていることが有名です。恋愛に対する感情の複雑さを歌詞で表現しています。歌詞は、主人公が【愛していない】と歌っているにもかかわらず、彼女に会いたいという気持ちが止まらないという、相反する感情を表現しています。これは、当時の社会情勢が、男性の感情を自由に表現することを妨げるものであったため、共感を呼んだ部分があるとされています。この曲は、全英シングルチャートで最高位2位、Billboard Hot 100で最高位7位を獲得し、バンドの代表曲として、そして1970年代のポップミュージックを代表する楽曲のひとつとして広く認知されています。
リリース日:1975年5月
“No No Song” – Ringo Starr
【No No Song】は、Ringo Starrが1975年に発表した楽曲で、ハリウッドのパーティーシーンを描いた軽快な楽曲です。この曲は、Harry Nilssonが共同作曲したことでも知られています。曲のタイトルは、パーティーで過剰な行動をとってしまった友人を叱るリフレイン【No, no, no, no】に由来しています。Ringo Starrは、この曲でシングルチャートで8位まで上昇し、ヒット曲となりました。シンプルでメロディアスな楽曲構成や、陽気なリズム、そしてRingo Starrの独特なボーカルが特徴的です。また、曲の中でハリウッドの華やかなパーティーシーンを描写した歌詞も印象的です。
リリース日:1975年1月27日
“Shining Star” – Earth, Wind & Fire
【Shining Star】は、アメリカのR&BバンドであるEarth, Wind & Fireによって1975年にリリースされたシングル曲です。この曲は、グラミー賞を獲得し、バンドの初の全米チャート1位を獲得しました。ポジティブで軽快なメロディーと、力強いブラスセクションとともに、壮大な歌詞で知られています。人々が彼ら自身の光を発見し、輝かしい未来を目指すことを励ますもので、聴衆に勇気と希望を与える力があります。この曲は、Earth, Wind & Fireが発表したアルバム【That’s the Way of the World】に収録されており、バンドの最も象徴的な曲の一つとなっています。また、この曲は多くのアーティストによってカバーされ、音楽の歴史において重要な位置を占める曲となっています。
リリース日:1975年1月21日
“Walking in Rhythm” – The Blackbyrds
【Walking in Rhythm】は、The Blackbyrdsによって発表されたファンク/ジャズ・フュージョンの楽曲です。キーボードのKevin ToneyとベーシストのJoe Hallによって書かれ、ハイライト・アルバム『Flying Start』に収録されました。軽快なビートに乗せて、プロモーション・フィルムやコマーシャルでよく使用されています。また、数々のサンプリングやカバーがされています。”The Blackbyrds”は、Donald Byrdによって率いられたジャズ・フュージョン・グループの一員で、1970年代に活躍しました。この曲は、Donald Byrdが設立したレーベル、”Fantasy Records”からリリースされ、バンドの最大のヒット曲の一つとなりました。グループの音楽的スタイルを象徴する曲の一つであり、ファンク、ジャズ、R&Bを融合させた独自のサウンドが特徴です。
リリース日:1975年3月
“The Hustle” – Van McCoy & The Soul City Symphony
【The Hustle】は、Van McCoy & The Soul City Symphonyが1975年にリリースした楽曲で、ダンス・ソングとして大ヒットした曲です。ダンス・フロアでの踊り方を表現するような独特なリズムと、ブラス・セクションのメロディーが特徴的です。ダンス・ミュージックの中でも、特にディスコ・ミュージックの黄金期を代表する楽曲のひとつとして知られています。この曲の大ヒットにより、全米シングルチャートで1位を獲得し、同年のグラミー賞では、最優秀インストゥルメンタル・ポップス・パフォーマンス賞を受賞しました。”The Hustle”のリズムは、後に多くの楽曲でサンプリングされ、その影響力は現在でも残っています。また、この曲は映画やテレビ番組のサウンドトラックでも使用され、世界中で多くの人々に愛され続けています。
リリース日:1975年4月18日
まとめ
1975年春の人気曲を様々なジャンルから選択しました。ポップス、バラード、ディスコミュージックなど、ジャンルの異なるアーティストの楽曲をお楽しみください。洗練されたメロディ、キャッチーな歌詞、そして多様な音楽ジャンルを取り入れたアレンジが特徴的な楽曲達です。力強くメッセージ性のある曲から元気をもらえます。現在でも広く聴かれているヒット曲も含まれます。名曲は時代を超えます。
千里も道も一歩から。Just do it!!