英国大学院を出た現役英会話講師Doramonが考える英語学習方法について語る企画です!!
文法を学ぶ。聞いただけで嫌になる気がするかもしれません。
もともと小学生時代から英単語を覚える程度ですが、生活に英語があった私は中学生になり本格的に英語学習に取り組むことにワクワクしたことを覚えています。
しかし、半年もたたないうちに挫折。それはなぜか?
文法用語により英語学習が難解になっている
中学時代に英語に挫折し、その後英語力が伸びることはありませんでした。
その原因は難解な文法用語を理解することができなかったからです。
【関係代名詞】、この文法用語が理解できず英語に強い苦手意識を当時持ちました。
関係?代名詞?意味不明だ。
使用法としてはただ置き換えているだけに過ぎないのに、苦手意識は積もり積もって英語に関心を失っていきました。
本格的に英語学習に取り組み始めたのは30歳過ぎのころです。
その時に気づいたことを中学生だった私に言い聞かせたいです。
文法の正しい学び方はこれ
難解な文法用語によって英語に対して苦手意識がずっとありました。
そこで考えました。ネイティブはどうやって英語学習をしてきたのだろうかと。
彼らと同じ英語学習方法を採用すれば、英語力が付くのではなかろうかと。
そして最適解にたどり着きました。取り組むべき文法書はこちらです。
赤い方は基本中の基本です。高校生レベルの英語力がある場合は、青い方に取り掛かるとよいでしょう。
English Grammar in Useの特徴
とにかく例題が多いです。
例題を多くこなすことで文法用語を意識することなく確実な英語力を習得できます。
私も初めての語学留学の友として、こちらの文法書を持ち歩きひたすら繰り返し学習しました。
英文法の辞書としても使え、今でも文法を確認するときに利用しています。
日本人にとっては難解と感じる、”a”、”an”、”the”の使用法の違いなどに関しても詳しく記されているので、英語学習に再び取り組もうとしている方にも有効です。
English Grammar in Useの使い方
例題が多くあるのですが、何度も使用することを想定して答えを直接書くことは避けた方がいいです。
自由帳などを用意し、何度も例題に挑戦するといいです。
間違えた問題には”正しいの字”を書くなどして、自分の弱点を知ると少しずつ英語力は高まっていきます。
なお、多くのエディションが出ているのですが、最近のものではアプリなどを利用してタブレットで持ち歩くこともできるようです。
持ち歩くにはなかなか重量感があるので、テクノロジーを利用して自分なりの英語学習方法を確立させてください。
英語学習は英語漬けの環境で行うと理解が早い
語学留学だけが英語学習の手段ではありません。
英語学習に理想的な環境は英語に囲まれることです。
日本にいても同様の環境を作れば、真摯に英語に向きあうことができます。
まずは文法書、そして辞書を英語バージョンに替えてみてはいかがでしょうか。
日本語訳があるとどうしてもフィルターがかかっているので、ダイレクトに英語を学ぶよりも効率が落ちます。
英語を英語で学ぶことは、最初は時間がかかるかもしれませんが長い目で見た時には最も効果的なのです。
回り道をするくらいなら、ゆっくりでもまっすぐに進んだ方がゴールに近づくことができるのです。私の実体験に基づく結論です。
まとめ
日本語訳された英語文法用語はダイレクトに意味が伝わらず英語学習の大きな壁になっていると感じてきました。
英語を英語で学ぶことが最適だと、本格的に英語に向きあったときに気が付きました。
時間はかかりましたが、確実な力を習得したと自らの経験をもって言えます。
関係代名詞の意味が分からずに英語をあきらめていた私が、今では英語講師をしています。
あきらめずに挑戦をすれば可能性は広がります。
そしてどうせ学ぶなら楽しく学んだ方がいいです。
【English Grammar in Use】での英語学習を通して、英語がどんどんわかってくる感覚を楽しんで下さい!
☆英文法は英語付けの環境で反復練習☆
千里も道も一歩から。Just do it!!