巷に騒がれる、岸井ゆきの殿:食えるようになっても寿司屋を続けたについて、
さても気になる話じゃ!今宵はこの御方を追ってみようぞ!
【略歴】
- 1992年2月11日、神奈川県秦野市にて生誕。
- 高校の頃、山手線の中で声を掛けられる。
- 2009年、ドラマ『小公女セイラ』にて役者としてこの道へ。
- 二十歳の折、自ら劇団の稽古の場などに応募するようになる。
- 2011年、舞台『43』にて初舞台。
- 2012年、三鷹市芸術文化センターで上演された舞台『宮本武蔵』に参加。
- 2013年10月17日、Eテレの短編ドラマ『3つの告白』第3話にてドラマ初主演。
- 2014年11月、舞台『サナギネ』にて舞台初主演。
- 2016年、NHK大河ドラマ『真田丸』にて大河初出演。
- 2017年11月4日、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』にて映画初主演。同作で第39回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞。
- 2018年後期、NHK連続テレビ小説『まんぷく』にて朝ドラ初出演。
- 2020年、映画『愛がなんだ』にて第43回 日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。
- 2022年12月、主演映画『ケイコ 目を澄ませて』が公開。同作で第77回毎日映画コンクールの女優主演賞、第46回 日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。
【台詞の無い仕事ばかりだった二十歳】

岸井ゆきの殿は1992年2月11日の生まれ、神奈川県秦野市の出にござる。
この道へ入った切っ掛けは、高校の頃。山手線の中で声を掛けられたことであった。
そして2009年、ドラマ『小公女セイラ』にて役者としての一歩を踏み出される。
だが、ここからが順風ではなかった。
事務所には一応所属しておられた。だが回ってくるのはその他大勢の役や、台詞の無い仕事ばかりであったという。
お主ら、想像してみよ。画面には映る。だが名前は出ぬ。台詞も無い。これが何年も続いたら、どう思われるであろうか。
多くの者は、ここで諦める。あるいは事務所の言うがままに待ち続ける。
だが岸井ゆきの殿は違った。二十歳の折、自分で劇団の稽古の場に応募するようになられたのじゃ。
待つのではなく、自分で扉を叩く。ここが分かれ目でござった。
2011年には舞台『43』で初舞台を踏まれる。そして2012年、前年に参加した劇作家の稽古の場での働きが認められ、そこから出演を頼まれる形で舞台『宮本武蔵』に加わられた。
自分から動いた場所で見つけてもらう。事務所が持ってくる仕事を待っておっては、決して起きなんだことでござる。
ここでお主らに問いたい。夢を追うて事務所に入った。ところが回ってくるのは名も無い役ばかり。三年、四年と経つ。お主なら、どうする?
待つ者が多かろう。事務所が悪いと言う者もおろう。だが岸井ゆきの殿は、危機感を覚えたと語っておられる。そして自分の足で外へ出られた。この一歩が、後の全てを決めたのでござる。
【食えるようになっても寿司屋を続けた】

さて、この記事で吾輩が最も伝えたいのが、この話でござる。
岸井ゆきの殿は長らく、寿司屋で働いておられた。役者として食えぬ間の稼ぎでござる。ここまでは、よくある話じゃ。
だが、この御仁が並と違うのはここからでのう。
役者の仕事だけで何とか暮らせるようになった後も、2019年頃までその寿司屋を続けておられたのじゃ。
もう辞めてよいのでござる。むしろ普通は、辞めることこそが目標であろう。「これで食えるようになりました」と胸を張れる日なのじゃから。
それでも続けられた。そして、話にはさらに続きがある。
いまでも年末年始の忙しい時期になると、挨拶も兼ねて、おせち作りを手伝いに行っておられるという。
世話になった場所を、忘れぬ。しかも口先ではなく、手を動かして返しに行かれる。
この間にも、役者としての歩みは進んでおった。
2013年10月17日にはEテレの短編ドラマでドラマ初主演。2014年11月には舞台『サナギネ』で舞台初主演。2016年にはNHK大河ドラマ『真田丸』にも出ておられる。
2017年11月4日には映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を果たし、同作で第39回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞。
2018年後期にはNHK連続テレビ小説『まんぷく』にも出演された。この時、齢は二十六。ところが演じる役は登場の時点で十四という設定であった。
そこで声の調子を少し上げ、化粧をせぬようにしてもらうといった作り方をされたという。二十六が十四を演じる。工夫の要る仕事でござった。
寿司屋の話に、もう少し付け加えておこう。
役者というのは、いつ仕事が途切れるか分からぬ生業でござる。だからこそ、稼ぎの道を残しておくのは賢いとも言える。
だが2019年頃といえば、この御仁は既に映画で初主演を務め、映画祭で最優秀新人賞まで受けておられた時期じゃ。それでもなお、寿司を握る店に立っておられた。
賢さというより、義理でござろう。世話になった場所を、都合が良くなったからといって切らぬ。そういう性分の御仁なのでござる。
【未来予想図-主演女優賞を掴んでから】

さて、岸井ゆきの殿の現在(いま)である。
2020年、映画『愛がなんだ』にて第43回 日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞された。
そして2022年、この御仁にとって大きな年が来る。
1月期のNHK総合『恋せぬふたり』にて、良い時間帯の連続ドラマで初主演。7月には初めての写真と文の本『余白』を出版された。
そして12月、主演映画『ケイコ 目を澄ませて』が公開される。実在する拳闘家の自伝を元にした物語でござった。
この作で受けた賞が凄まじい。第77回 毎日映画コンクールの女優主演賞、そして第46回 日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞。作そのものも同コンクールの日本映画大賞を受けておる。
台詞の無い仕事ばかりであった娘が、頂の賞まで辿り着かれたのでござる。
2024年2月にはNHK総合『お別れホスピタル』にて、良い時間帯の連続ドラマで単独初主演も果たしておられる。
人となりを表す話も一つ。ご自身の言葉の選び方について、取材や舞台挨拶の場では自分の考えや思いがきちんと伝わるような言葉を選ぶよう心がけておると語っておられる。
惹かれるのも「言葉選びが素敵な人」「言葉選びが面白い人」だという。言葉を大切にする御仁が、言葉の少ない役で最優秀主演女優賞を取られた。何とも味わい深い巡り合わせでござるな。
この先どのような役でお主らの前に現れるか、吾輩も楽しみにしておるぞ。
趣味は映画を観ることと、音楽を聴くこと。演じる側でありながら、観る側としても作を追い続けておられる。
親友として名を挙げておられるのは、歌を作る関取花殿。言葉を大切にする者どうし、通じるものがあるのでござろうな。
台詞の無い仕事から始まり、自分で扉を叩き、世話になった店を切らず、そして頂の賞へ。
派手さは無い。だが一つ一つの選び方が、ことごとく誠実でござる。この御仁の歩みは、そういう強さでできておるのう。
2022年7月には初めての写真と文の本『余白』を出しておられる。掲げられたのは「30歳になった女性として、いましか手元にとどめておけないもの」という考えであった。
三十という節目に、いまの自分を紙に残しておく。これもまた、後から振り返るための誠実な仕事でござろう。
その本の中では、惹かれる相手についても書いておられる。「言葉選びが素敵な人」「言葉選びが面白い人」だという。
顔でも肩書きでもなく、言葉の選び方を見ておられるのじゃ。この一点だけでも、この御仁の人となりが知れようというもの。
台詞の無い日々から、言葉の少ない役での最優秀主演女優賞まで。遠回りに見えて、実はまっすぐな道でござったのう。
2022年1月期の『恋せぬふたり』では、良い時間帯の連続ドラマで初めて主演を務められた。そして2024年2月には、同じ時間帯で単独初主演も果たしておられる。
初主演から単独初主演まで、二年でござる。台詞の無い仕事を続けておった頃を思えば、驚くべき早さでござろう。
大河ドラマにも出ておられる。2016年の『真田丸』で、真田信繁の側室である たか を演じられた。舞台、映画、朝ドラ、大河。出る場所を選ばずに積み上げてこられたのじゃ。
【食えるようになっても寿司屋を続けたについてのまとめ】
今回は岸井ゆきの殿について調査してみた!
吾輩は岸井ゆきの殿に対して、食えるようになっても寿司屋を続けた、義理堅い姫、と思ったんだがお主は岸井ゆきの殿についてどう思ったかな?
世の中にはまだまだ、知られておらぬ話が溢れておる。
引き続きこの書記にて調べ、書き記していく所存ゆえまた応援のほどよろしくお頼み申す!
それではまた次の記事にて会おう!
嘘か誠かの判断は自己責任にて!
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